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1/12 RP人狼「天球の叛逆者-episode0-」ロディ設定まとめ

今回やたら長くなってしまったので、noteにまとめます。
ゲームの内容も追記できたら…いいね!


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キャラクター設定

今回は二面性のあるキャラクターのため、設定が表と裏の二段階構成です。普段はX(旧Twitter)用に画像にスクショをまとめるのですが、足りないのでこちらにまとめることにしました。


射手座ロディ

26歳 男性 身長176cm
12月25日生まれ O型 ※十二星座での星座は山羊座

兼業:公示人
※識字率の低い中世ヨーロッパにおいて、国の命令で法令公布や罪人の執行内容を告知する公務員。トランペットを吹いて告知する。依頼料をもらって商品の宣伝などをすることもある。

性格・印象

 頭の回転が速く、要領のいい自由人でありながら、仕事もそこそこの重量をこなす模範的な優等生タイプ。文武両道。 いつもにこやかで笑顔を絶やさないが、あまり自分から人と必要以上に関わらないためか、少し怖い印象を受ける星見もいるだとか。 優しいけれど、説教やアドバイスをくどくど言いがち。 かなりマメで、会議で決まったことや新たな法令を何度も読み直してチェックしたり、国の重鎮たちに積極的に関わりに行く。 なぜか金回りが良すぎる。

外見的特徴
 少し伸びた前髪と天然パーマ。 アメジストブルーの大きな耳飾りを片側につけ、常に黒手袋を両手に着けている。手袋を外したところを見せるのは深い関係を持つ人のみ。耳飾りについては聞かれれば嬉しそうに「神様に貰った」と言う。

射手座神殿について

 先代はロディの母親が星見を務め、父親は国務に従事していたが、彼が16年前の10歳に神託を受けた直後に、両親が失踪してしまった。悲嘆していたロディに対し神官たちは慰めつつ仕事をしっかり教え、現在は両親の国務を継ぎ、神殿全体で国にその身を捧げている。

射手座神殿の噂①
神官たちはとても優しく、客人に対しても偏見なく公平に接してくれる。皆同じ表情で、態度を崩すことは一度もない。

射手座神殿の噂②
国の重鎮たちの出入りが多い。安息日のみ信者への出入りを許しているようで、その日は大名行列の如く信者たちが押し寄せる。

射手座神殿の噂③
神殿内のどこかに暗殺代行の請負人がいるらしい。しかし追い返されることがほとんどで、何を基準に依頼を受けているのかは不明。これと関連し「何者かが殺された」という事例は報告がひとつも無い。

他の星見との関係

関係1.蛇遣い座ケイト(恋人)
 結婚を前提にお付き合いしている。ケイトのことが大好きで、星見の催事がある度に彼女の好きな「花」に関するプレゼントを贈っている。頻繁に蛇遣い座の神殿を出入りし、彼女と二人きりの時間を穏やかに過ごしているらしい。

関係2.水瓶座ウィル(友人)
 彼のことは元から知っていて目をつけていた。彼が星見になり嬉しくてお話ししに行くようになる。彼の公演や相談には大金を払い、ニコニコしながら聞いている。自由って素晴らしくて。

関係3.蟹座フランク(不仲)
 いつも会議でレスバしてしまう相手。ウィルに止められると「黙ってて!」と息ピッタリハモってしまう。会議以外では彼のことを明らかに避けている。普通にしていれば仲良くなれそうなのになぜ…?と疑問に思う星見もいるかもしれない。

関係4.蠍座ミカ(営業相手)
 彼のことは元から知っていて目をつけていた。『鈎の会』の見聞を広めるため、自ら名乗り出て公示人として、庶民からエリートまで様々な場に赴きその腕を語っている。腕前はもちろんのこと、その貫禄や在り方に敬意を抱き、とても慕っている。

