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見送ること みとめること

かんたんやさしいお手当で 心と体に向き合う時間を。
和みのヨーガ インストラクター&セラピストの
nagomocaです。

今日は私が続けていることの話です。

飽きっぽい私ですがひとつ続けていることがあります。
それは
『子供達が出かけるとき姿が見えなくなるまで見送ること』

学校や習い事に行くとき
玄関で見送った後
外に面する窓に移動して
姿が見えなくなるまで見守ります。

私がどうしても手が離せないときは
パパにお願いして
見送ってもらいます。

出発前に怒った時も
見送りの時間は笑顔で
できるだけ最後まで。

「無事に帰ってきますように」の
願掛けのようなものであり
大切な存在であることを伝えるものでもあります。

みんなが休みで自分が出勤の時は
逆に最後まで見送ってもらって
少し照れくさいけど
心が温かくなって
「よし。頑張るぞ。」と
元気をもらっています。

そこからふと思い出したこと。

幼稚園の子育て講演会で
講師のコーチングの先生が
おっしゃっていた言葉。

『みとめることは見留めること』

その言葉はすごく印象に残っていて
しばらく冷蔵庫のドアのところに
書いて貼っていました。

子育てにおいて大事なことは
『そのままをみとめること』。

それはわかってるけど
具体的に何をすれば…というのに対して
みとめる=見て、留める=見留める
まずはその子のことをしっかり心を留めて見る。

ただ『見る』ではなく『見留める』。

子供たちの方を向いて話を聞いていても
頭の中で
「今日のごはん何にしようかなぁ。」とか
「後で○○と△△を終わらせないと。」とか
他のことを考えてる時は
なかなか「見て見て~」が終わらなかったけど

しっかりと見てそこに心を留めると
すぐにご機嫌で他のことを始めたり、
ということがあったことを思い出しました。

今は子供達も大きくなって
自分たちの部屋で過ごすことも多くなり
昔ほどは「見て見て~!」と言わなくなりました。

心を留めて見る。
今の我が家にとって
最後まで見送ることは見留めることのひとつなのかもしれません。




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