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都市民生委員会4日目

 常任委員会での審査も最終日です。土木費の一般会計補正予算、水道会計補正予算、水道料金の値上げに伴う条例改正、消防事務手数料に関する条例改正の審査が行われました。

 中でも、水道料金の値上げに関して多くの質疑が上がりました。

皆さまがお支払いする水道料金100円とした場合にかかるコストです。
浄水場の施設や水道管を新しくしたり、修繕するコストも含まれています。
収益的収支の推移

 現行の料金は、平成4(1992)年以来30年間改定していません。このまま継続すると収入減少が続き、令和12(2030)年度には経営が赤字に転落する見通しになっています。また、施設を更新するための補填財源(※1)(一般家庭における貯金)については、令和10(2028)年度に底をつき、現在約42億円となっている借入残高の増加が予測されています。

 市の水道事業を将来に渡り安定的に継続していくため、令和5(2023)年8月に水道料金の改定を羽生市水道事業運営審議会に諮問し、継続的に審議を行ってきました。審議会からの答申は「値上げやむなし。」

 令和6(2024)年度中の水道料金改定(値上げ)に向けて準備を進めていました。それがこの条例改正です。

 今日の委員会では賛成多数で可決しました。

 料金の詳細については、またお知らせしますが、最終日の本会議で可決されれば、羽生市の水道料金は平均改定率22%の値上げとなります。

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