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瀞峡

和歌山、三重、奈良にまたがる渓谷を瀞峡(どろきょう)と呼ぶ。瀞(とろ)とは川の水に浸食されてできた深い淵(ふち)の意で、流れがゆるやかな場を指す。瀞峡の存在は19世紀ごろには景勝地として知られていたそうだが、国特別名勝に指定されたのは1952(昭和27)年のことだそう。
川舟で渓谷観光ができる。

瀞峡はどこからでも遠い。奈良市からでも車でばっちり4時間はかかる。道中狭い山道もあって、がけ崩れを起こしていることもあるので事前に道路状況を確認してから行くことが肝要だ。

ただそれだけに美しい。人が少ないというだけでここまで自然は綺麗になれるのかと感嘆する。


乗り場近くの川原

出発時刻まで一時間半ほどあったので近くの川原で水遊びを楽しむ。驚くほどの透明度でヒンヤリとした水温が暑さを吹き飛ばしてくれた。

娘いわく「笠地蔵のかさ」
受付の小屋

乗り場はこのプレハブ小屋の奥にある。

ライフジャケットは絶対です
船頭のおじさん
瀞ホテル

道中、切り立った崖の上にホテルをのぞむことができる。左手に吊り橋の跡があるのを視えるだろうか?10年ほど前、台風の折に水嵩があの高さまで増し、吊り橋は流されてしまったそうだ。

熊野エリアは歴史上たびたび水害の猛威にさらされてきた。


行くなら泊まりで行くことをおすすめする。
なぜなら秘境だからだ。



ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー