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【いれいす】無名歌い手6人が1年間で20万登録のグループになる話 ないこ編

はじめましての人ははじめまして!
新人歌い手グループ『いれいす』リーダーのないこです!

僕が所属している『いれいす』というグループがどのように集まったのか、どのように成長してきたのか、記事を書いてきました。

前回はいれいすDice No.6 悠佑についてお話しました。
音楽の夢を追い求めて生きてきた人生。
幾度となく失敗と挫折を繰り返し、次が最後のチャンスというタイミングで、いれいすという船で夢を追いかける覚悟を決めた。
そんな話を書きました。

そして前回で、いれいす全メンバーがいれいすを結成するまでの話が出揃いました!!めでたい!!
改めて読み返すと思い出すものがたくさんあって泣きそう。

ここまで毎週綴ってきた『無名歌い手6人が1年間で20万登録のグループになる話』

最後はいれいすリーダーないこの話を記して、最終回とさせてもらいます。
自分のことを赤裸々に書いていくのは結構恥ずかしいんだけど、包み隠さずないこが思ったこと、やってきたことをすべて、文章で残していきます。

🎲Dice No.4 何もない人生が一変する出会いをした歌い手


🎲名前すら無かった活動者

『ないこ』という歌い手が生まれたのは2020年4月11日。
YouTubeにベノムの歌ってみたを投稿したのが始まりでした。

【低音男子が歌ってみた】ベノム / かいりきベア【ないこ】

配信で何度か言ったことあるんだけど、『ないこ』という名前の由来は
「名前がない子ちゃん」
からきてる。

俺がネットでまだ活動者をしていなかった時、ふらっと立ち寄った誰かの配信枠でなんとなくコメントをしていた時。

?「君名前なんていうの?」
🍣「特にないんですよね。ネット始めたばっかで」
?「じゃあ名前がないこちゃんだね~!」

こんな感じのやりとりで生まれたのが『ないこ』という名前。
もうだいぶ前のことだから、その配信者が誰だったのかとか全然思い出せないんだけど。

そんなないこは社会人としてお仕事をしてたんだけど、コロナの影響を受けてお仕事がフルリモートになりました。
つまり、会社に出社することがなくなって、仕事をすべて家の中でするようになったってこと。

で、あんまり大きい声では言えないんだけど、フルリモート勤務って、すっごい楽なんよ(こっそり)
与えられた仕事さえやっておけば、空いた時間は割とゆったりと過ごせたりして。

そんなこんなで時間的な余裕ができたないこは、昔ニコニコ動画でよく聴いてた『歌ってみた』を自分でもやってみようかな~と、なんとなーく思い始めた。
っていう話を、当時から仲の良かったお友達に話してみると

「俺MIXできるよ。歌ってみたやってみる?」

と、お気軽に言われたので、「じゃあとりあえず歌ってみるわ!」と、ノリで始めたのがないこの初歌ってみたデビュー。
そのMIX師さんは、後々いれいすのオリジナル曲を大量に書き上げることになる作曲家のaltoさんだったりするんだけど、それはまた別のお話。

🎲本気になれる何かを見つけた瞬間

そうして歌い手としての活動をなんとなくしていたないこは、活動の中で多くの仲間に出会うと同時に、
『歌い手』という活動ジャンルでどういう人たちが成功しているのか、わかるようになってきた。

特に当時大流行していたのが、複数人の歌い手でユニットを組んで活動する『歌い手グループ』

どうせやるなら全力で成功してみたい!

なんとなく始めた歌い手活動だけど、やっていくうちに気持ちはヒートアップしていって、活動者として大きくなるために全力を注ぐようになった。

ところで、ちょっとないこのことをお話させてもらうんだけど、
ないこっていう人は、すごく自分勝手な人なんです。

自分がやりたいことに対しては人一倍の力を発揮できるんだけど、やりたくないこと、モチベーションが沸かないことに対してはもう全然頑張れない。

学校や会社にいるときでもそれは同じで、やりたいこと以外はほんとにダメ。

そんな人間なんです。

ないこが勤めている会社は、包み隠さず言うと、一部上場企業で、学生からの人気がすごい高いところで、初任給も高い。
一般的な大学生がここに就職決まったって言うと「お前まじすげーじゃん!」ってなるような会社
だからないこは、客観的に見ると、
いい会社入って、人生うまく言ってる人
なんだと思う。

でも、ないこは勤め先の会社でやる気がまっっっっったく出なかった。

自分で選んだ会社ではあったんだけど、勤めてみるとやっぱりなんか違う。
誰かの下で、誰かの意思に従って働くことに強烈な違和感を覚えちゃう。
そんな感じだった。
だから、「良い企業に就職できたじゃん」「将来有望じゃん」みたいなことを周囲から言われる一方、ないこ自身は全然満たされない毎日を送ってた。

なんとなく出社して、
言われたことをこなして、
残業して家に帰って、
少しの時間でゲームしたりYouTube見たりして、
明日も仕事いやだな~って思いながら眠りにつく。

きっとほとんどの人がこんな人生を歩んでるんだろうなと思う。
当時のないこも同じで、そんな『普通の社会人』をこなす毎日だった。

そして根っからの自由人ないこにとって、そんな毎日がどうしようもなく耐え難かった。

毎日が単調で、
同じことの繰り返しで、
変化もなくて、
危ないことはないけど、
ドラマみたいな展開もない。

「俺の人生、まじでつまんねえな」

って、毎日思ってた。

そんな俺が、社会人になって初めて、いやもしかしたら人生で初めてかもしれない。
死ぬほど熱中できることを見つけた!!

