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2023年中道通り商店会の振り返り

3年ぶりの新年会はホテルで

新型コロナウィルス感染症とのつきあいも3年目を迎えた2023年。
前年からの「withコロナ」の流れを受け、感染対策に配慮しながら、3年ぶりになんとしても新年会を開催したいという想いのもと、役員の皆さんと検討した結果、吉祥寺エクセルホテル東急さんで、着席でコース料理を楽しみながら、会員同士の親睦をはかるスタイルで開催にこぎつけました。
ボクが商店会に関わる前に当時の第一ホテルで開催したことがあるかもしれないので、正しくはここ20年あまりということだと思いますが、はじめてホテルでフォーマルな形の新年会を開催しました。
商店会から参加費用の補助があることから、1会員1名という限定的な参加方法になりましたが、やってみる価値はあったかなと思います。

今考えれば、2度とこの方法はないかもしれない
貴重な新年会

3月には会員交流会も開催

さらに、翌月には、会員店舗、事業所からの参加人数に制限のないコロナ前に実施していたようなスタイルの会員交流会を、カフェウェディング22さんを貸し切り、復活させました。

会員同士、様々な業種の方々が一堂に会して知り合いになる

そしてお互いのお店や事業のことを理解する

自分のお客様を知り合ったお店に紹介する

さらに知り合った者同士、何か始めようと化学反応が起きる

この流れを作ることが目的の会員交流会を復活させられたこと。
そして、商店会に入会している意味も含めて会員にカタチとして提供できたことで、商店会活動を「取り戻した」手ごたえを感じました。

うちの商店会らしさを取り戻した瞬間

とにかく2→5は大きい

商店会にとって、新型コロナウイルスが、2類から5類に分類が変わったことは大きい。
コロナも3年目を迎え、一部の会合やイベントが制限付きや個人の判断で再開していた春先までと違い、大手を振って会議やイベントが開催できるように環境が戻ったことはこの上なく嬉しかった。

外国人観光客も戻ってきた

夏頃までは欧米からのお客様が目立ちましたが、特に秋以降は、8月上旬に中国が日本への旅行を解禁したこともあり、アジア圏からの旅行者が見るからに増えて行きました。
平日の午前中、お店が開く前から中道通りを歩く家族連れや団体の方々からは、韓国語や中国語などアジアからの「声」がたくさん響くようになりましたし、「吉祥寺プティット村」というインバウンド客の観測スポットとして最高の会員店舗があるのでわかりやすく実感できました。

定期総会を通常開催

6月には、3年ぶりに飲食を伴う会員同士の親睦会も合わせて開催する定期総会を実施できました。
GONZO吉祥寺店さんのご協力で、お店を貸し切りにして頂き、スムーズな議事進行で議案もすべて承認して頂き、早々に会員同士の交流会に。
総会ということで議決権1につき1名参加ということで参加人数は限定的でしたが、コロナ前の商店会の「日常」が戻りました。

吉祥寺秋祭り

前年2022年の秋祭りは、揃いのマスクをしてお神輿を台車にのせて曳き、町内をくまなく回るスタイルでしたが、2023年は地域の方々を担ぎ手に、4年ぶりに「せいやっ!」の掛け声とともにお神輿が中道通りに戻ってきました。

4年ぶりに神輿をあげるということで、担ぎ手の皆さんがどれぐらい戻ってきてくれるのか、商店会と中道祭礼のメンバーの不安は正直半端ないもので、あちこち声をかけたり、SNSで発信したり。
そんな地道な努力が実り、多くの担ぎ手の皆さんと再会を果たしました。

2022年は神輿を台車にのせて曳いたが・・・
2023年は中道通りにお神輿が戻ってきた
担ぎ手の皆さんと

2023年は、改めて「お祭り」が、地域とそこに住み、関わり合う人たちのつながりや絆の醸成にいかに貢献しているものなのかを再認識し、地域の伝統行事を継承していくことの大切さと誇りを実感する年になりました。

キャンドルナイトハートフルストリート   点灯式とマルシェを開催

毎年11月23日からスタートする中道通りキャンドルナイトハートフルストリート。
5年ぶり(2019年は雨で中止)に点灯式を開催しました。
天候にも恵まれ、季節外れの暖かさの中、多くの方々にご来場いただきました。

点灯式の様子

商店会でこのようなイベントを開催する目的は、ひとつにはお客様や地域の方々に喜んで頂くため、そしてもうひとつは、商店会の仲間同士の出会いやつながるきっかけ作りのためにあるのだと思います。
新型コロナウイルスとそのウイルスに立ち向かうための様々な施策が及ぼしたすべての停滞は、私たち商業者とお客様、そして地域の方々のつながりを寸断しました。
しかし、ボクらはそこから学び、改めてコミニュケーションの大切さと行動することの必要性を心に刻むこととなりました。
そういう意味でもボクらはこの停滞していた3年間を礎として、より良き商店会活動をこれからも模索して行くのだと思います。

まとめると

2023年はコロナからの脱却の年。
中道通りだけでなく、吉祥寺のそこかしこでイベントが開催され、どこも大盛況。小さなお子様がいるファミリー層から大人まで多くの方々がお祭りやイベントを心待ちにされていたことを実感できました。
商店会も、対面での会議や会員同士の交流会を開催し、改めて人と会って話して相互に理解し合い、刺激しあえる関係性を築けるようになり、コロナ前に戻ったことが何より嬉しい1年となりました。

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