宮崎勤は生き延びることができるか?

昨日安田さんのスペースで、「(岡田斗司夫等が言っているように)ネット以前の昔のオタクは、今のオタクと違いコミュ力が必須のサバイバル能力だったんでエリートとも言える。しかし今のオタクはネットがあればコミュ力なんて必要ないので堕落している」てような話をした。

例えば1970年生で53歳引きこもり無職中年童貞のオラは、ナウシカ公開が小学校の時で、北海道のド田舎の中学生の時は他に誰もナウシカなんて見ないし知らないのに、(当時そんな言葉はまだ無かったが)オタクだった。すると当然今と違い、コミュ力や常識知らんとオタクでいられず、圧殺される。

まだ宮崎勤事件以前だったが、ナウシカのようなアニメを(中学生のような)大人になってもまだ見ているようなやつは、「犯罪者」扱いなわけ。仲間は一人もいない。友達や情報欲しければ、世間並みの「文通したり友達付き合い」できるスキルが必須なわけで、それが無いと宮崎勤みたいになり圧殺される。

ネットがある現代なら、「文通したり友達付き合い」できるスキルや常識無くても、仲間も情報もいくでも入手できる。宮崎勤みたいなやつでも現在だったら、くれくれくんでVHSビデオソフトを文通で入手して嫌われ弾かれ孤立することもなく「生き残れてしまう」。淘汰されない。

その結果、ネット以前のオタクは必然的に、「一般的なコミュ力や礼儀、常識」などが培われ、淘汰され、ほぼ全員がエリートオタクになった。一方ネット全盛の現代では、宮崎勤みたいなそれこそ「犯罪者予備軍」であっても、淘汰されず「生き残れてしまう」。どっちが良い悪いではなく、そういう違いが。

という話してたら、人語の通じない変なやつがトンチンカンな絡みをしたり、切れて怒鳴ったりしてきた。オラそんな無駄なやつに無駄な時間を費やさないので、前からブロックしてたが、他人のスペースなんで怒らず丁寧に何度も対応。小宮崎勤みたいな彼は、現代だから「生き残れちゃう」典型例なわけ。

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