愛のバカやろう2020
noteを始めたら書きたいと思っていたことは色々あるけれど、その色々を差し置いて、ちょっとタイムリーな話題を。
昨日9月30日テレ東音楽祭というTV番組に後藤真希さんが出演していて、
彼女と同年代(一学年下)である私のTwitterのタイムラインは「ゴマキきれいすぎる」「35歳とは思えない」みたいなツイートでだいぶ盛り上がっていた。
もれなく私もその番組を見ていて、前半で、現役AKB48のメンバーと一緒のセンターに立ってパフォーマンスをしているのを見て「後藤真希さんかわいすぎる…」とつぶやいていた。
私は当時、特別彼女のことが好きだったわけでも、モーニング娘。が好きだったわけでもない。
(のちにいろいろあって2011年頃からハロープロジェクトにハマって、つんく♂さんの素晴らしさに気付いたり、
今でも現役のハロプロメンバーたちを細々と追い続けていたりするのだけれど…。その話はまたいつか。)
でも、そんな私にとってもやっぱり〝ゴマキ〟(ハロプロにハマった今ならば、彼女がその呼び方を好んでいないことも、ファンならばそう呼ばないことも知っているけれど…)は、
当時のスーパーアイドルで、中学時代の色々を思い出させてくれる存在だ。
たぶん同年代の人はみんなそんな感じなのではないかと思う。
番組前半に、AKBの衣装を着て(チェックのミニスカートにポニーテール!)センターでパフォーマンスする姿はそれはそれはもうかわいくて、
私と同年代でもこんなにキラキラとアイドルできるんだな、素敵だな、と息を飲んで見守ってしまった。
それだけでも十分、素敵な時間だった。顔が可愛い。スタイルがいい。同年代の誇り…ハロプロの宝物…!!なんて思っていた。
ただ、そのコーナーはなんだか、私たちの青春というより「いつまでもきれいなゴマキのすごさ」を見せてもらったような感じで。
でも、後藤真希さんの出番はそこだけではなかった。
なんと、番組の後半に2001年の名曲『愛のバカやろう』を歌ったのだ!
ファンではなくてもTVやラジオでよく聴いていて、好きだなと思っていた歌。
大人っぽいけれど中学生でも何となく状況が理解できる歌詞と、耳に残るメロディ。
当時からカラオケでよく歌ったし、ハロプロにハマった2011年以降にも改めてよく聴いて、よく歌った。
本人映像(砂漠みたいなところで歌っているMV)を見て「かわいいなー!」とか盛り上がったりして。
そんな歌を、35歳になり母になった後藤真希さんが歌っている…しかもめちゃくちゃ綺麗な大人の女性になって…
AKBと歌った時みたいなミニスカート姿ではなく、落ち着いたロングスカート姿で髪の毛も下ろして…
あああああ後藤真希さんめちゃくちゃ綺麗です、ああああああそしてこの曲やっぱり名曲〜!!!
感無量!!!!!!!
歌詞も全部覚えてる。サビのメロディが好きなんだよな〜。ああぁきれいだなぁ、ああぁぁ懐かしいなぁ、となんだか感情が壊れかけてきた。
ちょっと大人な恋愛の歌だな、なんて思って当時は聴いていたけれど、大人になった彼女が歌うのを大人になった私が聴いていると、
若き日の恋愛を振り返って歌っているように聞こえて、なんだかとても味わい深い。
熱があるときだって Ah 悩んでたってあなたがいたから 生きてこれたのに
と歌う声に、なんだか色々な情念がこもっているように聞こえて、気付けば私の目に涙が溜まっていた。
え、歌とか聴いてあんまり泣くタイプじゃないのに、びっくり。
だってそもそも、この歌詞すごくよくないですか。10代の幼さ、重さ、一生懸命さ伝わってきませんか。
このあとの、英語詞の高音のところもまたせつなくてよくないですか。
え、知ってたけど、改めて思ったけど、この曲めちゃくちゃよくないですか!?
この曲を、後藤真希さんのために作ったつんく♂さん天才じゃないですか!?
15歳の後藤真希さんが歌うとちょっぴり背伸びした恋の歌、35歳の後藤真希さんが歌うと戻らない青春時代の大恋愛を思い出す歌…
こんなに歌の表情が変わるのだなというのと、20年経っても色あせないのだな、というのと、
いつまで経ってもこの歌は彼女にぴったりの歌、彼女のための歌なんだなというのを感じたのでした。
10年後、20年後…また、聴けたらいいな。
とりあえず、しばらくはこの曲ばかり聴いてしまいそうです。
全然上手く書けなかったけれど、昨夜の『愛のバカやろう』を見たときの胸いっぱいの気持ちを
どうにかアウトプットしたかったので書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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