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1年で2,200人あまりが逮捕された苛烈すぎる韓国の「非実在」児童ポルノ規制の現状……山田太郎参議院議員が市民集会で報告

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アチョン法では、創作物を含めて「児童ポルノ」製造などに無期または5年以上の懲役10年間の就業制限(子どもに関わる職業のほか、子どもが集まる場所へ近寄ることも禁止)20年間の政府への身元登録など重罰が定められている。

(前略)韓国では著作権法の非親告罪化が行われた2008年に9万1,840人逮捕青少年に午前0時~午前6時の間のインターネットゲームを禁止し、成人でも本人確認を定めた「青少年夜間ゲームシャットダウン制」の実施により、関連企業の従業員数が12年に5万2,466人から14年には3万9,221人まで減少し、急速に産業が縮小しているという。

さらに、山田氏が会談した「表現の自由」を訴える韓国の国会議員によれば、こうした苛烈な表現規制の背景として「朴槿恵大統領は、就任以前から表現規制に熱心だった」との発言もあったという。

「韓国では、煙草や刃物などにもモザイクがかけられる、いびつな規制が行われています。また、試してみたらDMM.comにもアクセスができませんでした。いろんな人に“悶々としませんか?”と聞いてみたら“します”という話でした」(山田氏)

今回の韓国訪問に同行したNPO法人・うぐいすリボンの荻野幸太郎氏は「韓国で出会った、表現の自由を訴える団体の人々も“子どもの人権をどうするのだ”などと批判されるということでした。どうも、こうした批判は世界で共通しているようです」と明かす。

(後略)

#表情の自由 #非実在児童ポルノ #アチョン法 #青少年夜間ゲームシャットダウン制

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