第四四回 A.M.I.コラム コミケ初参加の結果......
みなさん新年明けましておめでとうございます。今年も名古屋大学A.M.I.をよろしくお願いします。実に2週間ぶりです。そして、今回のコラムも前回に引き続きまつぜんが担当します。……前回に引き続き、です。本当は誰かにコラムをぶん投げようと思っていたのですが、①サークル員への周知を忘れていた、②なんか色々忙しかった、③、④、……など諸々の理由で現在私が作っている羽目になっております。加えて私、1月1日~3日まで熱で寝込んでおりまして現在病み上がりの状態です。……つらい(泣)。
とまぁそんな暗い話はとりあえず置いておいて、今回は本サークルとして参加した「コミックマーケット103」について、制作から頒布までの過程を説明した後、僕なりの感想を述べたいと思います。…….前回は長文を書いてしまったので今回は短めにするつもりですが果たしてどうなるか…….。
コミケまでの流れ
①参加の検討(6月中旬~7月下旬)
そもそも今まで一度もコミケにサークル参加したことがない本サークルがどうしてコミケに参加することにしたのか。きっかけは6月上旬に開催された名大祭でのことでした。名古屋大学A.M.I.の初期メンバーの方がいらっしゃって「コミケに参加してみてはどうか?」という提案をされました(「お前も鬼にならないか」)。そこから色々話した結果、やる気のある人だけでも試しに出展してみようということでひとまず参加が決定しました。
②参加申し込み(8月中旬)
今でも覚えています。夜中に参加メンバーのうち3人で通話して、僕がカタカタパソコンを打ちながら申し込み手続きを行っていました。大変でしたよ。台風が丁度本州に上陸している中、夜中の10時にわざわざ近くのコンビニ(家から1km程度)まで走り8000円の入金してきました。疲れる、びしょびしょ、暗いの三点セット。家中のガラス全部ぶっ壊してやろうと思いました(嘘だッッッッッッッ)。
③コラム&問題&表紙作成(9月上旬~11月中旬)
わたくしまつぜんは、コラムと問題を約10ページずつ書きました。めちゃくちゃ時間掛かりました。だいたい問題が8時間程度、コラムが10時間程度。人生で初めてこんなに命込めて書いたことないってくらいに魂込めたかもしれません。私は『ごちうさ』について書きましたが、この作品とふれあったこの時間は、非常に密度が高く意義のある時間でした。
また、表紙に関しては結局一人のサークル員に任せてしまいました。一人しか描ける人間がいない小さなサークルなもので……..。匿名Kさん、本当にありがとうございました(匿名Mではありません)!!!できればあと5年くらい続けてお願いします!!!
④編集&文章校正(11月下旬)
ぶん投げました。私はほぼ関わっていません。
⑤最終チェック(12月上旬)
コラム書いた組のライングループで最終チェックを行いました。みんなで見ると結構ボロが出てきて編集者の方が本当に大変そうでした。本っっっっっっっっっっ当に大変そうでした。……と言いながらもワード1ぺージ分くらいは私も訂正を入れさせていただきましたがね!まぁその修正は僕が数センチでもずれたら見栄えが台無しになるような黄金比の構図にしたのが原因なんです。すみませんすみません本当にすみません大変申し訳ございませんでした。
⑥製本(12月中旬~下旬)
今回は値段とか来年の名大祭の販売用とかを考慮して50部製本しました。ですがコミケ会場(東京ビックサイト)に直送できないということで1年生2人で会場までもっていくはめに……。the other の方が持っていってましたがすんごい大変そうでした。さすがに50冊は重過ぎる…..。
⑦コミケ参加(12月30日、31日)
いよいよ当日です。われわれは2日目の出店でした。お誕生日席ももらえて想像以上の成果が出たと思ってます。諸々言いたいことはありますがそれは次のコーナーで。
感想
とまぁこれがコミケ登録から当日までの全体の流れです。ここからは私個人の感想を。
注)これはあくまで私個人の感想です。サークル全体の総意というわけではありませんので。
という風に断ったのは、僕の感想はあまりコミケにいい印象を持たなかったからです。理由は3点。
①二次創作とR-18作品がどっちも好きじゃない
…….すみません。だけど僕は原作ガチ勢なんです。好きな作品ほど原作しか認めない系厄介オタクなんです。ですから特に『ごちうさ』とか
『プロセカ』とか『五等分の花嫁』とかの二次創作は全く認めていないんです。やっぱり原作者こそが最高!加えてR-18作品が僕、嫌いなんですよね。これはたぶん少数派だと思います。……いやだってさぁ、なんかそういうのってあからさまに胸を強調したり過激なことやったりしてるじゃん?そういうの見るとなんだか世の中の野郎どものウケを狙ってる感じに見えちゃって、なんかこっちは冷めるんですよ(あくまで個人の感想です)。
②人混みと待たされるのが大の嫌い
これは完全に私の性格のせいです。私の性格は人混みで仲良く順番待ちするというよりも、人混みの隙間を早足でスルスル抜けていく感じです。だから、開始まで5時間以上待たされたり、13万人以上の人間が一か所に押し寄せるようなイベントってそもそも私の性格と合わないんですよ。こればかりは誰のせいでもありません。そう、私のせい!
③過労で熱を出してしまった
これが一番自己責任ですね。コミケは体力勝負だと、特に二日どっちも参加勢は本当に鍛えておかなければならないくらい体力勝負だと痛感しました。広すぎ遠すぎ人多すぎ。通常の三倍以上のスピードで体力を持っていかれました。それに加えて睡眠環境も最悪。29日と31日は夜行バスの中。しかも睡眠時間は5時間くらい。加えてPAに到着するたびに起きてしまう。正直苦痛以外の何物でもありませんでした。その結果、1月1日に37.4度の熱でダウン。1日~3日を寝て過ごしました。俺の貴重な正月休みを返してくれ!せっかくごちうさ検定を作ろうと思っていたのに!せっかくごちうさかるたを作ろうと思っていたのに!せっかくごちうさのコラムを書こうと思っていたのに!全ての予定が崩壊しました(泣)。
とまぁこんな感じなので、僕は初参加でコミケがかなり嫌いになってしまいました。だって、5時間も待って入ったところが全く性格に合わないところで、さらに6時間近くウロウロして終わり際に手に入れたのが37.4度の熱ですよ?これは嫌いになってしまうのも無理はないと思いませんか?
ですが、何も悪いところだけではありませんでした。実際僕も2点だけ企業ブースで買い物しました。私はきらら系作品好きなので『まちカドまぞく』の「シンプルな黒いTシャツ」と『ゆるキャン△』のクリアファイルを一枚。特に『ゆるキャン△』のクリアファイルは最高でした。なでリンはええぞ~。
終わりに
以上コミケ参加までの工程と実際にコミケに参加しての感想でした。多分僕はもう行くことはないと思います。ですがコミケも悪いところばかりではありません。擁護のために言っておきますが、うちのサークル員はほとんどがコミケ賛成派です。実際に参加しているOBの方もかなり多いですし、僕と一緒に行ったサークル員はコミケがすこぶる気に入ったみたいです。来年もフラッと行くとのこと。
まだ行ったことのない方は人生経験として一度行ってみるのも手かもしれませんよ?しかしその際は体力管理だけは忘れずに…。
付録
特に本編と関係はありませんがランキングの時から毎回やっていたので今回もイラストを少々。
今回は『プロセカ』より、僕の最推し、花里みのりちゃんです(順番ばらばらです)。
※最近のみのりの出現頻度おかしい(私は2.5周年から始めた勢なので当然復刻も引かないといけない)
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