蛇口から滴る水をとめたい
ポタッ、、ポタッ、、
半年くらい前から水の滴る音が気になっていた。洗面所から聴こえてくるその音は蛇口から滴る水の音。
そろそろパッキンか何かの寿命なのかもしれない。水道屋さんを呼ぼうかと冷蔵庫に貼り付いてあるマグネットシートを見にキッチンへと向かおうかと思ったが、やっぱりやめたと踵を返した。混合水栓の内部構造はよく分かんないんだけど、自分で直そうと思ったからだ。
ネットの情報をたどるとどうやら混合水栓の内部にはカートリッジと呼ばれる部品があってそれを交換しちゃうのが手っ取り早いらしい。
さて、分解するか。ホームセンターに部品を買いに行くにしてもそもそも分解できなければ交換すら出来ないからね。まずやらなきゃいけないことは元栓を閉めることだろう。
分解する前に元栓を閉める。これが重要だ。試したことはないが、元栓全開のまま作業に取り掛かったとしたら、家中水浸しになることは容易に想像できる。
さてどこから分解するのだろう。
とりあえず凹みがあったのでドライバーのピックを挿すとキャップが外れた。いいぞ。
ネジを回すとレバーと化粧カバーがすんなりと外すことができた。意外にメンテナンスしやすい構造で驚いた。
さてと、この子がカートリッジってやつだな。どうやって外すんだろう?ひとしきり考えた後、ネジ切ってあるのだから単純に回してみようという結論に至った。
どこの家庭にもあると思うが、二本のプライヤーを用意して、根本を固定しながら上部のキャップを回す。こういうのは思い切りの良さが大切だ。
そしてついにカートリッジと対面。
かなり水垢で汚れていたので綺麗に掃除した。今までよく頑張ってくれたね。
とここにきて混合水栓のカートリッジの価格を調べ始めて驚愕する。
「え、めっちゃ高いやん。」
なんかね、4〜5,000円くらいするのよ。これは想定外だった。最近出費が多かったし、ちょっと頭を冷やそう。
水だって多少漏れててもいいや。
せこい。あまりにもせこいがこれが現実の世界なのである。分解した部品をイチからまたチマチマと組み直す。腹いせにここぞとばかりにピカピカに磨いてやったぜ。
はい、元通り。
綺麗になったぞ。
綺麗にはなったけれども、これからもしばらく水の滴る音を聞き続けなければいけないのか。
これにはガッカリだな。
肩を落としながら元栓を開放し、水道を再度開通させた。
でも神様はいる。
そんな矢先ミラクルが起こったんだよ。
みんな神様はいるんだよ。
なんとカートリッジ周りの水垢を綺麗にして、パッキンをはめ直したところ、これだけで水漏れが止まったのである。ピタッとね。
うおおおおおお!
このとき私の気分のボルテージはマックスに上がったのだった。
以上、先週末の水道修理の話でした。
またね
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