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二人のBGM (音楽は魔法のバンドエイド)

管理職って社長になっても中間管理職の要素があって調整力が必要なので自分には向いてない! だから個人業種の経済学の教員してるわけですが、遂にお鉢が回って来て、昨年から大学院の委員長してます。目標未達の後始末をしないといけないので比較的たいへんでした。問題はそれでも研究も重要なので、両立が思いの外きつかったです。実はさらに子供の受験の関連の問題で家庭でも大変だったのもありました。だいたい仕事って忙しい時が重なるので、重なった時はほんときつかったです。特に今年の二月ごろからストレスが溜まっていって、結構きつくて、そこで6月に申請した課題が却下されて、コメントも酷くて、もう鬱って感じになりました。その後、再提出して承認してもらったんですが、ほんとその却下コメントがひどくて、やる気が起きない状態が続きました。

一度そういうことがあると、その問題だけでなく、他の問題も解決して、何も気にしなくても良くても、どうしても不安でやる気が起きなかったです。

こういうので最悪はうつ病になっちゃうわけですが、その前に対策は講じないといけないですね。さまざまな方法があると思います。更に頑張ることで解消する人もいると思います。ただ、私は頑張ろうとすると更に落ち込むのでダメです。

逆にゆっくりするのも一つの方法ですね。ただそこでマイナスの気持ちが増幅するのはダメかなと思います。愚痴とかマイナスのことを考え始めると逆効果。エネルギーが必要でもどこかで反転すべきです。

まあ、ある程度時間が解決するわけですが、ここでは音楽の効能について。これも人それぞれですが、今回は結構うまく行ったので。

ご存知のように一昨年からOPUSと下町ノ夏さんの推し活を始めたわけですが、そこで気が付いたのは、音楽はツボにハマるとそれだけでかなりメンタルの改善になるということ。今年の春に下町ノ夏さんがOPUS脱退してわけですが、そういう雰囲気は、昨年夏くらいから気がついていて、その不安で逆に推し活でむしろメンタルがマイナスになってた時期がありました。

そういう時に助けられたのが、他の推し。そもそもSSW一人だと流石に飽きるので、複数の推しを持つのは自然ですが、それ以上に一人の推しに振り回されるとたいへんです。一人の推しにふりまわされるとファンのメンタル自体が持たないので複数の推しを推すのをぜひおすすめします。更に独立系のSSWやグループ推してるとスタートアップと同じで、人間関係で解散したり、経済的な問題で脱退したりも多いです。加えてCD出したり大きなライブしたら燃え尽き症候群にもなります。そうすると長い人だと3年ほど活動休止ってケースもあるんですよね。そういう時にファンが一緒に沈んだら最悪。むしろファンは推しが戻って来た時まで待ってるのが真のファン。待てないといけないです。そういう時は鬼の居ぬ間に洗濯🤣🤣🤣で、ホントどんどん推しを増やすのをおすすめします。

推しのリスク分散はそれまでも進めていましたが、昨年そういう意味で切実になって、二人の推しに救ってもらいました。一人が斉藤麻里さん(以下まりぺさん)そしてもう一人が神野友亜(sard underground)。8月、亀有でsard undergroundのリリースイベントがあり、そこで「負けないで」( https://youtu.be/m6eL1o67Ipc?si=zmKn7JQ4YSrJ2tpV )の生演奏を聞いた時、本当に彼女たちに助けられたんだなあというのを思い出してウルッと来ちゃいました。そういう琴線に触れる体験が多いほどやはり前向きになれます。海外中心に旅行でもそうとうリフレッシュできますが、最近一番のリフレッシュはこういう瞬間です。

もう一人のまりぺさんの曲に「音楽は魔法のバンドエイド」という曲がありますが、まさにその通りだと思います。まりぺさんとお友達の飯田舞さんの二人の曲のヒーリング効果凄くて、この春、落ち込んでいる時本当に助かったです。

こうして推しの音楽に助けられた一年でしたが、曲によって効能も違うんですよね。気分も沈んでいる時のツボも常に同じじゃないので、気分が乗らない時もある。回復しない時もある。同じ音楽に頼れないです。

それで6月以降、この夏は今ひとつ鬱っぽいなあという状況だったんですよね。その時に相変わらず優秀なYouTubeのAIが紹介したのが 「ふたりのBGM (https://youtu.be/uSHIGejNnxg?si=C02pZtCkRYHr2ius )」。GOOD BYE APRIL はメジャーデビューする前に既に下町ノ夏さんに教えてもらっていい曲だと思ってチャンネル登録してたんですが、そのままだったところ、なんとメジャーデビューしてて、しかも土岐麻子との共演だからこれはいい曲だろうと思って聴いたのがふたりのBGM。ホントこれが超ヒット。マジ助かったのでした。まさにこの夏最高の曲:GOOD BYE APRIL ふたりのBGM feat. 土岐麻子 です。

メジャーデビューした後のGOOD BYE APRILの曲、50代以降の人にはほんと響くと思うので全部おすすめ。たとえば、ひぐちあいとの「ニュアンスで伝えて」(https://youtu.be/hNNGtz4UdWc?si=niJtA55L4bmRWSpp )はソロの部分、特にひぐちあいの「ため息で風をつくろう、自分だけに聞こえる風、ささくれても、特別でなくても」の歌詞はマイベストレベルで、ソロが特に素晴らしいです。それに対して、「ふたりのBGM」はデュエットのところ、「あり得ない、...」のところを聞いているとこれまでの嫌な気持ちが全て洗い流されるようで、楽になりました。

当然、個人差ががあると思うんですが、是非こういうフレーズを見つけて欲しいです。「ニュアンスで伝えて」にあるように、何も問題がなくても、嫌なことが重なると不安がどんどん膨らみますよね。そういう時はまさにぴったりの曲に巡り会えると魔法のバンドエイドになります。

音楽でそういう体験はない人もいると思います。そういう場合でも、そもそも実際の問題がないのに不安に苛まれるなら、何か自分が上向くきっかけを推しに求めるのはどうでしょう。

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