見出し画像

アニメ「シキザクラ」を知ったきっかけとその後の3ヶ月間

今回の記事が今年のラスト投稿になります。今年の投稿数少な…
ということで今回は2021年10月~12月に放送されていたアニメ「シキザクラ」について、知ったきっかけやキャストの方とお会いした感想などを書いていこうと思う。前回の記事でこんなことを書いたような気がする。

最終話が終わったらこのアニメを見始めた理由とかキャストの方とお会いした話とかを書く予定。あくまで予定。
「逃げられると思わないでくださいね」

これによっていよいよ逃げられなくなった。


このアニメを知ったきっかけだが、名古屋グランパスのスタジアムDJであるYO!YO!YOSUKE氏(以下ヨースケ氏)がアニメ制作に携わっていることを知ったのがはじまりだった。元々Jリーグを観戦しにいくこともある自分としては名前は知っていたが、数年前にサブカル好きという一面を知ってからは特に気にしていた。しかし事務所を設立してアニメ制作に携わっていることは微かにしか覚えていなかった。

2021年10月9日、アニメ「シキザクラ」の初回放送日。この時点では見るかどうか熟考していた。ほぼ同時刻に夏クールから視聴している別のアニメ(こちらは夏秋の2クール放送)が放送されていたためである。悩んだ末に出した結論は
「1話だけ観てみよう。それで微妙だったら視聴を止める」
ということで第1話を視聴。

「全然見れる!(間違った日本語)」
作画も悪くない、声優も全国区ではないが下手な人はいないとクオリティが担保されていた。これなら東海エリア発を名乗っても大きくは問題ないだろうとも思わせてくれた。
そしてその後、前述の別のアニメは年末まで動画配信サイトにて無料視聴が可能であることを知り(だいたいのアニメは一週間無料が多い)時間被りの支障がなくなるのであった。ちなみに数回被らなかったのでそのときは両方観てた。

そしてTwitterで実況を終えると…

画像1

なんだこれ…
※ちなみに記事を書く少し前にキャプを取ったので当時とアイコンが変わっている方が何名かいらっしゃいます

アニメ「シキザクラ」に出演している声優陣によるエゴサを受けていた。ここまでされたら清々しい。キャラクターと同時に声優陣の名前も覚えようと少し思った。彼らのほとんどは前述のヨースケ氏の事務所に所属している(もしくはしていた)。
ちなみにアニメ実況中にいいねされた回数は一番多くて合計23回(春子役の落合女史、一左役のイヲリ氏が同数)、アニメ実況外も含めると一番多くて合計43回(逢花役の茉白女史)であった。数えてる暇があったらさっさとブログ書け自分

そして翌週、翌々週もリアタイ視聴してエゴサを受けていた。しかしその効果も多少はあってかキャラクターと声優陣の名前は徐々に覚えられるようになった。
そんな中、名古屋オーシャンズの試合を見に行く機会があった。そこで…

吉平!
なんとオーシャンズのアシスタントMCは吉平役の中元大介氏だった。チケットは声優陣を知らない時点で確保していたたため本当に偶然である。
そして11月に入るとさらに沼に足を踏み入れる出来事が起きる。

2021年11月6日、この日はシキザクラの声優陣がアニメイト名古屋店で宣伝活動をする日であった。宣伝活動はこの3ヶ月で中京テレビでの第1話、第3話、第5話、第9話、最終話の放送日に計5回行われた。この日は第5話の放送日。

何しとんねん
筆者もCDを買いにアニメイトに行った際にご挨拶をさせていただき、お写真まで撮らさせていただいた。実際に声優さんとお会いしていよいよ引き返せないところにきたなと思った。

12月にもお伺いし、その際にはコミックスにサインを頂いた。あらためてこの場を借りてお礼申し上げたい。ちなみにコミックスは本記事記載時点で2巻まで出ている。

口調が宣伝大使気取りなんだが
しかし声優陣は皆いい人たちばかりなので自然と応援したくなる。年齢は年上がいたり年下がいたり。ちなみにシキザクラの母親役の声優はみんな若い

さらに翌週は…

雉嶋右近役の新井ユウト氏のご両親が営んでいるサンドウィッチ屋さんへ。相変わらずの宣伝大使面である。というかご家族を巻き込むな

さらに翌週には…

名前しか共通項なくね?と思ったが店員さんもアニメに登場する件は知っていた模様。ちなみに最終話にはちらっとだけ出ていた。

そして最終話が終わった今思うことは、正直ここまでハマるとは思わなかったということだ。そこで、ハマった理由を考察してみた。

1.異世界へ行くより現実世界で戦うほうが好き
これは個人の好み。異世界モノは異世界の知識を入れてアニメを見る必要があり正直疲れる。一方で現実世界を舞台にする作品は異世界人が現実世界に適応しようとするためこちらの土俵に合わせてくれているからと思われる。別作品だが「はたらく魔王さま!」とかが好きな理由もおそらく同じ。
本作品もオニという敵が存在するが、戦闘シーンは愛知県内や三重県内などの現実にある場所がほとんどである。

2.ストーリーが勧善懲悪でわかりやすい
これは上記と重複する部分もあるが、複雑な設定はあまりなく勧善懲悪でわかりやすく特にニチアサが好きな人には是非ともオススメしたい作品である。第5話や第8話はちょっと重い話だがニチアサにはよくあること

3.途中から声優陣に親近感が沸いた
これに関してはアニメの内容ではないがあわせて記載しておく。東海エリアでの積極的な宣伝活動により、気づけばこちらが勝手に宣伝大使みたいになってた。上記には記載していないが、街の至る所でサイン入りポスターが貼られていた。春子役の落合女史は彼女の地元に最近オープンした大型商業施設に行ったことがないと話していたが、その大型商業施設に翌週行くと彼女たちのサイン入りポスターが貼られていた。仕事が早い

4.東海エリアを舞台にしているが、それに頼り切らない
東海エリアを舞台にしているアニメでは「八十亀ちゃんかんさつにっき」という作品があるが、こちらは東海エリアのあるあるネタを取り扱う作品。ちなみに本作品の最終話にも登場する。
一方本作品はしるこサンドやオカザえもんが登場するなどご当地ネタもあるが本筋のストーリーがあくまでメイン。八十亀ちゃんと同じ路線の作品だったら観ていなかったかもしれない。

しかし懸念している点もある。続編はあるのか?という点とシキザクラに出演した声優の今後は?という点だ。

まず、続編は東海エリア発のアニメプロジェクトとしては決まっていないのが現状である。本作品のクオリティであれば第2弾も早急に期待していたいところだが、アニメ制作は簡単にできるものではないためこちらは当面先の話になるだろう。
一方でシキザクラは「ヒーローショー」という形で2022年以降も続いていく。アニメの終わり方が綺麗だったので続編はなかなか厳しいとは思っていたが、この形であれば更なる新規顧客を見込むことができる。

また、出演声優の今後についてだが、ヨースケ氏の事務所に残る声優については声優以外の仕事にも比重を置くことになると思われる。
先日、ラグビートップリーグ「リーグワン」の「トヨタヴェルブリッツ」のアシスタントMCを逢花役の茉白実歩女史が担当することが発表された。前述の通り中元氏はスポーツチームのMCを担当されているがそれに続く形となった。

なお、アニメ「シキザクラ」は2022年1月6日頃まで各種配信サイトで第1話から最終話まで無料公開されている。この記事を見て気になった方はお正月休みの間にご覧いただければと思う。