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誰かに連れてこられたその場所で、宝を見つけた後、その宝をより輝かせるか、錆まみれにするか、それは全て自分次第ということ。

きっかけ


普段生活している中で様々な「きっかけ」があると思う。
本屋のポップを見たのがきっかけで本を買ったり、インスタで有名人が美味しいと言ったのをきっかけに爆発的に商品が売れだしたり、
小さなものも上げていくとキリがない程だ。

私は今学生なので、周りの大人に「きっかけ」をもらう機会が多かった。
学校の先生や、親、習い事の先生など、関わりのある人は皆「きっかけ」を私にくれた。

まず、この恵まれた環境にいることを感謝したい。そして、同じような環境の人も感謝することは絶対に忘れないでほしい。

私はこの環境の中で生活し、気づいた問題がある。

「きっかけ」をもらっても
その後が続いていない人が多くいる

少し前の私自身、これに当てはまっていたと今は思う。当時は全く気づかなかったが。

この問題に気づかせてくれたのは、先日行われた商業高校の取り組みを発表する大会の時だ。

宝の持ち腐れ

その日、大会に出ていたメンバーで、結果も含めこれまでの自分たちの活動を振り返っていた。

「なんか、色々やってるのに、やって終わりなのがもったいないね」

引率の先生のこの言葉に、私は頷けなかった。
なぜなら、1つの「きっかけ」から今もずっと動き続けているからだ。

メンバーは「続きみたいなの用意してくれたらいいのにね」と言っていたが、学校に頼りすぎでは?と思ってしまった。
「きっかけ」のその先は、自分次第で大きく変わると思う。実際に私は変わったのだから。

錆びた宝、輝く宝

宝を放ったらかしにしていれば、もちろん錆が着くし、ただの石ころや鉄くずになるだろう。
これ程もったいないことはないと思う。

宝を丁寧に磨いていけば、新しい模様が出てきたり、鮮やかな色が出てくる。
宝としての価値はどんどん上がっていくだろう。

初めは同じものなのに、その後の行動次第でストーリーが変わっていく。

▶動く
▶動かない

この二択が出た時、あなたはどっちを選びますか?

子どもたちに「きっかけ」を

私たちは「きっかけ」をもらう側から、与える側になっていく。
上の方で書いたが、恵まれた環境だからこそたくさんの「きっかけ」と出会える。

しかし、どんな環境だろうと、「きっかけ」に出会えるようにしなければならないと思う。
これは私たちの課題だ。

可能性を無限に秘めた子どもたちに「きっかけ」を与えることで、それぞれの個性の色や形ができてくる。

私は、たくさんの方々に「きっかけ」という大切な宝をもらった。

だからこそ、次はたくさんの子どもたちに「きっかけ」を与えていきたい。

そして、その後子どもたちが、自分の意思で動こうと思える環境を作るため、これからも動き続けていく。

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