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お祭り万歳!

振り返るとよみがえる思い出

中道通り商店会のお手伝いをするようになってから、何をしてきたのか。
振り返ってみると様々なことが思い出されますが、まずはどんなイベントをやって来たのかにフォーカスします。

ボクの記憶に残っていない記録のあるイベント

ボクの手元にある昔を知る唯一の資料、1998年(平成10年)の定期総会資料を見ると、春と秋に「ガレージセール」という、想像するに販売を主としたセールを開催していたようですが、詳細はわかりません。
こちらは、今後機会を作って先輩の皆さんに取材してみようと思っています。
そして、ボクが本格的に商店会をお手伝いするようになった2006年(平成18年)には、7月とクリスマスにスクラッチカードを削るとお買物券が当たるイベントを実施しましたが、残念ながらほとんど記憶に残っていません。役員会で話し合った記憶がわずかに残っていますが、その頃はまだ中心になって関わっていなかったのか、データも残っていませんでした。
時間が経つと記憶は薄れてしまうもの。画像などの記録を残しておくことの大切さを今さらながら痛感しています。

前述した2006年の中道ハンドブック

商店会のイベント事業と言えば、まずは秋祭り

中道通り商店会のイベント事業と言えば、秋祭りとクリスマスが2大事業。それは今でも変わっていません。
まずは、秋祭りにフォーカスを当てたいと思います。
ハードディスクに残っているデータをポチポチいじっていたら、2007年(平成19年)の秋祭りの前に配布した会員向けの案内文のデータが出てきました。
それは、吉祥寺西公園に会員有志が集まって、秋祭りのお神酒所と隣合わせで、縁日とマルシェのイベントを企画する旨の呼びかけで、案内文には、「マーケットスタイルの物販コーナーとヨーヨーつり、スーパーボールすくい、輪投げなどの縁日イベント」を「初年度ということもあり、自分たちのできる範囲のことでお客様に楽しんでいただくことを基本に、企画を進めて行きたい」と記されていました。15年も前のことなので忘れていましたが、この案内文はボクが書いていました。
秋祭り当日は、「アンテナショップ麦わら帽子」や「ドスガトス」、「かっぱの家保育所」ほか数店が参加し、マルシェをオープンしました。

お神輿、太鼓山車、縁日、バザー、パエリヤ カオスです

この試みが翌年にいきました

翌年2008年(平成20年)の秋祭りは、当時会長だった八百銀の吉田さんにお願いして、商店街を活性化するために利用できる補助金を活用し、さらにスケールアップ。
縁日やマルシェだけでなく、大道芸のクラウンがパフォーマンスするコーナーを作り、お神輿や太鼓山車はもちろんのこと、楽しいお祭りのひとときを吉祥寺西公園で開催できるようになり、駅の方から中道通りの奥の方へお客様に来て頂けるような企画を実施しました。

手作り感満載のポスターと吉祥寺西公園の様子
2008年の配置図 意外に大掛かり

2009年(平成21年)はさらにボリュームアップ

お神輿と太鼓山車が中道通りを渡御する秋祭りにあわせて吉祥寺西公園で行うイベントのある種の形が固まったのが、2009年(平成22年)でした。
この年から「ビンゴ抽選会」が行われるようになり、2日間で、のべ500名の方にビンゴカードを無料配布し、大抽選会を行いました。
チラシのデータを見返すと、商店会会員店舗60店舗以上からプレゼントを集めたり、プレゼントがもらえなかった人にも参加賞として梨をプレゼントするという、うちの商店会らしい企画でした。

2009年の秋祭りで近隣へポスティングしたチラシ

2012年(平成23年)まで続いたこの流れ

2009年(平成21年)から出来上がった吉祥寺西公園での秋祭りの形は、東日本大震災のあった2011年(平成23年)も乗り越え、2012年(平成24年)の秋まで、実に4年に渡り毎年開催。
お神輿や太鼓山車だけでなく、自転車や会員店舗で使えるお買物券をプレゼントするビンゴ抽選会と縁日も開催しました。
ボクは、毎年ステージ代わりのトラックの荷台にあがり、ビンゴ抽選会の司会を担当し、会場の盛り上げ役を担いました。
仕事柄のイベント好きが高じて司会までやらせてもらいましたが、何よりうれしくてそして気持ち良かったのが、多くのお客様に楽しんでもらい、景品をもらった人も、参加賞しかもらえなかった人も、皆さんの笑顔を目の前で見られたことでした。

2012年のポスター


手元のビンゴカードに集中する参加者の皆さん

エネルギーとマンパワーがあったなぁ

こうして振り返って見ると、中道通りにボクのお店があった頃は、ボク自身もがむしゃらにやっていた気がするし(何よりみんな若かった….笑)、ボクの会社の社員も総出で、お神輿を担いだり、縁日の準備から、お子さまたちの相手まで、自分たち自身も楽しみながら、商店会や地域の方々と過ごしていました。
ボク自身がお店を手放したり、商店会の財政的な事情や商店会の中でのお祭りのあり方が変わったため、当時と今は少し形が変わりましたが、それでも秋祭りは商店会の会員と中道通り周辺に住まう人たちのお祭りに対する情熱を発する場であることに変わりはありません。
ボク自身もおかれる環境は変わりましたが、秋祭りや商店会活動に対する想いや熱量は昔から変わることはありません。
商店会の体制が整備され、エネルギーとマンパワーが揃ったら、昔のような秋祭りを復活させ、中道通りを訪れてくれる方々や地域の方々に笑顔で楽しんで頂けるお祭りにもっともっとしていきたいと思います。
そしてデータや資料の整理がついたら、この秋祭りの主役、お神輿のことについても書き残したいと思っています。

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