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【名大URA通信】vol.15「海外との連携活動では、安全保障輸出管理をお願いします!」

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■ 先生方の研究を全力支援!   http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/
■ 【名大URA通信】    発行:学術研究・産学官連携推進本部
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名古屋大学の教職員の皆様、今月もURAから皆様へ、学術研究・産学官連
携に関する情報をご提供します。今月は海外連携活動での安全保障輸出管
理や、海外遺伝資源等を利用する際の手続き等について、お伝えします。

■◆■ ━目 次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1] 海外との連携活動では、安全保障輸出管理をお願いします!
[2] ABS手続きにご注意ください!
           ~海外遺伝資源等を取得・利用する研究について~
[3] 第三回脱炭素社会創造研究会「脱炭素社会をともに考える」
[4]    いよいよ明後日!若手研究者必見!「アカデミックフラッシュ」
[5] 起業家育成Tongaliプロジェクト 第7回Tチャン
          学生のときに考える、いつかビジネスで「何者か」になる生き方
[6] 名大研究フロントライン 学生が伝えるPodcast配信中!
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[1]  海外との連携活動では、安全保障輸出管理をお願いします!
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いまや海外研究者や企業等との共同研究や連携活動が日常的、という先生方も多いと思います。今回のメルマガでは、近時、大学の国際化のなかで重要なトピックになっている「安全保障輸出管理」について解説します。最後に〇×クイズも3問掲載します。
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■ 安全保障輸出管理の制度
 海外との研究や連携活動では、「安全保障輸出管理」手続きにご注意ください。「安全保障輸出管理」とは、武器や軍事転用可能な貨物や技術が、我が国の安全を脅かす国家やテロリスト等に渡ることを防止するための、経産省による許可管理制度のことです。許可違反は、最大3,000万円以下の罰金他、3年以内の活動の停止となることがあります。
 「安全保障輸出管理」の対象行為は、次のような研究、連携活動の様々な場面で生じます。
・実験機器や装置を海外へ貸与、提供するとき(修理も含む)
・生物サンプル、試薬を海外の共同研究相手に提供するとき
・留学生等を受入れ、研究指導を行うとき
・技術情報を海外または非居住者に提供するとき(リモートも含む)

※ 管理対象のうち、高度なスペックの技術やモノ等(経産省のリスト掲載)を提供するとき、または、懸念ある相手に提供するとき、経産省の許可が必要となります。
※ 少量・研究目的でも、ただちには許可不要とはなりません。

■ 名古屋大学での学内手続き
 対象行為を行う際は、事前に学内の電子申請を行い、承認を得てから進めて下さい。輸送業者に手続きを依頼しても、名古屋大学の責任で提供するときには教職員の学内手続きが必要です。
・電子申請はこちら(学内専用)
http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/researcher/security/system/index.html
安全保障輸出管理HP

■ 〇×クイズ
Q1 海外発送の際、輸送業者に依頼をすれば、学内手続きは不要である。
Q2 研究目的での規制品(技術)の海外提供であれば、経産省の許可は不要である。
Q3 研究者がリモートで海外の研究者と研究に関する意見交換を行う場合、学内手続きは不要である。

(以下答え)
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答えは、全て×です。〇×クイズに不明点がありましたら、以下までお問合せください。
■ 問い合わせ先:anzen [at] aip.nagoya-u.ac.jp
■ 安全保障輸出管理HP:
(学内専用)http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/researcher/security/
■ 輸出管理eラーニングを実施しています。未受講の方は、受講ください。(学内専用)https://old-ct.icts.nagoya-u.ac.jp/portal

(学術・連携リスクマネジメント部門 石川綾子 ishikawa.ayako [at] aip.nagoya-u.ac.jp)

