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なぜいつも「とりあえず資料送ってください」と言われてしまうのか

*主に大学生(就活生、インターン生 etc)、新入社員、若手向けの記事です。

結論

自分自身でお客様の台詞を誘導してしまっている可能性があります。自社都合のトークになっていないか見直してみるとよいかもしれません。

陥りがちなケース

・弊社商品の大幅なアップデートがあり〜
・いまキャンペーンをやっていまして〜
・新しいサービスがリリースされまして〜
というトーク。一見、何も問題なさそうですが、全て自社都合のトークです。もちろん否定するつもりありません。
しかし、このトークでうまくいくのは「課題が顕在化している」もしくは「自社サービスに関心がある」場合に限ります。

そもそもお客様は貴方の会社の商品/サービスに関心がない

この前提を忘れてはいけません。関心0を1にするのがインサイドセールスのはじめの仕事です。昨日問い合わせをしてくれたお客様は別として、過去にイベントに参加した、資料をダウンロードしたといった経緯で接点をもった方が商品のアップデート情報やサービスリリースに関心があることはほとんどありません。

なぜ「とりあえず資料送ってください」と言われてしまうのか

例えば(今は購入、検討する気がまったくないのに)
「新しいサービスが出ました!これは最新鋭のXXXXシステムを搭載しています、ぜひ詳しくご案内させてください。」と連絡があったら
「んー、ではカタログだけまずは見せてください」と考える方が大半なのではないでしょうか?
自社都合の情報(新サービス、機能のリリース)をお伝えしたい、というアプローチは、自分に関係あるかわからないのでとりあえず情報(資料)をください、というお客様の台詞を自ら誘導しているようなものです。

”顧客視点”のアプローチが重要

インサイドセールス業務をされている方なら100回はご覧になったことがあるかと思いますが、”なぜあなたに””なぜいまか”が大切になってきます。

自社都合ではなく、「あなたのために」「あなたの役に立ちたい」という想いが伝わることで「時間をとって話を聞いてみようかな」とお客様も考えてくれるはずです。

本記事をご覧いただいた方にとって少しでも参考になるところがあれば幸いです。

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