『汗かけ、恥かけ、文をかけ』渡辺道治著を読んで
インタビュー形式で話し言葉で書かれていたので、これまでの著者の本以上に著者の熱量が伝わってくる本だった。
大学時代、初任時代から、一貫して相手の期待を越えようとする気持ちが行動に現れていたのが印象的。
この頃から、自分の中の基準を超えることではなく、相手の中の基準を超えることを意識していた。
この頃から、自分の中の基準を超えることではなく、相手の中の基準を超えることを意識していた。
これは著者の別の本『教師の対話力』のチューニング力を鍛えるという内容とも一致していた。
自分が決めた目標を超える」から、「相手の期待を超えると言う目標」へ。
この本を読んで、自分の中で目標のあり方について、意識が大きく変わった。
さらに、努力することについて本の中に、
「とにかく圧倒的に上手くなりたかったのです。頑張りすぎてしんどい感覚も一切なく、努力すること自体が本当に楽しかったのです。」
とあった。
努力を努力とも思わず、ただひたすらに「楽しむ」
または、「楽しむ」と決めて努力してる。
結果ではなくプロセス自体も楽しい状態は、周りに影響されにくく向上心の塊のような状態。
まさに無敵の状態、これが没入なのだなあと感じた。
「好きこそものの上手なれ」といあ言葉があるが、努力というプロセス自体も楽しめることが「本当の好き」なのかもしれないと感じた。
この本は、力量形成のガイドブックのような本。
努力の積み方がわかる本。
教師の仕事以外にも活用できそうな本。
是非さまざまな方に手に取っていただきたいと思った。
違うと思っていても一回やってみる。
相手の期待を越えようとする。
なるほど、そうしていると豊かに生活できそう。
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