DJ社長とDJ銀太が100km完走したことに対する感想
泣いちゃった。
例によって敬称略で失礼します。
2023年8月30日から31日にかけて、Repezen Foxx(レペゼンフォックス)のDJ社長・DJ銀太の両名が北海道にて100kmマラソンに挑戦しました。
結果はなんと24時間以内で完走という偉業。
それを見た正直な感想です。
そもそもの発端
以前この記事で取り上げたように、レペゼン(と言うかDJ社長)はYouTuberグループのコムドットにちょくちょくウザ絡みをしていました。
そして今年(2023年)の夏、コムドットが色々あって(主題ではないので詳細は省きます。知りたい方は各自でお調べください)チャンネル登録者数を大きく減少してしまう事態に。
DJ社長がここぞとばかりに再度彼らに対するメッセージ動画を公開します。
この動画の中で、コムドットのやまと・ゆうたが27時間テレビの100kmマラソンに挑戦し、40km台半ばで脱落してしまったことに触れます。
そして提案します。
えっ、本当にやるの?
この時、レペゼンにハマってまだ歴の浅い僕は、DJ社長のこの誘いを本気かどうか測りかねていました。
提案にコムドット側が乗ってくるならともかく、前回(先述の記事参照)誘いを袖にされた経験から、その可能性は薄いだろうと。
その場合わざわざDJ社長が単独で100km走るだろうか?
しかし、DJ社長はその後も事あるごとに100kmマラソンに挑戦する意志を見せます。
やがて……。
こちらの動画で、日程とDJ銀太の参加も発表しました。
あっ、マジでやるんだ……。
素でそう思いました。
本番
そして冒頭の配信を迎えます。
東京でレペゼンのDJ脇・DJまる・DJふぉい、そしてトラックメイカーのチバニャンがゲストを招きながら27時間生配信という態勢でマラソンの様子を中継します。
コースは釧路某所の20km程度の道路を周回することで合計100km走るというもの。
その範囲でしか許可を取れなかったそうです。
ゴールは釧路国際交流センター前。
DJ社長とDJ銀太は100kmマラソンに向けての練習は一切無し。
それどころか前日までライブやイベントをこなしてからの挑戦と無茶苦茶です。
こんなんで走れるのか?
しかし、開始直前のアンケートでは「完走できる」が7割、「完走できない」が3割程度の結果でした。
そう、こういう時、ファンの中ではレペゼンならなんだかやってくれそうという期待感が湧いてくるのです。
ちなみに僕も「完走できる」の方に投票しました。
かくしてカウントダウンと共に、DJ社長とDJ銀太の100kmマラソンが始まります。
本当に始まっちゃった……。
完走まで
序盤は撮影の方法やスタジオとの通信で多少ゴタゴタした所はありましたが、スタッフの尽力で調整しながら順調に距離を進めていきます。
10km地点ではまだまだ余裕を見せるDJ社長・DJ銀太。
開始前には「人生で走った最長記録は2km」と言っていたDJ社長も「この感じなら100kmいける」と自信あり気でした。
ところが、20km地点から30km地点あたりで両者とも疲労感を隠せなくなってきました。
足の痛みが顕著になり、歩くのも辛いレベルだったようです。
因縁の40km地点、42.195km。
フルマラソンの距離まで到達したことで、DJ社長が少し長めに語りました。
実際に挑戦してみて分かった、100kmマラソンの過酷さ。
27時間テレビと同様の条件で走れば、DJ社長もコムドットやまと・ゆうたのように途中脱落していたであろうこと。
そして、これまでコムドットやまと・ゆうたの100kmマラソン途中脱落を揶揄していたことについてもはっきりと謝罪しました。
これだけ走れるのは凄いことなのだと。
挑発することでコムドット側が乗ってくることを期待していた行動でもありましたが、逆の立場なら嫌だっただろうと。
50km、折り返しを過ぎ60kmが見えてきたあたりからDJ社長がDJ銀太より遅れる形になっていきました。
二人のペースを合わせると逆に共倒れになってしまうため、それぞれのペースで走るようにしていたようです。
70km、80km……ここまで来るとスタジオの面々も視聴者も皆同じような気持ちになっていたでしょう。
もしかして。本当に。
90kmを越え、その気持ちは確信に変わっていきます。
この時凄かったのが、DJ社長もDJ銀太もファンサービスを忘れなかったことですね。
体力も精神力も限界を超えている状態で、それでも現地に応援に来てくれたファンに対して手を振る、タッチする、笑顔を返す。
その姿は紛うことなきエンターテイナーでした。
99km、ゴール直前。
それまで遅れていたDJ社長が最後に再び走り出しました。
DJ銀太に追い付くためです。
先行していたDJ銀太もゴール手前でDJ社長を待ち、一緒にゴールする態勢に入ります。
この時、時刻はもう少しで17時。
マラソンのスタートは前日の17時。
なんと本当に24時間以内でのゴールが目前だったのです。
気合と根性で走り続けるDJ社長。
やがて、DJ銀太側からもDJ社長の姿を確認します。
赤信号がやたら長く、現地もスタジオも全員が焦る場面などもありつつ、無事に二人が合流。
ゴール地点に集まった大量のファンによって作られた花道の中を進み、とうとうDJ社長・DJ銀太は二人揃ってゴールテープを切ることができたのでした。
ギリギリでしたが、24時間以内でのゴールを達成。
生配信は27時間の枠でしたが、3時間巻きでの終了となりました。
正直な感想
開始前は「何の練習も無しに100km走ることは流石に難しいかもしれない」と思っていた所があるのも事実です。
ただ、途中リタイアするとしても「ノー練習でこれだけ走れるのは凄いわ」だとか「何の見返りも無くこういう企画に挑戦できるのがレペゼンの良いところだよな」みたいに称賛できるものになるだろうという期待もありました。
逆に完走できるとしても、27時間の枠を大きく超えて這々の体でゴールするだとか、途中で何らかのズルをするなどしてウケ狙いに走るだとか、そういった方向を予想していた部分もあります。
それが蓋を開けてみれば正々堂々と24時間で100kmを見事に完走して見せたのです。
もう素直にめっっっっっちゃくちゃ感動しました。
倒れそうなほど辛いだろうに最後まで笑顔を忘れなかったDJ銀太、最終盤で心身ともに限界以上の状態で尚DJ銀太に追い付こうと走るDJ社長の姿は、流石にちょっと泣いてしまいました。
スタジオ側でも、メンバー全員が本気でDJ社長とDJ銀太の完走を信じ応援している姿に「うわあ~~~ええチームやぁ~~~~~」と余計に涙腺を刺激されてしまいました。
ゴール直前にレペゼンの曲流すのはズルいて。
レペゼンにハマって、こうして追いかけ続けていて良かったなと思わせてくれる最高の挑戦でした。
DJ社長、DJ銀太の二人は勿論のこと、この企画に関わった全ての方々、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
後日談
二人とも100km走った翌日に普通に活動してました。
バケモンかな?
※2023/9/4 追記
嘘だろ……。