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2024 Mt.富士ヒルクライム 年代別3位

レース編です。
準備編はこちら

レーポトというよりは備忘録。
作文みたいなもで、自分がわかれば良いレベルで書いてるので読みにくいかと思います。ご了承ください。

第20回 Mt.富士ヒルクライム
2024年6月2日(日)
スタート:第6ウェーブ
天気:曇り

【目標】
年代別(40-44歳)で入賞
最低でもゴールドリング獲得

【結果】
ゴールタイム:63分41秒 ゴールド獲得
年代別(男子40~44歳) 3位/1078人
42歳ランキング 5位/209人
総合 108位/7516人

レース当日
起床~スタートまで
4時起床。睡眠時間は3~4時間ほど。あまり寝られなかった。
体重58.2kg 
体重を計った後に朝食と4回の軽量化。
前日は生活リズムがいつもと違うせいなのか朝の1回しか出ていなかった。
その反動で当日の朝になってたまっていた分を出し切った(笑)

朝食はドリンク500mL(ブドウ糖20g+果糖10g+サプリ類)、野菜ジュース、デーツバー×1本、バナナ×2本、干し芋70g、はちみつ飴、ハイカカオチョコ
ストレッチをしながらいろんな物を1時間かけて少しずつ食べる。
トータルで600キロカロリーぐらい。
食べた分と出した分を考慮すると体重は余裕で58gkを下回る。
だいたい57~57.5kgぐらいだと想像する。
朝の体重としては今年最軽量、というか20年振りの57kg台だ。

同じ宿に宿泊していた他のみんなは第3ウェーブなので先に出発した。
宿に一人なのをいいことに宿にあった体重計でちょっと遊んでみた。

食後(軽量化4回)の全裸体重 58.2kg
ウェアやヘルメット、シューズなど全てを装着して出走する状態 59.4kg
満タンのボルトを積んだ自転車込みの総重量 67.7kg
生身の体以外は9.5kgの計算になる。意外と重いw

【装備】
ジャージ:サンボルト エアロワンピース長袖
インナーウェア:ファイントラック ドライレイヤーベーシック + 肚力
ソックス:Actcyc アクトレーサー
グローブ:OGK 指切りグローブ
ヘルメット:OGK Kabuto AeroR2 + 軽量バイザー
シューズ:GIRO Empire SLX (旧仕様のカンガルー皮タイプ)
インソール:REVE メルトインソール

ファイントラックを着るかは最後まで迷ったが、雨が降る可能性があったので念のために着た。
肚力は効くと信じて着た。
心拍計とガーミンウォッチは付けない。


宿を出発して会場に向かう。
宿から会場までは約8km
雨は上がっているが路面は一部ウェット。
お借りたホットジェルを塗ったお陰で寒さは感じない。
会場までの登り坂で徐々に上げていく感じでアップをする。

第6ウェーブでトレインを組む選手達と合流。
予定では15人だったが一人DNS、連絡が付かず合流できなかった一人(カズさん…)を除いて13人集まった。
皆、エントリー峠に阻まれて望まぬ第6ウェーブになってしまった同士だ。
エントリーリストを見た感じだと第6ウェーブには他にも実力者がいた。
第6ウェーブの入場時間が近づいてきたので整列しようとしているときに、なんと永岩さんを発見!永岩さんは昨年の富士ヒルをほぼ単独走62分台で走りきって年代別(40-44)2位になった実力者。実は4月の伊吹山ヒルクライムで同じカテゴリで走って表彰式でもご一緒させてもらったので面識はあった。
今年もおそらく単独で挑まれるのであろう。話しかけて無茶を承知でトレインに加わってくれないかスカウトしたら、なんと快諾していただけた。
合計14人になったわけだが、14人のうち前でローテーションするのは6人。他8人はローテ組の後ろでツキイチする予定。これは各々の希望を取り入れて事前に決めていた。

ローテするのはWさん、Tさん、Yさん、Yuさん、永岩さん、なぎ、Dさんは回そうなら回る。(たしかこんな感じ、、、間違っていたらスミマセン)
トレインの目標タイムは63分(63分のタイムスケジュール表を準備)
詳しくは覚えていないが、第6ウェーブの第3スタートぐらいだったと思う。

