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花や
野菜


彼女ら

って
 
性別があるのかな?
それは
私にはわからないけど

大地に種を撒き

また撒かれ

彼 彼女らは

大地に根を張り

芽を出し

育って

そして

撒かれた
または
撒いた
その
種に相応する
花や野菜や樹に育つ

そのことを

日常という
私自身が営む日々の
私自身の暮らしを

種を撒く畑として

その畑に

どんな種を撒き

何を育てるのか?

悪いことを行うという種を撒けば

例えば
通りすがりに誰かに絡み
いきなり殴りかかれば
殴り返されることもあり 

良いことを行うという種を撒けば

まぁ
良いことに対するレスポンスは

かなり
longslowdistance
結果は
マラソンのようですが


幼い頃に
ご住職から
因果応報という
説法を受けても
心も身体も
成長するに連れ
どんどん汚れてしまい

ありがたいお話しも

理解しても
納得できず
素直に
その言葉も受け入れられなくなり

種すら撒くこともやめる

どうせ
撒いても
ろくなものもできない

そう

そうだと

私は思っていて

私みたいな
人間は
ただのゴミだなって

ゴミから生まれるのは
ゴミだ

そう
ずっと

思いこんでた

自分より恵まれたものを妬み
生きていた

上手くいかない事は
誰かのせいにして

そんな人間
社会に出れば
周りの人とコミュニケーションなんてとれず
関係性が破綻し
その職場から即退場に

私自身
ずっとレッドカードで
沢山の職場を退場してきた

その中で
介護の世界に拾われ
食いぶちをつなぐ事ができた

介護の世界

そこを利用するお年寄りの職業は
一般的なサラリーマン
家庭の主婦
生活保護の人や
反社会勢力の人
個人事業主や経営者
ドクターやアナウンサー
政治家と様々で

貧困層から一般的に成功者と呼ばれる層
そんな人達を
同じ環境に放りこむ
乱暴な世界

ステータスに応じた
言葉使いすらできない
介護現場のスタッフ

ステータス
金持ちだからとうのこうのではなく

収入に応じ
沢山の税金を払っている事

社会的弱者に対して
その助成金にも使われる税金

その税金を稼いできたのだから
ただの年寄りとして
接することは
とても失礼なことではないかな

また稼いでいなくとも

戦後
仕事すらまともにない時代
それでも必死に生きて
働いてこの国を豊かにしてくれた

今のように
第一次産業は嫌だ
せっかく大学でたのに
コンビニでバイトは嫌だと
働ける場所があるのに
それすら拒否し
働かずとも食える環境を作ってくれた
そんなお年寄りに 

この介護サービスのありかた
この仕組みは
なんなんだろう

机の上で
何を話しあっていらっしゃるんだか……

ワタシは愚民なのでわかりませんが……

超脱線しました

結局

どんな人も

人して生を受ければ

大富豪も権力者も善人も悪人も

均しく死ぬ

死にかたや死ぬ場所すら
選べなくなっている

それを目の当たりにして
感じ

なにか良い方法
なにか良い仕組みは
できないのかな

介護職として働く事で
その周りの人が豊かになる種

また
私が種を撒くことで
周りの人が豊かになれないのかな

介護の仕事に就いてからこのかた

そんなことばかり
考えています

禅問答みたいだね

てへ

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