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3月3日クボタスピアーズ記者会見

本日行われたオンライン記者会見にオレンジリポーターとして参加させていただきました。

記者会見の内容をできるだけ詳しく報告させていただきます。()は参加者の質問となります。

(見出し写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

後藤 満久 アシスタントコーチ

今シーズンからスクラムコーチとして活動していますが、ブルーレヴズはスクラムにこだわりを持っており私もそれをリスペクトしています。スピアーズとしてもチャレンジになると思いますが自分たちのスクラムをしっかり組めるように頑張ってまいります。

(ブルーレブズのスクラムについて)

8人でまとまっているという印象を受けます。ブルーレブズのスクラム・ペースに負けないことにフォーカスしていきたいです。細かいことは今ここでは言えないので試合を見てほしいと思いますが、バインド含め自分たちのスクラムを組みたいです。

(プロップの羅選手が先発ですが期待するところを)

羅選手は開幕戦の先発予定でしたが中止となり、外国人枠の兼ね合いもありなかなか出場機会がありませんでした。WINGS(昨年のBOLTS)は練習でも頑張っていましたし出場選手のサポートでもしっかり仕事をしてくれて、1番でも自分から押すことができて仕掛けられるので今回出番が回ってきたと思います。

(オペティ・ヘル選手が3番ですが)

オペティ・ヘル選手も最近はスクラムが落ちなくなってきました。3年間で粘り強くなりスキルが上がってきましたね。試合では自分のプレーをしてほしいと思います。

(前回のヴェルブリッツ戦ではスクラムとラインアウトが良かったですが)

前回はアクシデントが多くケガ人が多く出ましたが、常に全員が準備していることがスピアーズの強みだと思います。

新人選手もこれからの成長に期待です。

フラン・ルディケHCも選手一人ひとりに時間を割いて会話していところがすごいですね。

(今回はケガでルアン・ボタ選手とデービッド・ブルブリング選手が出られませんが)

彼らはFWにエナジーを与えてくれますし、練習時のラインアウトでもアドバイスをしてくれます。青木選手は運動量が豊富ですし松井選手もアタック、ディフェンス、モールの強さがあります。今節出場する選手にはルアン・ボタ選手やデービッド・ブルブリング選手と違った強みがありますね。

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写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ


羅 官榮 選手

久しぶりの試合なので出場できることに感謝しています。自分の力を100%出したいと思います。

(開幕戦で出場ができませんでしたがマインドセットは)

開幕戦は中止のため出場できず残念でした。

また外国選手枠(アジア枠)の扱いが変わりました。

これは自分たちではコントロールできない、ただチャンスは絶対に来るから信じてハードワークしてほしいとフラン・ルディケHCに言われ自分のできることとしてしっかり練習を行っていました。

韓国代表は2019年のコロナ禍以降試合ができていません。今年から試合が再開されると思いますが今戻るとカテC(海外代表)に変わってしまいますね。

(出ているメンバーは調子が良いですが)

オペティ・ヘル選手や北川選手は活躍しているし、特に同じチームメイトとしてオペティ選手の活躍はライバルなのですがうれしいです。

(神戸の張 碩煥・チャンソクファン選手とは連絡を取ったり刺激を受けていますか)

大学の1年先輩なので兄弟みたいな感じでいつも連絡をくれますし、カテBでも試合に出ていますし自分にとっても良いモチベーションになりますね。

日本では張選手が活躍していて良い環境・良いスタッフ・良い選手とプレーができるからと言われて来ることを決めました。

(具 智元選手との接点はありますか)

大学時代に高校生だった具選手と一緒に2週間練習したことがあります。もともと仲は良かったですよ。同じ韓国の選手としてもすごい選手ですし、日本代表として活躍していることは誇らしいですね。

※具 智元選手のお父さん具 東春さんは元韓国代表で三重ホンダヒートのスクラムコーチ、張選手、羅選手と同じ延世大学出身です

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写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ


藤原 忍 選手

今回スタメンで出場させていただきます。今まではリザーブでの出場でしたが緊張せずに自分でやらなければいけないことにフォーカスしてチームの勝利に貢献したいと考えています。

(初先発ですが自分としては早かったですか、それとも遅かったですか)

早くもないし遅くもないですね。練習試合でもリザーブと先発での出場がありましたが監督の期待を裏切らないように試合をしたいです。

外国人選手とのコミュニケーションや周りの他の選手を見てFWとBKを動かすところなどが大学時代から伸びていると思います。

谷口選手はテンポが早いですし、バーナード・フォーリー選手とのコミュニケーションの取り方や声出し、サポートやトライを取りに行くところなど勉強になります。

(大学の同期はすでに先発していますが)

ブレイブルーパスの松永拓朗選手はすでに先発で出ていましすし、自分は負けず嫌いなので焦っています(笑)。同期には負けたくないですしチーム内でも9番を背負いたいという思いは強いです。

田邊コーチからエッジのアタックなど教えてもらっています。バーナード・フォーリー選手やゲラード・ファンデンヒーファー選手など一人ひとりがコミュニケーションを取る能力が高く日本人選手も積極的にコミュニケーションが取れるようになっています。

練習でも行っていますがきれいに外でトライを取ることも考えたいです。

(フラン・ルディケHCとのコミュニケーションは)

試合後監督にレヴューを求めていますし常にコミュニケーションを取っています。

またメンタルミーティング(専門のメンタルコーチとのミーティング)にも自分が良い状態になるように参加しています。

リザーブとして良いプレーをしなければいけない、トライを取らないといけないなどプレッシャーを感じていましたが、自分が何をしなければいけないかを考えスピアーズのアタックシステムの中でトライを取るなど良い形で終わらせるようにしたらどうかいうアドバイスを受けました。

(天理大出身だと外国人選手が多いのですがコミュニケーションで心がけていることは)

僕あまり英語は得意でないのですがグラウンドでは通訳を介して、グラウンド外では通訳なしでスマホなど使ってコミュニケーションを取るように努力しています。マキシ選手は大学時代はシャイだったのですがスピアーズではハドルを組んで発言していますね。

※ファウルア・マキシ選手は日本航空石川時代からの2年先輩、マキシ選手が4年生の時藤原選手は大学選手権で準優勝

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写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ


今週もクボタスピアーズは全メンバーが勝利に向けて一丸となってプレーします。

記者会見に参加させていただくたびに「相手は変えられないが自分は変えられる」というマインドをフラン・ルディケHCはじめコーチ選手の皆さんが持っていることを強く感じます。

相手に合わせるのではなく自分たちの道「クボタウェイ」を進むことが結果として勝利に結びついていることがよくわかります。

試合ができることに感謝しながらスタジアムをオレンジ色に染めて応援を、ブルーレヴズさんにも拍手を送りながら観戦を楽しみたいですね。




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