タスクの線引き

今までの経験を振り返ろう。第22話。

最近はnoteに書くネタがイイ意味でよい機会だなーと思う。今まで振り返るなんてやったことがなかったので、本当に自分の経験を見直すという機会になったなと思う。

今日もまた妄想にふける。

あるweb制作会社でのディレクションにも慣れ始めたとき、ミーティングで不思議に思うことがあった。

人数が多い会社だと、タスクを誰かに振る人がいないと回らないので、デザイナーのリーダー、ディレクターのリーダーなど各職種のリーダーがいて、割り振っていた。その割り振るときに、デザイナーは自分のタスクの量がわかってるのか、「今週はいっぱいなのでもう入りません」と言うのだが、ディレクターはそういうことを言わない。

ここで思ったのは、タスクの線引きって誰がやってんの?ということ。

よく見かけるパターンとして以前にも書いたが「私はこれくらのお給料しかもらってないのでこれ以上は引き受けられません」という人。デザイナーのタスクの細かい量はわからないので、だいたい平均的に割り振るけれど、明らかに空いていても「いっぱいです」と言われる。

もちろん人それぞれスキルが違うから、さばくスピードも違うのはもちろんわかる。

そのときはこれでいいかもしれない。でも何年たってもその人のキャパやさばくスピードとかスキルがあがらないと、案件が増えない=売上げがあがらないということになる。

となるとやっぱり「いっぱいです」なんていう人は、語弊があるかもしれないけど楽に走りたがると人が多い感覚。だって、それ以上の仕事がくるのを抑えることができてるんだから。

そもそも線引きなんてする必要がない。日々、みんなスキルアップをしていかなければいけないし、そうじゃないと組織は大きくならない。

きっと「いっぱいです」って言う人が増えれば増えるほど、案件をさばけなくなって、ただただ人数を増やして、同じ案件の量でコストがかかるだけになってしまう。

人のコストとパフォーマンスで売上げは全然違う。どう効率化して、どうみんながスキルアップするか。それが組織を大きくするカギだと思う。





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