時間と寛容
ここでの私は、恐らく、わたくしです。
私の大好きな‘あとがき’は米澤穂信さんの「遠回りする雛」であります。あの言葉を思い出すきっかけがありまして。
何もかも、変わらずにはいられない...という言葉を何処かで聞いて、言葉だけが私の元に留まり、いつどこで聞いたのかという記憶は彼方です。
私は、今が好きだ、今が続くと幸せだ、今で良かったと思っております。そう思える人は好きです。ただそれは‘時間に不寛容’を意味するので無く.変わらずにはいられないこと、物事の変遷もきちんと愛したいし、愛せていると思っております。
全てはいずれ終わる。全てが救われて、涅槃に至る。それがわかっているからこそのもので.感謝しています。
終わりたくない、と思うと同時、必然として訪れる終わりを、そうであってくれてありがとうと思います。それは究極の慈悲なのですから。
夏が終わります。まだ暑い日は続くでしょうが。裕福に時間を使えるのは幸福です。贅沢に生活をしました。
ゆっくり、ゆっくり...
本を読むのも、ドラマを見るのも、アニメを見るのも、お勉強も、食べるのも飲むのも、お風呂も、何をするにつけても、ゆっくり。
恒久それが出来たら良いと思います。
またもう少しで
私の生活も大きく変わるでしょうから
早いもので...
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