次のステップ
今までの経験を振り返ろう。第7話。
プログラミングもできるようになった。
デザインもコーディングもできるようになった。
ディレクションがなにかわかるようになった。
それからはフリーのデザイナーさんとの話もやりとりも意味がわかるようになった。あんなの作りたい。こんなの作りたい。その妄想を実現できるようになった。モノが形になるのは本当におもしろいし、うれしい。
でも実際私は案を出すだけで、「手を動かす人」にはなれなかった。デザインセンスがまだまだだし、今センスある人に追いつく事は不可能だ。。焦りを感じだした。
デザインをずっとしていくって私が40歳になっても50歳になってもデザインをしていくのだろうか。という疑問がでてきた。
普通の一般的な会社だと、だんだん上にあがってマネージメントとかするようになる。このときのweb業界はwebデザイナーという人しかいなくて、アートディレクターとかディレクターというポジションはあまりなかった。
ゆくゆくはアートディレクターになるのか?それとも?
まだデザイナーにもディレクターにもなれない中途半端な私がもっと経験を積むにはシステム会社ではなく、web制作会社でデザインの経験を積みたい。と思って次のステップを決めた。
それが上京するきっかけ。
地方ではまだなかったweb制作会社。東京ではくさるほどある制作会社。東京にいる1年は地方の3年などと言われるけど、どうにか経験を積みたいと思って上京を考えはじめた。
このときちょうど私は29歳。このままの職種で一生を働きぬくのかどうかも悩んだ時期。もちろん結婚ラッシュの時期で、働くのか結婚するために、いわゆる「婚活」をはじめるべきなのかどうか迷った。
あの時期はほんとある意味私の人生の中で泥沼だったなー
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