🇺🇸ベニスビーチにサヨナラ。そして次の大陸へ✈️
こんにちは、なほです。
この日はアメリカ西海岸、ベニスビーチで過ごす最後の1日。
朝起きてから、ホステルにて無料の朝ごはん。
アメリカのドミトリーではやはり定番のピーナッツバター。
ピーナッツバタートーストとコーヒーを頂きながら、同室者達と他愛のない会話をする至福のひとときを過ごします。
カメラ片手に世界中を旅するアメリカ人バックパッカー、事業に成功してアメリカで暮らす韓国人、スペインで長年暮らして日本語を忘れつつある日本人、アメリカ国籍をゲットするため偽装結婚をしたけれど離婚してしまい母国を恋しく思うペルー人(独特!)など、様々な人との出会いがありました。
日本にいたらなかなか出会うことのできない人達との出会いがやはり旅の醍醐味ですね。
朝ごはんを食べた後はビーチ沿いや桟橋をぶらりとお散歩。今日も天気が良く、浜ではビーチバレーをしている人達がいました。
ベニスビーチでの滞在中は先ほど言った同室者のペルー人の方に気に入られてしまい一緒に過ごすことが多かったのですが、彼は私より1日早く本日のフライトでこの地を出るとのこと。最後の1日も私と過ごしたいと言ってくれたので、この日も一緒にビーチ沿いを散歩することに。
旅先でひとりなんにも考えずに歩くことが割と好きなのですが、彼のおかげで一生スペイン語講座が繰り広げられていました(笑)
犬が”ペッロ”ということを初めて知りました🐶ペロ
ところで桟橋の方ではおじちゃんおばちゃん達が魚釣りをしていました!眺めていると結構釣れていました👏
桟橋にてローラースケーターのママとスケボーのパパでベビーカーを押すローラー家族を発見。
サンタモニカでもそうでしたが、アメリカではこういったローラースケートやスケボー、キックボードなどが日本と比べて圧倒的に多かった印象。
人が多すぎず、ゆったり落ち着いた気持ちで散歩ができるのもここベニスビーチ・ピアの魅力。
お腹が空いたのでランチをとることに。この日はビーチ沿いのGOOD STUFFというレストランで。
この旅ではなかなか野菜やフルーツをとる機会が少ないため、メキシカンラップとフルーツにしました。確かこれで3000円近くしました・・・恐ろしい。
それからお土産屋さんを見て回ったりBurlingtonで激安服を買ったりして過ごし、いよいよ彼とお別れの時間。
帰り際、お礼に、と割と重めな缶詰めをくれました。
持って帰るの重かっただけじゃないの???(こら)
そんなことはさておき、やっとひとりの時間をゲットした私。
やっぱりひとりぼーっと歩く時間が好きだな〜〜〜としみじみ思いながらすっかり陽が沈んできたビーチを歩きます。
夕方ビーチで歩いていると犬を散歩中の方が「どうしたの?」と声をかけてくれました。私が驚いていると、「寂しそうな顔をしていたから」と。
「今日がアメリカで過ごす最後の1日だから・・・」と話すと、「だから悲しそうな顔をしていたんだね〜、最後の1日を楽しむんだよ!」と言ってその人は去っていきました。
日本だと道路で知らない人に話しかけられることはほとんどないし、あっても変なヤツかも?と少し警戒してしまいますよね。
アメリカでは「素敵なドレスだね!」とか、「今日は天気がいいね!」だとか、知らない人にもオープンに話しかける人が多くいました。
褒め言葉も、自分が嫌だと感じたことも。思ったことをまっすぐ伝えるところが、私も見習いたいなあと強く感じました。
夜は再びTHE LIGHT HOUSE CAFEへ。
https://www.thelighthousecafe.net/
カウンターで飲んでいるとお隣に座っていたアメリカ人のおばあ様に声をかけていただきました。とってもお元気で笑顔がキュートなこちらのマダム、なんとご年齢がもう90近くだとか。そして野球の大谷翔平の大ファンとのこと!
この日もお酒を飲みながらエンゼルス対ドジャース戦を観戦して盛り上がっていて、大谷翔平のどんなところが好きか私に熱く語ってくださいました。
そしてここライトハウスカフェ、この日は夜8時からタンゴのクラスが始まるとのこと。私はダンスは全くできないのでおいとましようとすると、お隣のマダムにすかさず「ぜひ参加するべきよ!」と背中を押されてしまいました。常連でスタッフとも仲が良いようで、「この子初めてだからよろしくね!」と紹介されたので、逃げる暇なく参加することに。
ここにはタンゴの猛者達がたくさん。アメリカという地がそうさせるのか、日本で見るダンスよりも開放的で情熱的。男女で踊るタンゴを見ているだけなのに、それ以上の何か激しいものを見ているような気持ちになりました👀
私のように初心者の方もたくさんいてみんなフレンドリーに声をかけてくれるので、私も初めてのタンゴに挑戦することができました。
タンゴはステップが多くクルクル回ったり離れたり近づいたり、とにかく中上級者向き!男女で踊るのですが、フォークダンスのように(?)ペアもどんどん変わって目まぐるしい・・・!
ですが言語のコミュニケーションと違ってダンスや表情で楽しさを表現できるのでとても楽しかったです。
マダムは私が踊る様子を微笑んで見つめてくれていました。
そして私を見守ってくれた後、帰り際に「先に帰るから何か困ったことがあったらいつでも連絡してね」とペーパーナプキンの裏に連絡先を書いて渡してくれました。
ダンスですっかり全身疲れ果てましたが、心地よい疲労感でアメリカ最後の夜を過ごすことができました。
翌日、ベニスビーチを後にしロサンゼルス国際空港へ。
約2週間ほど過ごしたアメリカに別れを告げ、次の大陸へ向かいます。
お次は、人生初めてのヨーロッパ!
そしてヨーロッパ最初の地は
ここ!
オランダ、アムステルダムです🇳🇱
次回からヨーロッパ編になります。
今回もここまで読んでくださってありがとうございました🗽