その他備考
 他の星見に対しても平等に優しく接している。あまり慣れ合わないものの、よく周りを見ているため、それとなく陰でフォローしていることがあったりなかったり。怖がられると少し落ち込むそぶりを見せる。
 ウィルがフランクと仲良くしているのが少し気に食わなさそうな顔をしていることがある。

キャラクター設定(真相)

彼が他人に見せているのは全て「表の顔」であり、実際は腹に何物も抱えた、性悪説に生きる男だ。それを知るのはケイトのみ。

職権濫用
星見兼公示人という立場を利用し、様々な団体に圧力をかけている。彼に見放された団体は一切宣伝されることなく、資金を巧みに奪われて路頭に迷うという。

性格・思想

 人の本性は先天的に悪である。
 それを巧みに隠しながら、周囲を利用し己が儘にする「支配」。この支配欲に取り憑かれた悪童であった。

 優等生として振舞えば、勝手に周囲がおだててくれる。悪い噂が流れたとして、それを信じようともされない。
 結局この地獄の世において、どんな言葉も内容ではなく「誰が言うか」が決め手となるのだ。

 目には目を歯には歯を、権力には権力を。
 このエクリプシアにおいて、星見という立場がただの傀儡であることは分かっていた。だからこそ権力を欲し、人々を言葉で導く公示人の職に就き、使える駒を増やし、根本から作り替えようとしていた。恐るべき圧政と革命を待ち侘びて。

生い立ち

 星見の母と国家公務員の父の間に生まれた神殿の子、ロディ。
 二人は神殿に言われるがまま、彼を『理想の星見』にするべく厳しく躾けていた。
 これまでの射手座の星見は任期が短く、すぐに取り替えられてしまうことが多かった。そのため現在は長期的な星見の育成に力を入れている。しかし、両親や神官らによる「躾」は次第にエスカレートし、これまで自身が溜め込んでいたストレスを子にぶつけるようになったのだ。夥しい数の暴力、罵声、無茶な要求。幼いロディの心が閉ざされるには十分すぎる虐待だった。

 それでも彼は無垢だった。それゆえに神託を赦された。両親の期待に応えるべく、痛みを伴う躾に耐えながら、星見としての仕事と勉強に明け暮れる日々。そんな中、神殿の地下で折檻されて片足が潰れた状態でクリスマスを迎える。この日の夜は毎年、白装束を着たサンタクロースがやってきて祝詞を唱えてくれるのだ。その祝詞には不思議な力があり、聴けば心が安らぎ、暖かい気持ちになれる。
 その日も彼の訪れを心待ちにしていると、彼はやってきた。真っ赤に染まった赤装束を着て。目の前でサンタクロースは倒れた。その背後には奇妙な笑みを浮かべた両親が立っている。両親曰く、サンタは神官の下っ端だったらしい。母は大きなアメジストブルーの耳飾りを揺らし、何かを呟くと、途端に神官の体が大きく跳ね、口から大量の血を吐き出して息絶えた。
 衝撃的な光景を目の当たりにしたロディが震えた声で「お前らが死ねばいいのに」と小さく呟くと、再び耳飾りが揺れ、その瞬間、両親は突然目玉を飛び出させて死亡した。当時10歳のロディは、面白い玩具を手に入れたのだ、と感動した。

 その後も耳飾りはロディの要望に応え続けた。色々試した結果、他人に害を為す目的であれば応じてくれることに気づき、まずは手始めに気に入らない神官を殺し、他の神官全員を洗脳し、一連の事件を揉み消した。次に大金を手に入れた。他の神殿に悟られぬように上手く隠してきた。そうして好き勝手やっていたが、物心がつく手前、クリスマス会の準備で、たまたま倉庫で出会った赤装束を着たサンタを衝動的に殺してしまい、気付けば自身の手も赤く染まっているように見えて、発狂してそれ以前のことを思い出せなくなってしまった。
 憶えているのは、自身に神の力を授けられたことと、失踪した両親には生前厳しく躾けられていたこと、そしてこの世界は地獄だということだけだ。

