平凡で、どちらかというとネガティブな高校生が、少しだけポジティブになったきっかけ

高校生になって、時間の流れ方が早く感じるようになり、気付けば高校二年生も終わりに近づきました。

そして、この時期考えるようになったのは卒業後の進路についてです。私は商業高校なので進学か就職か決めなければなりません。
今のところは就職のつもりなのですが、大きな問題がありました。

「知っている職業が少ない」

医者、プログラマー、公務員、トリマー、など周りの友達の中にはハッキリとした目標に向かって動いている人が沢山います。
しかし、やりたい仕事がなく、まずどんな仕事があるのか知らない私はどう進んで行けばいいのだろう?と悩んでいました。

「超絶ポジティブで面白い人たち」

悩みを抱えている時、私の学科だけ集められ、先生から講習のお知らせをされました。
「この講習は、超絶ポジティブで面白い人たちが、とても面白い話をしてくれます。希望者だけ参加できますので、興味のある人は先生に言ってきてください。」
先生の説明はこれだけです。
最初はお笑い芸人でも来るのかな?と思いました。参加するか迷いに迷ったのですが、少しだけ好奇心が湧いたので参加することにしました。

参加して初めてわかったことは、「超絶ポジティブで面白い人たち」は「フリーランス」の方々ということ。
フリーランスという単語は聞いたことはあったのですが、イマイチどんなものかわかっていませんでした。

しかしたった5回の講習で、私はとても前向きな考えをすることが出来るようになり、将来やりたいことも頭に浮かんで来るようにもなりました。

「未来は思っているより広い」

彼らが教えてくれたのは、未来の可能性の広さです。

時代の変化に対応して生きていく

私は知らないうちに、
今までどうり、前例を真似て、現状維持で、今あるもので、というふうに変化することを避けていたのかもしれません。
新しいことに足を踏み入れることは正直怖いから。

だけど、少しの好奇心で動いた結果、新しいことを知ることや、考えて創り出すことの楽しさを知ることができたのです。

お金を稼ぐことも、もちろん大事です。
でもそれよりも、地域への想いや、次の世代へ伝えていくという気持ちがまず大きくあって、そこに新しい価値を見つける。
その考えにとても惹かれました。

「将来やりたいこと」

フリーランスの方々に出逢って、いろいろな考え方があることを知って、もっと沢山の考え方を知りたいと思うようになりました。
知る方法はいくらでもあります。本でも知ることができるし、SNSでも知ることができます。
既に沢山の考えに触れるための入口は、作ってくれているのです。

その入口まで案内するのが私の出来ることです。

未来は案外広くて面白いから、そんなに不安は抱えなくても大丈夫。困った時、助けてくれる人、協力してくれる人、話を聴いてくれる人は周りに必ずいる。


自分自身が中学の時に知っていれば、もっと違う未来を歩んでいたと思うからかこそ、高校生の今、自分の言葉で中学生に伝えたいことです。

まだ17年しか人生を生きていないですが、どこでどんな出逢いがあるかわからないな、と感じました。だからこそ、もっと沢山のことに興味を持ってほしいと思います。

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