ランジェリーを買いました。
というとってもパーソナルなお話
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ここにはご存知の方もいらっしゃらないかと思いますが、エプロン #エレグランス と、洗濯機で洗えるシルクベビーインナー #TAMAMONO というブランドを展開する会社を経営しています。
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常々、向学と研究のため私自身シルクをメインに他にも様々な素材のインナーを着用しています。
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8年前長女を出産して以降は、なかなか軌道に乗らない授乳と初めての子育て。落ち着いてからも会社経営、そして次女が生まれてくれて、、と、とにかく自分に構う時間はほぼないまま過ごして来たような気がします。
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授乳期間は特にいつ何時もおっぱいをあげられる状態にしておくことが最優先で、ランジェリーなどという華やかなるものから遥か遠くのパット付きキャミソールが一番重宝しました。 いまも大好きですよ、TAMAMONOでも作っているくらい。
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しかし、次女の授乳も卒業し、少し自分と向き合う時間を取れるようになり、ふと自分の中にある女性らしさが極限まで枯れ果てている気がして唖然としました。
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そんな時、かねてからお互いの頑張りを遠くから見守るような関係であったナオランジェリー栗原菜緒さんが、弊社のTAMAMONOシルクに興味を持ってアトリエまで遊びに来てくれました。
ランチを食べながら事業のこと、今までのこと、これからのことたくさんお話しくださって、その熱量、侍のような強い気持ちに魂を揺さぶられ、
久しぶりに自分で買うランジェリーはこの方から買いたいなと思ったものです。
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それから数ヶ月、日本橋高島屋でナオランジェリーが常設展開となったときを同じくして、TAMAMONO も同じ館内で初の常設となるご縁をいただきました。
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大手二社がシェアのほとんどを占めるランジェリー業界で、個人名のついた日本人のブランドが百貨店にその看板を掲げるなんて、異例。まさに快挙です。
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8年ぶりのランジェリーは菜緒さんのフィッティングで、日本橋高島屋さんで買いたい!と思いご連絡をしました。
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すると!
なんと私のお買い物風景をガイアの夜明けで取材させてくれないかというお尋ねが笑。
はい、三月には妹みどりがフードロス問題で特集されたあの番組です。
こんなにご縁があって嬉しい限りです笑
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というわけで、こっそりと8年ぶりのランジェリーをお迎えする予定がちょっとおおごとになりまして、少し私の思うところをお話ししたいと思いました。
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取材では、今まで仕事も育児も自分なりに頑張って来たからそのご褒美とこれからまた頑張るぞという投資ととお話ししましたが、それもちょっと違うかな?といまでは思ってます。
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普段の買い物でも、グルメかというとそうでもないし、特にたくさんものや服が欲しいわけではないけど、安心・安全・どんな人がどんな思いで作っているか、はとても気にしているかなと思います。
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手の込んだもの、良い材料のものは市場価格より当たり前にお高いです。でもできればそちらを選び、それを大切に長く使いたい。 心を込めて使っている人を応援したい。
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実際私もそういう思いの方々から支えていただいてお仕事をさせていただいているので、そのご恩を回し巡らせるのは当然のことだと思っています。
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国内工場で丁寧に作られたナオランジェリーは、私にとっては即断で買えるものではなく憧れの存在。しばらく逡巡してようやく手に入れられたものです。とても大切に使うと思いますし、その度に開発者の菜緒さんがどんな世の中にしたいのかに想いを馳せ、作り手のみなさまに感謝すると思います。
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ランジェリーを購入したよ! という大変プライベートな話ですが、ものづくりをする身として、さまざまに意味のあるお買い物でしたので綴りました。
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というわけで今から放送です。お買い物シーンがカットされている可能性は往々にしてありますが笑、そんなことはどうでもいい。
とにかく栗原菜緒という生き様をみなさまにもみていただきたいなと思います!
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