アークナイツをゼノシリーズ好きからみた考察論

こんな一見突飛なタイトルではありますけど、私は割と近い素養をあると思っています。
それぞれ表向きの顔と違って、土台がガチ目のSFであるという点。
世界観というより世界の成り立ち自体に仕掛けと謎があり、練られている点。
おそらくはSFという大きなテーマで元にしている食材が近いんだと思いますが、出てきた料理が違うといえばいいのか。

とはいえSF的考察から見たアークナイツ論は見かけるし、私も読んだり見たりします。
そもそもアークナイツ自体考察勢が非常に多く、また深い造詣を持った方も多いです。
そんな中、私自体ガチSF考察勢でもないです。ですが、なぜこんなことを書こうと思ったのか。

ハイパーグリフはゲーマー的視点でもモノを作ってると感じたからです。

元のモチーフ、テーマからは当然として、ゲームプレイヤーとしての体験からの影響もあるんじゃないかって思ったからです。
考察やSF好き、ゲーマーであればどこかでゼノシリーズに触れ、ゼノギアスをやっているとしても不思議はないかなと。
1ゲーマーから見て、感じた部分を記してみたいなと思いました。
ついでに少しでもゼノギアス、ひいてはゼノシリーズを知ってもらう一助になれば幸いです。

少しゼノシリーズ、また最初の作品であるゼノギアスについて触れていきたいと思います。
ネタバレについては考慮しないのでそこは悪しからず。

ゼノギアスは90年代後半に旧スクウェアから発売された、ロボットに搭乗できるRPGです。
戦闘システム的には多少実験的ではありますがターン制のRPGという点では普通でした。
ただ世界観の構築がとても練られていたのです。
世界に満ちていた人類はは、古に地球から飛び立ち、事故により不時着した惑星航行艦の生体部品であり、刻が来たら強制的に生体部品へ還さられる運命にあり、厳密には人類ですらない。
生体部品という特性上、増やす必要があり、また精度がいい部品にもなって貰う必要がある。そのための管理としての国家であり、宗教である。
粗悪品になった場合、文明リセットも数度行われている。
果てはRPGではお約束のセーブポイントも、生体情報記録装置というネタが仕込まれていた等。
その他も非常に細部に渡るまで設定が仕込まれていた。
この辺りは書けばそれだけでネタは埋まりますが、それこそそっちも考察とかとても上手にまとめている方いるくらい熱量が高い作品です。
私も薄ぼんやりとしたメカが好き、SFが好きといった感じでしたが、とんでもない衝撃を受け脳を焼かれきった作品です。

主題に戻り、アークナイツも世界観というより世界の構築自体に謎が多分に含まれてると感じました。
特に孤星で開示された情報はかなり多く、テラに生息している種族達も源石由来で進化した地球生物自体なのではないかと思っています。
ただしサンクタ、サルカズについては別のモチーフがかなりありそうですが、サルカズについては進化して今の姿になっているとほぼ明言されていますね。
サンクタとサルカズについても考察はあるのですが、別の機会に。

雑記ですが、ゼノギアスは当時個人サイトやブログ全盛期時代に様々な考察記事が上げられたり、キャラ人気から二次創作も多かったと思います。
また設定の細部が語られきる事はなく、設定資料集という形で開示がされました。A4サイズフルカラーっていう豪華仕様でしたが流通も特殊でなかなか出会えなかった人も多かったのではないかと。
一度出会ったのですが、当時見逃したのを後悔した…
復刊ドットコムで再販かかるまで結構やばいプレ値ついていた時期もあったと思います。筆者も復刊ドットコムで買って読みました。

実はこの妄想考察はお蔵入りさせるつもりだったのですが…
ツヴィリングトゥルムの黄金を読んでやっぱりやりたくなったんですよ。
とりあえずそれ絡みを書いてみたいと思います。

#アークナイツ #明日方舟 #ゼノギアス #ゼノシリーズ


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