学校にいく

今までの経験を振り返ろう。第5話。

いつの間にか5話目。なんだかなつかしいことばかりだなー

会社に行きながら学校に行き始めた。土曜は学校の宿題で1日つぶれ、日曜は1日授業というのを半年以上続けた。

学校では、社会人コースだったけれど働いている人と無職の人で二つのグループができていた。私はその中でもweb業界経験者だったので、無職の人たちからかなりねたみを持った目で見られていたことを覚えている。いいよね〜もう就職できてるから。とよく言われた。私は、就職するのが目的ではなく、自分のスキルを磨くのが目的だったのでなにを言われようが別に関係なかった。

学んだことは主に、ツールの使い方とコーディング。デザインというデザインは学ばなかった。でもどうやってコーディングするかがわかったとき、仕事でデザイナーさんと対等に話せるようになって、すごくうれしかったことを覚えている。

いろいろな課題が与えられ、他の人には負けたくないけどデザインスキルはまだまだだった。でも自分ができる「写真のセンス」と「システムスキル」を最大限に活かし、中間発表で今ではもう使わないけどlightboxのライブラリを使って、写真をきれいに見せるようなサイトを作った。

まだ授業ではそのライブラリの使い方なんて教えてもらってなかったけど、あえて使ってやった。結局私は、いろいろまわりに言われるのが悔しかったし、「ごめんけど、私ここまでできるんで」という上から目線をあえてしてやった。

まーでも、やっぱりたたかれますよねー(汗)ねたまれる事もしばしば。

叩かれるのは勝手だけど、空気読めない発言もいろいろされた。でも私が言ってることはだいたい正論で、やっぱりみんなねたみだった。そのときの一番の理解者は学校で同期の某通販会社に勤めていた友達だった。同じようなディレクションという立場なのだけど、簡単に言えば、私が制作会社で、友達が発注側のクライアント。そういう友達との間で、お互いの感触が話せるのが、いい情報交換になった。

今でもよく会う友達で、会うたびに、制作会社への依頼の仕方とか、こういうときは本当はどう思ってる?とか。費用のこととか。学校にいってスキルも得たけど、この友達に出会えたこと、本当によかったと思える。話すたびに、仕事のパワーをもらえるし。このときわかったのは

制作者とクライアントの良好な関係を保つのは、「モノに対する価値観」が同じこと。

二人で仕事したら楽しいだろうねといつも言っていた。いつか、この話が現実になればいいなーと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?