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素粒子宇宙円卓会議#9 |ニュートリノの飛跡の美しさに魅せられて

KMI素粒子宇宙起源研究所の研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。

9回目となった今回は、佐藤 修さとう おさむさん(未来材料・システム研究所 特任准教授/KMI連携研究者)をお招きし、お話を伺いました。

佐藤さんは、主に原子核乾板を用いたニュートリノの研究をされています。元々は地球外生命体への興味から素粒子物理学を研究を始めた佐藤さん。どのようにして現在の研究に至ったのか、また研究者としてのキャリアについてもお話をお聞きしました。

00:00:00 オープニング
00:01:17 研究紹介
00:18:30 ニュートリノの検出器「原子核乾板」
00:23:50 原子核乾板の弱点
00:36:18 研究で解決したいこと/わかると嬉しいこと
00:47:05 原子核乾板を使った研究の将来
00:52:00 よくある1日
00:55:25 実験現場への出張について
00:56:20 研究で楽しい時
01:00:16 研究でつらい時
01:02:23 研究者を目指したきっかけ
01:06:50 大学院に進む人に向けてのメッセージ

今回、何度か話題に上がった原子核乾板を読み取る顕微鏡はこちら。

黄色の台の下に設置された大きな対物レンズで得た画像を、台の上にあるカメラで撮影し、背後にある36台のパソコンで飛跡の解析をします。1ターム45分。これを繰り返します。

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トップ画像(背景):素粒子宇宙物理系 基本粒子研究室 F研HP
文:長谷川拓郎(KMISCT/理学研究科博士後期課程2年)

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