善意の尺度とは。

この前の話。


指定席の特急電車にて、忘れ物してる人に遭遇しました。


忘れ物した人は既に降車して、次そこの席の人が気づいてすごい慌ててたんですよね。


人の忘れ物で慌てるのって何だか良い人だなぁ。と他人事に思ってました。




一旦話逸れますけど、良い人って字面は良さげな人そうで、善人って字面は何か知らんけど偽善者っぽくないですか?



実際の意味合いどうのこうのって話じゃないですよ。ニュアンスの話です。



どうでもいいですね。話戻します。




良いことしてる人見て、良い人だな〜って思ってる自分ってドライじゃね?って思いました。




駅に忘れ物としてその荷物は預かってもらわれて、後日受け取る、だから大丈夫。


みたいな平和ボケが自分の中に前提としてあるからかもですね。

大概この国は鍵でも財布でも失くして焦るレベルの物ですら自分の元に帰ってきます。




自分もあります。
返ってきたこと。


タクシーに鍵忘れたのに。


ビビりますよね。
家着いて鍵ないと。


この世に山盛り走ってる車の中から降りた客の鍵返してくれるくらいこの国は平和です。




だからと言っちゃなんですが、乗った電車も、席の場所も、情報が明確な忘れ物は絶対大丈夫な自信がこちらとしてはめちゃくちゃありました。



中身何か知りませんけど。



平和が当たり前って贅沢なのかアホなのか紙一重だなと。忘れ物一個で思いました。


ちなみに忘れ物は見つけた人が駅員さんに無事託してました。



“見つけた人“と呼ぶのがつまらないので、その人のことをここではシン・堺雅人と呼ぶことにします。




何やそれ。って思った人。





シン・堺雅人って呼ぶ方がつまんねえじゃん。って思った人。




大丈夫ですよ。
その気持ち正常です。



異常な他人を認知して、自分の正当性を感じましょうね。





また話が逸れましたね。





駅員さんに忘れ物を託して、シン・堺雅人が乗ってきた駅も伝えて。とても丁寧な対応してました。シン・堺雅人。



偉いなぁ。来世は神童かな。




クソみたいな世の中ですけど、こういう“人間成ってる人”をみると世の中捨てたもんじゃないなと思いますよね。



ただただ税金だけ納めてるだけの人間が、何を世間様見下してんだって感じですが。



失礼しました。




忘れ物を見つけた途端大慌てだったシン・堺雅人。



なるべく時差なく持ち主に返してあげたかったのか、慌てん坊気質なのか、リアクション増し増し系の人なのか。


知らんけど、いずれにせよ、色々Overじゃね?


って思ってしまった自分。




相変わらず私は自分の尺度でしか生きてなくて嫌気が指します。




良い人見て、良い人だなって思う。
それだけでいい話ですよね。




大晦日の出来事でした。



あっという間に2023年も終わりましたね。
2024年も無事に過ごせますように。




年の瀬にネチネチこんなこと考えててきしょいですね。

2024年もネチネチ生きていきます。





失礼しました。

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