見出し画像

3月定例会閉会と委員長報告に対する質疑

 3月定例会は最終日です。自宅を出るまでは登壇、あるいは質問席に立つつもりは全くありませんでした。全くありませんでしたが、告示以降、今日まで様々なことがある中、市役所へ向かう車の中で閃いてしまいました。

 定例会の最終日は2つの常任委員会委員長による付託議案の審査報告から始まります。その委員長報告に対し、質疑を行うことが出来るはず。羽生市議会では暗黙の了解で委員長報告に質疑は行わない旨の慣例があると新人の頃、期数の多い議員に伺っておりました。しかし、これは慣例であって、規則上質疑を行っていけないわけでないことを私は承知しています。前例、慣例破りを好む私です。

 最終日の今日は、総務文教委員会の審査報告に対して質疑を行うため、質問席に立ちました。議場が少しだけ賑やかになるかな??と思いましたが、杞憂に終わりました。

 内容は以下。

 議案第9号令和5年度羽生市一般会計補正予算(第10号)の中の小学校特別教室等空調機設置工事実施設計業務委託料 1,487万円についてです。これは井泉、村君、三田ヶ谷小を除く8校の特別教室(理科室、家庭科室、音楽室等)にエアコンを設置すべく工事設計を業務委託するものです。総務文教委員長の審査報告で、その内容に触れられることはありませんでした。委員会審査の中で、具体的にどのような質疑があり、教育委員会からはどのような答弁があったのかを質しました。

 総務文教委員長(斉藤万紀子議員)からは、委員(議員)から設置台数、設置教室数について、設計費の高額さについて懐疑的な質疑があり、そのぞれ教育委員会から答弁があったことの報告がありました。さらに、予算執行に対しては慎重に取り組むような質疑はなかったのか?教育委員会から慎重に取り組む旨の答弁はあったのか?という再質疑に対して、どちらも大要「あった。」との報告がありました。

 今回、私が行った常任委員会の委員長報告に対する質疑は、市議会議員になってからは一度も行われたことはありません。私は人々に見せられるよう、議事録に文字で残すべく敢えて質疑を行いました。教育長、学校教育部長が私の質疑、総務文教委員長の答弁をスラスラ書き留めていたように私からは見えました。その姿に少しだけ安堵しています。

 ちなみにこの常任委員会の委員長報告の質疑について議会事務局に調べていただいたところ、前回行われたのは、私の初当選前の平成18年9月定例会だったそうです。なんと17年ぶり!!!って、全然慣例なんかじゃありませんでした。会議録を確認すると少なくとも17年前には質疑を行っているではありませんか!! 言われたことに疑問を持たずに受け入れてしまっていたことを今更ながら恥じています・・・。  

 一般会計予算とその他議案に反対の立場から、一般会計予算に賛成の立場からの討論後は採決です。上程された議案はそれぞれ原案どおり賛成全員、賛成多数で可決、承認、同意されました。私は全ての議案に賛意を示しました。

 その後、議案の追加上程です。甲山副市長の退任に伴い、新たな副市長(経済環境部長 小礒行男氏)を選任するための議案。農業委員10名の選任、固定資産税評価委員の選任に関する議案が追加上程されました。それぞれ、賛成全員で同意され、市政施行以来最大規模のである198億円の予算審査が主であった令和6年3月定例会は閉会しました。

 今定例会も疲労困憊です。ひと休みするまもなく、議会レポートの作成に追われる日が続きます~。

3月定例会報告を主とした86号!

 ご覧のとおり、何とかスペースは埋まりました!しかしここからの微調整と語彙選択が大変なのです~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?