経営する人

今までの経験を振り返ろう。第15話。

その時の会社は10人程度。社長と取締役一人づつ。小さな会社なので、決算などは税理士さんに。だけど、日々の支出は社長が管理。

ディレクターは自分で見積から請求までやって、請求書を送るところまでやっていた。私はここで、そういう流れを教わった。

業務は毎月100万くらい入るECサイトの運営。運営って言ってもマーケティング部分ではなく、主に制作。特集ページの制作を行っていた。

それ以外の仕事は・・・そうどんどん少なくなってきたのだ。この会社には営業がいないので、案件をとりにいくという人はいない。ということは落ちてくるものだけに対応する。

って今考えると、そんな棚からぼたもちなんてことありませんよね?ホームページは営業窓口だ!なーんて言ってホームページからのお問い合わせがたくさんありましたが、最初だけですよね。

でも実際仕事がないこの現状。電話もかからなくなってきたし。

そしたら経営者から緊急の話し合いが。

そう、給与減額である。そもそも基本給が少ないし、ボーナスもあると言ってたのになかった。そしてさらに給与を減額される。物価が高い東京生活で家賃を8万も払っていた私には、新卒の初任給くらいしかもらってなかったので結構な打撃をくらった。

売上げがたたない→社員の給与を減らす→管理職の給与も減らす。でも仕事は入ってこない。なんか悶々とした日々を過ごしていた。これでも売上げがたたないのでれば、

早期退職をしてもらう

そのターゲットとなるのははたして誰なのか。もしかしたら私かもしれない。

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