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フィルインってホントに爪に優しいの?

フィルインは自爪に優しいと信じて提供していた頃、

私の中でいつしか
『アセトン🟰悪』
といった認識でした。

なんで??なぜ??
そう決めつけていたのか…。

フィルイン当時の使用ベースはパラジェルEXです。

ノンサンディングとありますが、それではもたない人もいます。
(なぜもたないのか、残念ながらその時は知識がありませんでした。)

当時『フィルイン一層残し』『ベース残し』といったワードを前面におしだしフィルインセミナーを展開していた先生がいました。
受講したネイリスト仲間から根本浮き解消方法をこっそり伝授してもらいました。

今思えばほんとに恐ろしいw

カプリシルキーボード100/150
を持ちやすい形にハサミでカットします。
※別にカプリじゃなくてもいいんだけどね。

これをね、長手方向に細長く半分にした後に、持ちやすい長さにカット。

マシーンでトップ、カラージェルをオフ。根本2ミリくらいでしょうか?新しくはえたての自爪のところをガリガリ傷入れをするのです。
つまりグリッド100で深い傷入れをするということです。
(ストーンプッシャーよりもっとガリガリする感じ。)

ひぃ〜っ(°_°)

そしてパラジェルEXを塗布します。

これで9割以上のお客様が4週間後しっかり密着したまま戻られるようになりました。

残り1割のお客様だけが、なぜかうまくいかず。
(その時は理由もわかりませんでした…。)

お客様のほとんどがトラブルもなく安心して戻られ、いつしか『もちのいいサロン』として定着して喜ばれていきました。

【基本的なオフ施術】
⚫︎アセトンでオフ
⚫︎自爪に付着しているジェルをガリガリと削り落とす
⚫︎ベースを塗る前に爪表面全体を再度ガリガリと傷入れ
⚫︎そしてもちのいいとされるベースジェルを乗せる

確かにこの従来型のベーシックなやり方に比べたらフィルインは良さそうな気もしますよね。従来型は自爪がペラペラに薄くなりジェル休みが必要となりますしね。

フィルインは
アセトンは使わず、マシーンのみでオフし、傷入れするのは根本の新しく生えたところのみ。毎回根本のみの傷入れと思えばそんなに罪悪感もなく、ジェル休みも必要ありませんよ〜と、お客様に説明をしていた私です。

私自身ジェル休みなしに何年もフィルインでつけっぱなしでしたから。全オフしないので自爪の様子がわからないのをいいことに。

ところが、たまに検診などで全オフされるお客様の爪の様子を見たり聞いたりすると疑問に思いはじめたのです。

↓ちなみに当時の全オフ直後の画像

⚫︎オフすると先端からボロボロと折れる
⚫︎二枚爪になり横線が入り自爪がひどい状態
⚫︎フィルインって爪に優しいはずでは??

そう、全オフするとみんなそうなる
のです。なので全オフのお客様には事前に、

『オフすると先端からボロボロ折れてきます』
『ジェルはある程度自爪を弱らせてしまうので(自然に逆らう事なので)取ると少しは傷んでいます』
『ジェルってそういうものなんです』

なんのこっちゃ??
そんな事を伝え伏線を張っていました。
皆様申し訳ありません、許して…。

つい最近Instagramで
当たり前のように同じ説明をしているネイリストさんをみつけ
わかるわかる、と大きく頷いてしまいましたw

この様子に疑問をもちはじめ
【フィルインってほんとに爪にいいの?】
良い施術と思っていたフィルインに暗雲が立ち込めてきたのです。

そして話はだいぶ前に戻りますが  

【ネイリスト(ネイルサロン)は満足する対価を得られない】

そんなこんなで
⚫︎値上げをしたい!
⚫︎そのための大義名分は?
⚫︎私なりの付加価値は?
⚫︎他サロンと差別化できるものは?
⚫︎高額料金でも納得してもらえる施術は?

値上げるきっかけを探しながらモヤモヤと時は過ぎ…、そう、コロナがやってきてしまったのです。

次回はコロナ禍での営業していくには…

です♪

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