それが『歌い手』であり『歌い手グループ』だった。

活動を始めてから、毎日が楽しかった!!

どんな歌を歌ったらリスナーさんは喜んでくれるかな?
どんなイベントをすれば楽しんでもらえるかな?
ライブとかするにはどうしたらいいんだろう?
グッズは?CDは?

一つ一つの物事を考える時間が幸せで、仕事を忘れて没入することができた。

この幸せすぎる時間を、絶対に手放したくない。

そう思った俺は、自分が思う理想の歌い手グループ、
何十年未来でも輝いていられる最強のグループを作ることに人生をかけてみることにした。

🎲史上最強の歌い手グループを目指して

それからいれいす結成までは、毎日が作戦会議みたいな毎日だった。

当時は歌い手グループ戦国時代みたいな感じで、多くのグループが生まれ、解散していっていた。

正直、どこも似たりよったりだな、と思われていたと思う。

なんとなくメンバーカラーで分かれて、とりあえず合唱歌ってみたを出して、それからさして活動が続かず、解散。
みたいなグループがほとんどの時代だったから、仮にないこがグループを作ったとしても

「あーまた新しいグループできたよ。どうせすぐ解散するだろうけどw」

みたいに思われるのは目に見えていた。

だから俺が作る理想のグループは、
今までのどのグループにもない強い個性をもったメンバーを集めて、
今までのどのグループでも実現できなかった劇的なデビューを飾る必要がある。

そんな着想から試行錯誤し、生まれたのが現在の超個性的ないれいすメンバーであり、
結成と同時にオリジナル曲リリースという業界初の試みだった。

というデビューまでのイメージは固まったものの、それだけでは不十分だよな、と思っていた。

確かに初見のインパクトはすごいけど、それだけで終わっちゃ意味がないから。
どれだけ華々しいデビューをすることができても、その後にリスナーのみんなが楽しんでくれるようなものを、
ずっと応援していきたいと思うようなものを用意しないといけない。

そう考えた結果が、いれいす結成後のYouTube毎日投稿だったり、月に2本のオリジナル曲リリースだったりした。

俺たちいれいすは、最高速で成長して、最大級のステージに立ちたい。

でもそのためには、俺達が頑張るだけじゃなくて、リスナーのみんなにも応援を頑張ってもらわないといけない。

リスナーのみんなに頑張ってもらうためには、リスナーのみんなが本気で応援したくなるような、推し活人生をかけてこのグループを推してみたいと思えるような、そんな活動をしていかないといけない。

最高のステージは、俺たち活動者と、俺たちを応援してくれるリスナーのみんなで創り上げていくものだから。

俺はいれいす結成前からそう思ってたし、今ももちろんこの思いを持っている。

いれいすが変わらずいれいすであり続けることができるのは、メンバー全員が共通してこの思いを持っているからだと思う。

🎲ないこは幸せです!!

やることが決まってからは、ガチで毎日が地獄のようなスケジュールだった。

オリジナル曲を出す!
つまり、作詞作曲、イラスト、動画、収録、MIX、そのすべてを自分たちで用意して進めなきゃいけない!
しかも月2本!えぐいて!

毎日動画投稿する!
つまり、企画立案、台本作成、収録、動画編集を、毎日のように行わないといけない!
俺達YouTuberだっけ!?毎日仕事も学校もあるんだけど!!

加えてメンバーの定期配信があり、週に1回の生放送があり、
グッズを作ろうと思うと見たことのない桁のお金をかける必要がある上に、数ヶ月間のスケジュールを組む必要がある!
ライブをしようものなら、半年先でも会場の予約がとれないのが当たり前だし、
企業様とのコラボは長期に渡る綿密なやりとりが続いてようやく実現できる!

仕事から帰ってきて寝るまでずっとパソコンに向き合って、メンバーと通話しながら活動に集中し続けた。

そしてそんな生活が、結成して1年と3ヶ月になる今に至るまで、毎日続いてる。

それでも自信を持って言えるのは、

ないこは今のこの生活が人生で一番幸せだということ!!

今すぐ仕事を辞めて活動に専念するということになっても何の後悔も無い!
そう断言できるほど今が楽しくて、いれいすメンバーが好きで、リスナーのみんなと向き合う時間が大切で、この毎日にないこのすべてを捧げてもいいと本気で思ってる。

ないこが人生をかけてもいいと思える活動に出会えたことは、偶然かもしれないし、運命かもしれない。
だからこの活動に、メンバーに、リスナーのみんなに出会えた奇跡を信じて、俺が考えた最強のグループで、最高のステージまで連れて行く。

リスナーのみんなと一緒に、
この6人で、
マイクを置くその日まで、

俺は、俺を裏切らない人生を送ると誓う。

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