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はじめてのwebサイトディレクション
今までの経験を振り返ろう。第2話。
私の職務経歴書はざっと30ページくらいにまとめてある。本当はポートフォリオ的なものを作りたかったのだけど、なんせデザイナーではないので見せるものがない。なので、ディレクターになってからは「なにをしたのか」がわかるようにまとめている。
久々に見返してみた。
一番最初に担当したディレクションは当時の会社が管理していた某食品会社のトップFlashの更新だった。それが2005年。もう9年前かー。
当時のクライアント担当者とは、実は今もつながっていて仲良くさせていただいている。いちばん最初に会ったときのことは覚えてないけど、いつもテキパキしたはっきりした意見をいただいていたのは覚えている。
今はほぼなくなったトップFlash。私はこのときFlashの作り方すら知らない。いちばん困ったのはFlashの演出のアイディアがまったく出てこない。「動くもの」に慣れてなかったからかもしれない。
クライアントに提案しないといけないけど、まったくわからず。そこで助けられたのが、フリーデザイナーさんだった。また彼も今でもおつきあいがある。ディレクションを教えてくれた師匠でもある。
当時、デジタルカメラなんてないので、レンタルのポジを探しにいっていた。どういうものにしたいという要望はクライアントから出てくるので、デザイナーさんに相談し、それをクライアントに説明していた。こういう写真を使って、こういうイメージはどうですか?のやりとり。やりとりに関しては電話、メールだったけどその辺のやり方は、自然に覚えていた。今でもどうやって私はやるようになったかあんまり思い出せない。。
ただそのときから思っていたのは
「教えてもらう」のではなく、「自分でやり方を見いだす、習得する」
だった。
ここがディレクターとしての素質というか、向いてるか向いてないかの分かれ道なのかなと今さらながら思う。
よく指示を出しても「どうすればいいんですか」と逆に質問されることが多くなった今日このごろ。さすがにビビる。「こういう風にしようと思うのですがどうですかね?」の相談ではない。
「教えてもらう」を前提に仕事してしたらダメだよな〜なんて思う。ディレクションって技術的なものではないから、どうすればいいかわからないこともわかるけど、待っていてもただ進まないだけ。納期がせまるだけ。自分の首をしめるだけ。
これが最初のディレクション案件。それから毎月運用更新していくことになる。
webサイト構築に9年前から関わってたのかーと今日は昔をしみじみと感じるnoteになってしまった(笑)私のスキルもそりゃたまるよなー。
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