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子宮頚がんのこと⑥ ~セカンドオピニオンの準備~

セカンドオピニオンの予約が決定するまでには、約2週間かかりました。

希望の時間帯ではなかったものの、希望の曜日だったし、会社でも半休がスムーズに取れたりしたので、問題なしです。

セカンドオピニオンの病院と私とを繋ぐのは、私の入っている保険会社から委託を受けている「T-PEC(ティー・ペック)」という会社で、やり取りは全て電話ですが、担当してくれる方(保健師さん?お医者さん?でしょうか?)の対応は、とても丁寧で安心できるものでした。

セカンドオピニオンの日取りが決まると、担当の方が電話で説明してくれていたとおり、必要な書類が翌日に送られてきました。

封書の中には、セカンドオピニオン当日に、病院側に提出する書類、担当してくださる先生の経歴が書いてあるもの、訪れる予定の場所の案内だったり、確認して返送するもの等、わかりやすく説明されているものが入っていました。

翌日、必要書類に記入、捺印し、添付書類とともにT-PECへ返送しました。

後は、当日を待つのみです。


とりあえず、一緒に暮らす彼には伝えて、当日は一人で行くつもりでした。

どうせ、彼は行かないと思っていたので。


そして、前日、キッチンで夕食を作っている私に彼が

「明日は休み取ったよ。セカンドオピニオンの日でしょ?何時にお家出ればいいの?」

と聞いてきました。


意外でした。

私の病気と、通院、手術に関しては、全く興味がないように思えた彼だったので。

でも、ちょっと心強かったのを、思い出します。


改めて聞きたいことを頭の中で整理しながら、その夜は、早めに眠りにつきました。







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