スタート
会場をスタートしてから計測開始地点までは渋滞している。
談笑しながらゆっくりと計測開始地点へ向かう。
ローテの順番までは打ち合わせていなかったがWさんが先頭で計測ラインを通過した。僕は3番手か4番手だったと思う。

スタート直後からコース上にとにかく人が多い。
追い抜くことはあっても追い抜かれることはほほぼない。
トレインや横2列以上になっている選手を追い抜くときは早めに「右いきます!」「右通ります!」「右開けて下さい!」「ミギー!!」と大きめな声で声掛けをした。余裕があるときは追い抜き後に「あすがとうございます!」の声掛けも。
スタートしてからゴールするまでの間、長くても1分間隔、短いときは30秒間隔ぐらいで右と言っていた。
これほど「右」と言った日は今までに無い(苦笑)
勾配がきついところやスピードが乗るような余裕がないときは声を荒げたりキツい言い方になってしまっていたと思う(必死なんです)

ゴールするまでのレース中の記憶は曖昧です。
とにかく周囲に気を配って安全に追い抜かすのを第一に走っていたので、大きな展開とはありません。
距離ごとのがタイムが予定より速いか遅いかぐらいしか記憶にない。

63分でゴールするスケジュールなのだが
2合目地点で予定より30秒早い
3合目で50秒の貯金
15km地点貯金0
4合目で+44秒
20km地点+55秒
フィニッシュ 63:41

3合目から4合目にかけて一気に失速したのは向かい風の影響が大きい。

1分ぐらいでローテの予定がみんな意外と長牽きしていた印象。
コース上が混雑しているからローテのタイミングは結構気を遣った。
抜くに抜けない場面があった。
ブレーキングして僅かに減速させることもあった。
気が付いたらツキイチ組がいない。
永岩さんは途中で抜け出して単独走開始。
10km地点ではすでに3人(Wさん、Dさん、なぎ)で回していた。
富士ヒルに慣れたWさんのペース管理で走行。
平坦に入る手前でペースダウンしていた永岩さんを吸収。
ラストの平坦2/3ぐらいはWさんが漢の一本牽
残りの平坦とゴールまでは僕が全力で牽引


ベジータさんが撮影されていた360度カメラに12km地点の様子が映っていました。中央に映っているのが僕で、前の渋滞した集団を追い抜けずに少し減速した瞬間。ちょうど下山組が降ってきていたので反対車線に出るわけにいきませんでした。

撮影された動画のリンクはこちらです。リンク了承済み。
ベジータさんを追い抜いた後、そこからベジータさんがもの凄い追走で我々に追い付いてツキイチ。41:40~50分ぐらいまでガッツリ映っています。
話しかけてくれたり激励もしてくれました。

序盤は永岩さんの牽きが強力で、ついてはいけるけど結構脚を使った。
3人で回しているときも基本はWさんのページングで走ってはいたが、3人になってからは少しペースダウンしたので脚に余裕が生まれた。
自分が先頭の時に時折オーバーペースになって「上げすぎ」と声掛けがあった。
向かい風の影響でタイムの貯金がなくなるどころかオーバーしていたので焦りがあり飛び出して単独で行くか正直迷った。しかしここで脚を使うよりは3人で回した方が速いかもしれないと思い、そのままトレインで走ることを決意。飛び出しはしないけど僕が先頭になったときに「ペース上げます!」と言ったら「上げなくていい!」と返事が返ってきた。
これが正解か不正解かはわからないが、ラストの平坦でWさんが牽いてくれて終盤で僕が発車するまで脚の余裕は感じていた。
事前に僕が年代別入賞を狙っているこは伝えてあったでWさんが強力してくれたのだ。Wさんは僕と同じ年別カテなのにである。感謝してもしきれません。
ラストは僕が飛び出す形で全力牽引。ゴール前の勾配が上がったところでこの日初のダンシングで力の限り踏んで計測ラインを通過!