 今のロディは、自身を紐解き、この神の力で両親を殺害してしまったのではないかとぼんやり考えており、時々衝動的に人を怒鳴りつけたり、手についた赤い汚れを取ろうと何度も洗う癖がある。自身で制御できないソレを、ロディは「呪詛返し」だと睨んでおり、誰かが自分を更なる地獄へと陥れようとしているのではないか、と考えている。

圧政計画
 その気になれば、無理やり政権を奪うことなど容易いだろう。
 しかしそれではただの悪王になるだけだ。
 物事には常にベストなタイミングというものがあり、来るべきその時に向けて、刃を研いでおくこと。

 怪しまれぬよう、国の重鎮たちを順番に手懐け、次々に更新される法の抜け道を把握し、発信する情報を少しずつ操作しながら国民に「今必要なものは絶対的な君主」だと刷り込ませる。
 そしてこの国から「星見制度」を排除する。

 また、王が発狂などしていられないのだから、早急にこの呪いは解かねばならない。

射手座神殿について

 色々と噂が立っているようだが、現在の射手座神殿は僕の手中にあり、頭の中では「我が城」と呼称している。

 皆同じ表情をしているのは、彼らが全て洗脳されているからだ。彼らはマニュアル通りに動く、まるでロボットだ。
 普段は国の重鎮たちと契約を交わしたり、パーティーをするために、みっちりとしたスケジュールを決めて招いている。そのため他の星見や神官たちも平日の神殿に入ることはほとんどない。
 安息日のみ、信仰者たちの礼拝を許している。

 ……暗殺代行の請負人?そういうのは蠍座の仕事のはずでは?
 そんな噂があるせいか、ときどき依頼が舞い込んでくるが、必ず追い返している。とはいえ「どこの団体の誰が凶悪な者か」は有益な情報なので、そいつは洗脳して、そのポジションをありがたく使わせていただく。

他の星見との関係

関係1.蛇遣い座ケイト(恋人)
 権力の収拾に、蛇遣い座の篭絡は必要不可欠だったため、いつも通り近づいたが、この女はあろうことか自分の神の力も、計画のことも勘づいてしまった。耳飾りの洗脳も効かず、告げ口されるかと思いきや、それをしない。……それでいい。所詮恋愛脳の女なのだ。

 彼女が星見に就任してからすぐに懐柔を始め、恋仲となった自分たちであったが、彼女の強かさは僕も目を見張るものがあった。関係を続けていく内に、本当に心を惹かれてしまったのだ。これはただの政略結婚、彼女もただの駒だと自分に言い聞かせながら接することに努めたはずだ。

 しかし、気付けば僕は彼女に対して自分の弱さを明かすようになってしまった。引き出されたのだ。星見であることが誇りであると同時に、心の内でずっと虚無を抱えているのだと打ち明けた。それから僕はおかしくなった。思い通りにいかないことがあった日は、彼女に八つ当たりをするようになった。全ての鬱憤を彼女にぶつけた。彼女のせいにした。彼女が好きだと言っていたからプレゼントとして贈っていた花を、全て引きちぎった。

 ……ああ、ごめん。こんなことをしたいわけじゃないんだ。ごめんね。そう言っていつも最後には彼女を抱きしめる。

関係2.水瓶座ウィル(価値ある駒)
 こいつには他の者たちと比べて最も利用価値がある。法の番人である彼と横の繋がりを持っておけば、力を使わずとも「法の抜け穴」を聞き出せることだろう。
 彼に合わせた人物を演じることは容易だった。もともと僕は射手座として生まれたのだから、自由を愛する者同士、意気投合するのはおかしいことではない。大金をはたけば悪い気は持たれないだろう。

