アート鑑賞を通して感じたこと
かんたんやさしいお手当で 心と体に向き合う時間を。
和みのヨーガ インストラクター&セラピストの
nagomocaです。
先日『アートの楽しみ方』という
ワークショップに
参加させていただきました。
一つのアート作品を
参加者全員で見て
まずは一人でじっくり
そのアートと味わう。
そして
感じたことをそのまま
参加者全員で出し合って
それぞれの感じたものをうけて
更に深め合っていく、というもの。
こんな風に書くと
「アートが好きなんだね」と、
思われるかもしれませんが
元々アートとは無縁、
というか
むしろ苦手な方。
『違いがわかる人』だけの特別なもの。
ひとりで静かに味わうもの。
そんなイメージでした。
でも
以前この手法でのアート鑑賞に
家族で参加して以来
アート、というものの
捉え方がガラッと変わり
前よりも
アートを身近に感じられるように。
今回は
ご縁あって最近知り合えた方が
この企画を立ち上げてくださり
すぐに参加を決めました。
参加者ははじめましての方ばかりでしたが
主催者さんのお人柄もあって
不思議と緊張はなく
自己紹介でそれぞれの方の大切なものをお伺いしたり
和やかな雰囲気の中
鑑賞スタート。
1枚の絵から何を感じるか。
着眼点が違うと
同じ絵を見ていても
全然違うものに見えたり
違う感覚を感じたり。
自分にはなかった
新たな視点で
改めて見ていると
更にそこから
いろんな気づきが生まれる。
一人では辿り着けないような場所に
気がついたら
みんなでふわりと飛んでいってるような
そんな軽やかさ。
世界がぐんと深く
広くなっていく感覚。
終わりがない
いつまでも見ていられる
いつまでも語っていられる
そんな気持ちになりました。
そして
正解も間違いも
優劣もなく
自分の感じたものを
そのまま素直に差し出して
そのまま受け止めてもらえる
安心感に
心が温かくなりました。
初めて会った方々でしたが
心の距離がぐんっと近づいた感覚で
終わるのが名残惜しい気持ちに。
終わった後も
鑑賞したアート作品の
新たな見方が
ふと湧いてきたりして
余韻を楽しんでいます。
アート鑑賞を通して
改めて大切だなと思ったのは
まずは自分がしっかりと
自分の思いを受け入れて味わうこと。
自分の中で起こった感情を
良い悪い
正しい正しくないで
判断する前に
そのまま見つめて寄り添うこと。
丁寧に
自分の心と
向き合っていきたいなぁと思います。
そして
苦手に感じているものや
興味がないことを
あえてやってみると
今までと違った世界が
ぐんと広がって
いろんな気づきに
繋がっていくこと。
少しずつ
自分の思い込みが外れて
自由になっていってる気がします。
最後に
今回の鑑賞の手法である
『思いの違いを
そのまま受け入れあって
尊重する』
ということは
今のご時世において
とてもとても
必要なことだと感じました。
違うものを排除せず
その違いはどこからくるのか
お互いの背景を
理解しようとし続けること。
アートをみんなで見る
というところから
気がつけば
世界の平和に思いを馳せる。
あらゆるものが
つながりあっている、
ということを感じさせてくれた
深い体験でした。
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