ゴール10m手前の様子。イガ林檎さん撮影
後ろに永岩さんも映っている。


ゴール後
65分は余裕で切れたのでゴールドリングを獲得したことは確信した。
沢山の友人知人と話し、下山荷物に忍ばせていたデジカメで写真撮影をして、頑張ったご褒美にデーツバーと羊羹を食べながら「ゴールドは獲れたけど年別入賞は無理だろうな~」とか考えながら食べていたから「美味い」とは思わなかった。

なんたって富士ヒルに申し込むときの目標タイムはイキって「61:20」にしていたからね。昨年の年別優勝者である大賀さんを越える目標タイムなのだ。それぐらいの気持ちで挑まないと勝てやしない。

そうこうしているうちに雲がかかりだして天候が悪くなりそうだったので下山装備に着替えてそそくさと下山。

下山後
下山して完走証とリングを受け取り会場をうろうろ。
グルテン断ちしているのでうどんは食べなかった。えらい
メイン会場でもいろんな人と話して称え合ったり写真を撮ったり。
メインステージ横になにやら人集りができていたで近付いてみると皆さん何やら掲示板を囲んでいる。
なんだろ?と除いてみると入賞者のリザルトが貼り出されていた。
恐る恐る自分のカテゴリを確認すると、、、なんと自分の名前があるではないか!しかも3位!表彰台!銅メダル!
入賞しているなんて思ってなかったから一気に興奮して叫んでしまった。
その場にいたたくさんの知り合いが祝ってくれた。

第6ウェーブでトレインを組んだ選手のうち、なんと5人もそれぞれのカテゴリで入賞を果たてゴールドリングを獲得していた。
あれだけ走行が不利な状況の第6ウェーブで5人も入賞者を出したのだから快挙といっても良いと思う。
このトレインを組むにあたり、取り留めからページング、最後は発車台にまでなって献身的に尽くしてくれたWさんには改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

表彰式

3位なのに満面の笑みだな

年代別40-44歳カテゴリ優勝は清宮洋幸さん。なんと第7ウェーブで単独走61:30という脅威のタイムを記録された。後で知ったのですがとんでもない経歴をお持ちの方でした。知らなかった自分が恥ずかしい、、、
2位の選手は入賞しているは思わず帰ってしまわれたとのこと。
ということで伝説級の選手とのツーショットになりました。
hsjをアピールしたくてロゴが目立つウンドブレーカーを着ました。
写真はhsiに見えますが「hsj」です。


帰路
会場から宿まで8kmですが雨にガッツリ降られました。
宿はチェックアウトの時間を過ぎているにもかかわらず、ご厚意でシャワーを使わせて頂きました。本当に助かりました。ありがとうございます。
ちなみにこのお宿、今年はGBtLで貸し切りましたが昨年も宿泊しました。宿泊者の中から2年連続でゴールド獲得者と入賞者がでています。泊まると入賞できるかもしれません。

富士吉田から京都まではTakaさんと運転を交代しつつ、あれこれ話しながら帰った。昨年もTakaさんと往復を共にしたけど、この時間がとても大事なんです。昨年は悔しい思いをして、Takaさんと沢山話して、そして自分の気持ちに火が付いた。今回も有意義な会話が沢山できました。雨はすごかった。

帰宅後
この日は娘も剣道の試合でした。結果は優勝!金メダル!

こうして並べて見ると、やっぱり優勝っていいな。金メダル獲りたいなって思った。
娘は剣道で数え切れないほどの表彰状とトロフィーやメダルを獲得している。そんな娘は父の銅メダルをどう思っているんだろうか?笑
息子は陸上の記録でした。妻は娘の付き添い。家族みんな頑張った!お疲れ様!

昨年はシルバーリングをはめたらご立腹だったニコもゴールドリンゴには納得してくれたご様子。



後日
妻がインスタのストーリーズで嬉しい投稿をしてくれた。

こんな投稿をしてくれたなんて泣ける

夫の努力と結果を褒めるよりも、この結果と大会に関わった全てのご縁と人と環境に感謝。お陰様。
本当にそう思います。
「それを忘れずまた前へ」ということは応援してくれているということかな。

とりあえず、ここまで。

今後の目標は、また書きます。


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