昨日より本格始動。

皆様ご機嫌いかがでしょうか。

5/9(月)、雨時々曇り、そんな昨日ですね、劇団マカリスター第八回公演「ヌシのハラ」の顔合わせがあり、そのままの流れですぐにしっかりとしたお稽古が始まりました。

いわずもがな、緊張で胃の中のものが全部、出てきそうな勢いでしたが、幸い朝から何も食べずに(まぁまぁポンコツなので、緊張が行き過ぎてなんも食べられなかったんですけどね〜!笑)行ったので、結果、何も事故が起こらなかったので良かったと思ってます。

顔合わせは………本当、何回やっても緊張しますね〜………。
この歳になって少しも慣れないのだから、もう一生慣れない自信があります。

ま、とにかく、緊張に苛まれ、家で尻込みしていても顔合わせの時間は刻一刻と迫って参りますので、いつも「ほら、ぐずぐずせずに、さっさと出発しろ」と、気持ちを奮い立たせ、家を出発します。

顔合わせの日は、いつも「ああ。なんで出演致します、と言ってしまったんだろう…」と、後悔しまくります。
しかし、このルーティーンは、私にとってもはや正常なルーティンですので、なんの問題も無く、そう言う状態に陥ることも自分にとっては至って順調なわけです。
ただ、今回に関しては、プレイヤーが久々ということもあり、もう歳ですかね、先案じと申しましょうか、事前に自分の中で色々と役について余計な「想像」をしてしまったんですね。これが本当にまずかった。反省。考え無しなで突っ込んで行けば良かったのだけれど、ああだ、こうだ、と、余計なことを考えてしまった分、自分で勝手に変なイメージを作ってしまい、え、そんなの稽古する前からあんまり考えない方が良いよ、いや、ちょっと今回はやってみようよ、いや、ダメだよやめなよ、いや、やってみよう!いや、やめる!やっぱ、やる!え、どっち?みたいな感じになって、いつも以上に激しく胃をよじらせてしまったのではないかと思いました。

ま、でもね、実際、稽古場で舞台に立って仕舞えば、そんなの吹っ飛んで、結局、何も出来ないんですけどね!!笑
結果、頭ん中真っ白になりながらやってました。

今回に限らず、役者として参加する時は、毎回そうなのですが「全ての事象は初見」フレッシュな感覚を常に意識し、今回もそれをテーマに一生懸命、頑張って行こうかな、と、強く思っております。

稽古初日の収穫としては、本作品が必ず面白くなるという手応えを少しだけ掴めたような気がしました。
本当は「掴めました!」とか「確信しました!」と、ハッキリ言い切りたい所なのですが、「え、どんな風に掴めたの?言ってみてよ」と、言われたら、モゾモゾと言葉に詰まり、上手いこと具体的な説明が出来る自信は無いので、今は、まだ控えめな感じにさせて下さい。
だってね〜、ありません?漠然としてるけど「ん〜…なんか良いっ!!」みたいな時って。今、それです。

ただ、そんな程度の説明しか出来ないポンコツ役者でも、舞台上では一人ではありません。そこにいる共演者皆様のお力、本番に至っては観に来て下さったお客様から更なるお力をお借りし、精一杯のパフォーマンスを全うしよう、と、ハラをくくっております。

まだまだこれから。

明日からどんどんヌシのハラの世界を必死に掴みに行こうと思っております!!

私にとって今回演じる役はとても難しい役どころなのですが(とは言え今まで簡単な役なんて一つもありませんでしたが笑)、今回は考え過ぎないようにすることを考えながら、試行錯誤を楽しんで行こうと思います!笑

ただ、それは私にとって実は物凄く苦手なことかも知れません。
私生活でも、時々考え過ぎてしまう所があるので、いくらお芝居とは言え、考え過ぎないことを考える、ということは、ある意味、普段からの「生活する姿勢」を見つめ直してみたり、探求する旅に出る事にも繋がっていきます。

なんだか色々楽しみですね!

ああ。
良いですね〜…。
こうして思考を巡らせる感じは、久々です。
ついに舞台が始まった〜、という感じです。

素敵な作品の一翼を担えればと思っております。

劇団マカリスター第八回公演
【ヌシのハラ】
http://mccallister.jp

必ず面白い作品になりますので、ご都合つきました際には、是非、ご観劇くださいませ!

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