 彼のことは、まさしく「人に好かれる星見」だと感じている。他の星見からの信頼も厚く、常に彼の周りにはたくさんの友人がいる。僕もその例外ではない。
 一つ気に食わないことがあるとするなら、彼がフランクと親し気にしていることだ。他の取り巻きたちも交えて彼と楽しく笑う姿を見ていると、フランクが遠くに行ってしまった気がする。フランクはあまり群れない性格のはずなのに……。

 友人として接してはいるものの、ウィルの立場を考えると、もし僕の王国が築かれたときに真っ先に洗脳しなければならない相手でもある。あまり入れ込みすぎるべきではない。

関係3.蟹座フランク(親友)
 物心ついてから関わるようになった相手。
 初めて彼の描く作品に出会ったとき、彼の目指す理想に気づく。このエクリプシアが、誰もが真っ直ぐに、自身の未来を歩めるような国になればいいな、そんな想いを知って、圧政計画を思いついた。
 ずっと考えていた「何がこの国に足りないのか」に対して「絶対君主だ」と、彼には言わないものの、彼のおかげで導き出した答えなのだ。

 彼と過ごす時間はとても穏やかなものだった。彼の一人の時間にヒョイと現れて、差し出された椅子に座り、星を眺めながら、彼が絵を描く姿を見守ったり、ときどき国について語る。会議中の僕らだけを知る者からしてみれば、異様な光景かもしれない。
 しかし彼との距離感が最も心地よかったし、彼にとってもそうであってほしいと願う。

 いつか、彼の理想を体現するために、僕が国民を守る王になる。
 たとえどんな手段を用いても。
 だからどうか、君はそのままでいて。純真無垢なそのままで。

関係4.蠍座ミカ(先生)
 国家級の権力を持つ団体を須らく調査していた僕は、当然『鈎の会』とも面識を持っていた。医師会だと思っていたそれは、とあるカルトの隠れ蓑であったらしく、それに気づいたとき、ここに頼るしかないと思った。例の「呪詛返し」について相談するためだ。
 そうして相談や営業を重ねている間に、ミカさんが星見に就任し、彼があのカルトの権威であると直観する。
 正体が判明した今でも医師と患者/団体と営業の関係を続け、彼の裏の活動についても一切の漏洩がないように配慮した。

 それに、彼がいくら呪術を扱っているからといって、その先に悪意がないことはなんとなく感じ取れる。恐らく同類だろう。自分も射手座神殿に城を築いている以上、何も咎める理由がない。むしろ尊敬している。

 彼から、何か期待の眼差しを向けられることが度々あるが、あれは一体なんだろうか…?
 というか、フランクに恋愛感情を抱いているのか…?祝福してやりたい気持ちはあるが、あまり汚いものに触れさせてほしくはない。

その他未決事項

以下は全体と整合性を取るために、ゲーム終了後に決める予定です。

  • 耳飾りの出どころ

  • 耳飾りの効果・範囲・制限

  • 詳しい年表 など

いただいた秘匿

・貴方はケイト自身から、「ケイトが自身の呪力に蝕まれて早死にするかもしれない事」を伝えられています。

・貴方はエリックから、「モブ爺は政治的神託を受けて偽者の星見になった者であり、本物の星見は死ぬまで蛇遣い座神殿に幽閉されていた事」を知らされ、ケイトの反逆の動機がその事であるのでは無いかと告げられています。

モブ爺=蛇遣い座の先代星見(偽)
ローラ=蛇遣い座の先代星見(真)幽閉されていた
ケイト=蛇遣い座の現星見 ということでした。

独白


この地獄の世界で、唯一、あの透き通った空が救いだった。

あの空の下に咲く花々が、君を笑顔にさせた。

あの空を描くそのキャンバスが、僕の光だった。

もう、二度と目が覚めることはない。

闇に浸蝕されたエクリプシアに、価値なんてないのだから。


イメージソング

ロディのイメソン集をふせったーにまとめました。
リンク先にYouTubeを貼っています。
合言葉:エクリプシア


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