見出し画像

悔しさを糧にってこういうことか。

今回のテーマは「今シーズンを振り返って」ということで、多くの試合に出場して一番印象的だった試合について書いていこうと思う。


私が一番印象的だった試合。
それは11月3日に行われた入れ替え戦だ。
この試合に勝つことができれば、来シーズン北関東1部リーグに昇格することができる私が今まで経験してきた中で一番といっていいほど重要な試合だった。


負けはもちろん引き分けでも昇格はできず勝つことしか許されない。


私自身少し緊張していた。私は攻撃的なポジションをやっていたので、勝つことしか許されない以上、点を取ることは必須だったからだ。


前半を0-0で終えハーフタイムにベンチでは、戦えているからあとは点を取るだけといった声がたくさん聞こえた。私もこの試合勝てると思った。これまで練習試合を含め多くの試合を経験してきて、勝てる時の雰囲気があったように思えた。

ハーフタイムが終わり後半を迎えた。

待望の先制点が入った。その瞬間「勝てる」と本気で思った。残り10分までその1点を守っていた。しかし、セットプレーのこぼれから失点してしまい、そこから私たちは点を取ることができずに引き分けてしまった。


試合終了のホイッスルがなった時、尋常ではないほど悔しい気持ちが込み上がってきた。昨シーズンに比べると結果としては良くなっているが、最後の試合次第で全てが変わるのだと感じた。全試合負けたような絶望的な気分を味わった。また、文教大学体育会サッカー部の代表として試合に出て試合に勝たせることができなかったことを本当に申し訳なく思った。こんなに悔しくて印象に残る試合は初めてだった。


今私たちは代交代をし、新チームで活動している。この試合での悔しさを忘れずに勝ち切るためのトレーニングを来シーズンに向けて行っていかなければいけない。代持ちとして、経験者として、今よりもチームを強くしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?