⑤約束の確認
こんにちは。凪です。
前回までの流れです↓
Hさんと飲みに行くの約束を交わし、舞い上がっていた私。
あれから3ヶ月後。
今度はHさんのチームが下の階に移動することになりました。
ショックでした。
同じフロアなら顔を見ることはできた。
毎日の様に目が合っていたし。
だけど、フロアが違うと顔を見ることすらなかなかできない。
依然コロナは心配だし、いつになったら飲みに行けるのか、不安になりました。
最初に約束をしてから、8ヶ月後のある日。
いつもの様に6階から階段を使って降りていると、4階のフロアのドアが開いて、Hさんが出てきたのです。
今度は正真正銘の偶然。
待ち伏せしてませんよ 笑。
私が4階に着いたと同時にドアが開いたので、あまりのタイミングの良さに驚きました。
漫画みたいなことって起こるのですね。
「お疲れ様です」
「お疲れ様」
いつものように挨拶を交わし、階段を降りていく私たち。
階段が狭いので、後ろからHさんが付いてくる形になりました。
後ろから見られてめちゃくちゃ緊張してました。
1階に着いて、そのまま駅まで歩き始めました。
前回もでしたが、ほんと会社の人とバッティングしなくてよかったです。
「そういえば、Sさんの奥さんの友だちなんだって?」と、ふいにHさんから聞かれました。
実は、この会社で働くことになったのはSさんの奥さんがきっかけでした。
あるビジネス系セミナーで仲良くなったのがSさんの奥さんで、彼女からこの会社を紹介してもらったのです。
そのことをSさん本人から聞いたらしい。
どういう経緯でそんな話になったのか、すごく気になったのですけどね。
自分の知らないところで、自分の話をされるのって嬉しい。
ましてや、相手が好きな人だと。
他にも色々雑談しながら、駅の改札口で別れる時でした。
Hさんが、
「コロナ終わったら、飲みに行こうな。約束してるから」
一瞬にして舞い上がりました。
約束覚えてたことが、私だけじゃなかったと分かって嬉しくて嬉しくて。
飲みに行くのが単なる社交辞令なら、わざわざ何回も確認しないはず。
仕事で関わることは無いので、このまま無視すれば済む話です。
でも、また「約束してるから」と言ってくれた。
彼も本当に私と一緒に飲みに行きたいのだと、改めて確認できて嬉しかったです。
しかし、ここからまた長い道のりになるわけですが 笑。
彼との婚外恋愛話、まだまだ続きます。
読んでいただきありがとうございます。