![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132273740/rectangle_large_type_2_4f555d1c923dec688640143afad090be.jpeg?width=1200)
初心者でもわかる!パラメータの種類と使い分けを解説
パラメータって何?種類と使い分けを徹底解説!
パラメータとは、簡単に言えば「ソフトウェアやシステムの動きを変えるための設定値」です。 ITの世界では、ソフトウェアやシステムの動作に影響を与える外部から投入されるデータという意味で使われます。
例えば、Webサイトで商品検索を行う際、価格や色、サイズなどの条件を指定する項目があります。 これらの項目はパラメータと呼ばれ、ユーザーが指定した条件に基づいて、検索結果が表示されます。
URLパラメータって何?
URLパラメータは、WebブラウザからWebサーバーに情報を渡すための仕組みです。 URLの末尾に「?」記号を付け、パラメータ名と値を「=」記号でつなげて記述します。
![](https://assets.st-note.com/img/1709042589681-fCRbHiRCVm.png?width=1200)
次に具体的なパラメーターについて例を使用して説明していきましょう。
例:
https://example.com/search?keyword=猫&price=1000
この例では、
keyword:検索キーワード
price:商品価格
という2つのパラメータが設定されています。
この2つの情報がURLにプラスして情報が引き渡されるものとなります。
パラメータの種類
パラメータには、主に以下の2種類があります。
1. アクティブパラメータ
アクティブパラメータは、URLパラメータの値によってWebページの表示内容が変わるパラメータです。
身近な事例として通販サイトで使用されているパラメーターを見ていきましょう。
下記のサイトではカテゴリを選択するとパラメーターが付与され、カテゴリーにマッチした商品が表示されます。
例:通販サイト
https://www.bellemaison.jp/
商品検索ページで、価格帯を選択すると、表示される商品が絞り込まれる
ブログ記事一覧ページで、カテゴリーを選択すると、該当する記事のみが表示される
2. パッシブパラメータ
パッシブパラメータは、情報収集やデータ分析のために使用されるパラメータです。 ユーザーには見えない形で情報をサーバーに送信し、アクセス解析やマーケティングなどに活用されます。
例:
Googleアナリティクスで、ユーザーのアクセス経路を分析する
マーケティングオートメーションツールで、ユーザーの属性を把握する
パラメータを使うときの注意点
パラメータを使う際には、以下の点に注意する必要があります。
重複ページの対策
パラメータ付きURLとそうでないURLは、検索エンジンから見ると同じコンテンツと認識される可能性があります。 そのため、重複ページと判断されてしまう恐れがあります。これを防ぐためには、canonicalタグというHTMLタグを用いて、正規のURLを指定する必要があります。
パラメータ名の統一
同じ意味のパラメータであっても、異なる名前で記述すると、データ分析などがうまくできなくなる可能性があります。パラメータ名は、わかりやすく、一貫性を持たせて記述することが重要です。
パラメータの数の制限
URLパラメータの数は、サーバーの負荷や検索エンジンの評価に影響を与える可能性があります。
必要最低限のパラメータのみを使用するようにしましょう。
まとめ
パラメータは、Webサイトやシステムを動かすために必要不可欠な仕組みです。 パラメータの種類や使い方を理解することで、より効果的にWebサイトやシステムを活用することができます。
参考資料
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?