これまでと違う環境

 体育会サッカー部に入部してから様々な経験をした。高校の時とは全くといっていいほど違う環境になり、新たな環境でのサッカー人生がスタートした。そこで今年の部活動について振り返ろうと思う。

 まずこれまでと明らかに違うのは学生主体という点だ。メンバー選考、試合運営、練習メニューを考えるなどを全て学生が行っているため、一人一人に責任が伴ってくる。今まで通りサッカーをやっているだけでは成立しない。私が一番難しいと感じたのは練習でのモチベーションや質を上げることだ。監督やコーチがいれば自然とモチベーションや質は上がるし、雰囲気が緩くても締めてもらえるが、学生だけでそれを行うのはなかなか難しい。しかし、監督やコーチがやってくれていたことを選手だけで完璧にできるようになれば確実に力をつけることができるだろう。今年の自分の行動を振り返るとまだまだ足りない。学年関係なく言い合えることが文教の良いところであるから、私もどんどんチームを引っ張っていけるように普段の練習から声出しを含め当たり前のことを意識高くやっていかなければならない。私のポジションは人数が多いので、その中でもスタメンで出続けられるように努力していきたい。

 次に、今自分たちがサッカーできる環境があることを当たり前だと思わず感謝しなければいけないということを強く感じた。高校の時にもコロナウイルスの影響で部活動ができない時期があったが、休校の時期が終わると同時に部活動はできるようになった。しかし、大学では違った。普通に対面授業があり学校へ行くにも関わらず部活動の許可がもらえずリーグ戦出場すら危ういという状況だった。このようなことは高校では経験することはなかったため、サッカー部であるのなら試合できるのは当たり前という考えであったが、その考えは変わった。そしてこれは自分にとって大きな成長だと思っている。自分がサッカーできていることに感謝しながら日々練習に取り組んでいきたい。

 最後に2021年で学んだことや成長したこと、また反省すべきことを2022年では活かしてさらにレベルアップし、北関東2部リーグ優勝に向けて良い準備をしていきたい。

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