なぎ

🏔 🪑 日常のデッサン。ほとんどエッセイ。

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記事一覧

あとはシャッターを、ひとつ切るだけ

写真をやる人間はたいてい独占欲がつよいと思う。 そんなふうに見えずともちっとも自覚に及ばなくとも、習慣がそうさせているならもはや認めるしかほかない。 まなざしを…

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1年前
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4年前
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「死ぬことは運命が一つ完成すること」と解釈するとき、あなたにとって「生きる」とはどんな解釈になりますか?

なぎ
5年前
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「戻りたい時代」や「やり直したい時間」については一度は考えたことがあるでしょうか。


Rethink2

「もう一度、繰り返したい時間」を挙げるとしたらいつのどの瞬間ですか?
#Rethink #時間

なぎ
5年前
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『あれが好きこれが好きあなたが好き』

「好き」というのは感情でしょうか。
現象でしょうか。それとも?


Rethink.1

あなたにとって「好き」の対角線にある言葉(或いは定義)はなんですか?

あなたは「好き」をどう捉えていますか?
#Rethink #好き

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5年前
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6年前
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hello,new world.

昨日の私は昨日を全うしました。 時間の中に滲みました。 記憶の中に沈みました。 夜が朝に溶け出すまで、私は新しい私を生成します。 hello,new world. 朝に「…

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6年前
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「春」と呼ぶとき

今日、伊丹駅で平田オリザさんに出会った。声はかけていないので実体として存在していたのかはわからない。平田オリザさんとは以前グランフロントでのトークショウに行った…

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6年前
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plastic bottles

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6年前
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空が薄く色をのせてゆく
夜が溶ける前のこと
焼き付けるより淡く
あなたのそばで
この景色を見たい

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6年前
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plastic bottles

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6年前
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新聞屋さんと文通はじめてみました

毎朝4時半に来ていた新聞配達の人。 ある日、文通をはじめてみた。 文通と言っても手紙ではなく メモ用紙に一言二言書いて郵便受けに貼り付けておくだけのもの。 き…

なぎ
6年前
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あとはシャッターを、ひとつ切るだけ

あとはシャッターを、ひとつ切るだけ

写真をやる人間はたいてい独占欲がつよいと思う。
そんなふうに見えずともちっとも自覚に及ばなくとも、習慣がそうさせているならもはや認めるしかほかない。

まなざしをどうしたって取りこぼしたくはない。
誰かの写真をみて辿り着けなかった領域が提示されているのなら、ひたむきに関係性が結ばれているのなら、それは絶対的に羨ましい。

まなざしを、どうしたって取りこぼしたくない。

だけどそのまなざしになにを含

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「死ぬことは運命が一つ完成すること」と解釈するとき、あなたにとって「生きる」とはどんな解釈になりますか?

「戻りたい時代」や「やり直したい時間」については一度は考えたことがあるでしょうか。


Rethink2

「もう一度、繰り返したい時間」を挙げるとしたらいつのどの瞬間ですか?
#Rethink #時間


『あれが好きこれが好きあなたが好き』

「好き」というのは感情でしょうか。
現象でしょうか。それとも?


Rethink.1

あなたにとって「好き」の対角線にある言葉(或いは定義)はなんですか?

あなたは「好き」をどう捉えていますか?
#Rethink #好き

hello,new world.

昨日の私は昨日を全うしました。

時間の中に滲みました。
記憶の中に沈みました。

夜が朝に溶け出すまで、私は新しい私を生成します。

hello,new world.

朝に「おはよう」と言えることを思い出します。
時間が降り注ぐ間、私は私を生きています。

記憶が溢れるほんの少し前、あなたへ一つ、仮初め話を聞かせましょう。

おやすみなさい。
また明日。

「春」と呼ぶとき

「春」と呼ぶとき

今日、伊丹駅で平田オリザさんに出会った。声はかけていないので実体として存在していたのかはわからない。平田オリザさんとは以前グランフロントでのトークショウに行った際、少しお話して写真を撮ってもらった程度で一方的に知っている。間柄なんてものはないに等しい。

3月半ば、東京で舞台俳優をしている友人から冬に公演があるので脚本を書かないかと声をかけてもらった。つい最近、人生の先輩に(と勝手に思っている)自

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空が薄く色をのせてゆく
夜が溶ける前のこと
焼き付けるより淡く
あなたのそばで
この景色を見たい

3.11

新聞屋さんと文通はじめてみました

新聞屋さんと文通はじめてみました

毎朝4時半に来ていた新聞配達の人。
ある日、文通をはじめてみた。

文通と言っても手紙ではなく
メモ用紙に一言二言書いて郵便受けに貼り付けておくだけのもの。

きっかけは単純。

新聞配達の人は毎朝新聞を届けてくれるけれど、その人の毎朝には一体なにが届くのだろう?

何か届けばいつもより少し楽しい朝になるかもしれないと思ったし、その頃私は普通に寂しかったのと、夏休みの自由研究に最適だと踏

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