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[2]  ABS手続きにご注意ください!
    ~海外遺伝資源等を取得・利用する研究について~
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 科研費の申請シーズンが始まり、これからの研究計画の立案に取り掛かっている先生方も多いことと思います。海外機関との共同研究を計画されている方で、特に「遺伝資源」や「遺伝資源に関連する伝統的知識」のやり取りを行う予定のある方は、ABS手続きに十分にご注意ください。
 遺伝資源とは、「遺伝の機能的単位(遺伝子)を有する植物・動物・微生物その他に由来する素材であって、現実の又は潜在的な価値を有するもの」を指します。海外で遺伝資源の取得を行ったり、共同研究者に送ってもらったりする場合、また関連する伝統的知識の聞き取り調査などを行う場合は、生物多様性条約および名古屋議定書に基づくABS(Access and Benefit-Sharing)手続きが必要となることがあります。ABS 手続きの対象となる遺伝資源は、原則として生物多様性条約が発効された1993年以降に入手・利用するものとなりますが、ABSの対象となる遺伝資源や手続きの進め方は、相手国の法律によって異なるため注意が必要です。また事前許可の取得や契約の締結など、手続きには時間がかかる場合があります。
 「遺伝資源」や「遺伝資源に関連する伝統的知識」のやり取りを伴う国際共同研究を予定されている方は、ABS手続きの要否についてあらかじめご確認ください。ABS手続きについて分からないこと、不安なことがある場合は、「遺伝資源実務者チーム」にお気軽にご連絡ください。

・名古屋大学のABS対応について(学術・産連本部HP内 ※学内専用)
http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/researcher/consult/genetic/index.html 
・遺伝資源実務者チーム 問合せ先:abs [at] adm.nagoya-u.ac.jp

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[3]  第三回脱炭素社会創造研究会「脱炭素社会をともに考える」
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脱炭素社会の実現に向け、東海国立大学機構が今年4月に立ち上げた「脱炭素社会創造プロジェクト」。第3回目は「脱炭素社会をともに考える~地域産業・社会への影響~」をテーマに開催します。
・日時:2021年9月17日(金)16:30~18:00 *オンライン
・話題提供:黒柳考司(中部経済連合会 審議役)、青木宏文(未来社会創造機構 特任教授)
・対象:興味・関心のある方はどなたでも参加いただけます。
・申込:https://forms.office.com/r/S78EMVn18r *9/15(水)17:00〆切
・問合せ:未来社会創造機構 オープンイノベーション推進室
 beyond_co2_zero [at] mirai.nagoya-u.ac.jp

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[4]  いよいよ明後日!若手研究者必見!「アカデミックフラッシュ」
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若手研究者による、若手研究者のための「アカデミックフラッシュ」第2弾!「同じ大学にいても異分野の研究を知る機会がない」、「自身の研究について他の分野の研究者からコメントをもらいたい」という若手研究者たちが、フラッシュトーク形式で自身の研究を紹介します! 
・日時:2021年9月3日(金)12:00~13:15 *オンライン
・発表者:
 ITbM・中川彩美 博士研究員、高等研究院・多田祐一郎 YLC特任助教、
 高等研究院・小坂俊介 YLC特任助教、理学・石川由希 講師
・対象:東海国立大学機構の若手研究者が主な対象ですが、学部生、大学院生、教職員も参加いただけます
・申込・詳細:http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/event/detail/0005218.html

アカデミックフラッシュ2021 9月3日

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[5] 起業家育成Tongaliプロジェクト 第7回Tチャン
   学生のときに考える、いつかビジネスで「何者か」になる生き方
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不確定な未来、したいことが明確にあるわけではない、でも何者かにならなくてはいけないのではないか。学生のときに考えるべき未来は年々複雑になっています。多くの起業家を支援後、自らも起業し、多くのインフルエンサーと関わる講師が、今から取り組める「何者か」になる生き方についてお話します。
・日時:2021年9月9日(木)18:30~19:30 *オンライン
・講師:緒方憲太郎 氏(株式会社Voicy代表取締役CEO)
・対象:どなたでも参加いただけます
・詳細・申込:https://tongali.net/events/tic2021-7th/

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[6]  名大研究フロントライン 学生が伝えるPodcast配信中!
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Podcast#16 消化管から胎盤を作った!?赤ちゃんを産むサカナのユニークな胎生のしくみ
・生命農学研究科 飯田 敦夫 助教

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Podcast #17 データで実証!子ども時代の運動はやはり大事だった
・医学系研究科 杉浦 英志 教授

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Podcast #18 オーロラがオゾン層を破壊する!?
・宇宙地球環境研究所 三好 由純 教授
https://youtu.be/vi_-uV94N8s 

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Podcast #19 メスがいないとオスメダカの生殖能力に変化!?
・理学研究科 田中 実 教授


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Podcast #20 意外!「○○な動き」が赤ちゃんの学びを促す
・情報学研究科 平井 真洋 准教授



最後までお目通しいただきまして、ありがとうございました!
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発 行:学術研究・産学官連携推進本部 http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/
問合せ:人材育成・情報発信部門 情報発信ユニット  
メール:outreach@aip.nagoya-u.ac.jp  電話:(747)6790 
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