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信頼を掴み取るということ

ここ数ヶ月忙しかったので久しぶりの投稿。

最近こんなインタビュー記事を見た。

上記はアニメーション監督の川口敬一郎氏のインタビュー記事である。
監督としては「ハヤテのごとく!」や「SKET DANCE」などを担当されている。
2020年秋クールでは「シャドウバース」、「おちこぼれフルーツタルト」、「ひぐらしのなく頃に 業」の3作品を担当されている。その中でも今回の記事は「おちこぼれフルーツタルト」に関するインタビュー記事となる。
この記事の中の4ページにこんな記事があった。

――穂歩役の日笠陽子さんや乙役の堀江由衣さんについてはいかがですか?
川口:穂歩は決め打ちでした。フルーツタルトの5人は比較的若手の方で固めることは当初から決まっていたのですが、そうなると毎回登場して教えたりしてくれる人が必要だと思って。
そうしたら以前、『フレームアームズ・ガール』に出演してもらった時も同じような状況で、おもしろい芝居をしてくれた日笠さんの名前が挙がったんです。日笠さんならみんなを引っ張ってくれるだろうという信頼の元、お願いすることになりました。

前述の通り、川口監督と日笠陽子は以前に「フレームアームズ・ガール」という作品で一緒になっている。本作品では日笠演じるあおの元にフレームアームズ・ガールが続々と届き、彼女達との交流を描いた作品である。フレームアームズ・ガール達の声優は若手声優が担当している。

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一方「おちこぼれフルーツタルト」では主人公の女の子が上京してアイドルを目指す作品であり、日笠演じる穂歩はアイドル事務所のマネージャー役にて出演。他のアイドル候補達は若手声優が担当している。

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川口監督は「フレームアームズ・ガール」での演技とムードメーカーとしての実力を評価し今回の「おちこぼれフルーツタルト」で起用したことを明言している。
信頼を掴み取ることは日常の社会でも大事なことでもあり、これは私が日笠を応援している理由の一つである。推しが純粋に評価されるのは嬉しい話である。

そんな日笠だが、9月17日にとある出来事によってTwitterのトレンド入りを果たす。

なんと令和版のアニメシャーマンキングで麻倉葉役に抜擢されたのだ。
平成版のアニメシャーマンキングでは麻倉葉役を担当された声優は佐藤ゆうこ氏であった。私も本作品は夕方に視聴しており、佐藤女史のいい意味で気の抜けた演技に魅了された一人であった。
そのため、大役を勝ち取った嬉しさ半面複雑な気持ちもあった。実際Twitterでも賛否両論といった感じであった。

ここで気になるのは本人の心境であるが、「日笠・日高のお日様ぐみ!」第72回にて本件について発言しているのでこちらを確認していただきたい。こちらは11月25日までは無料、以降は有料となる。

来年の春、佐藤女史とは異なる新たな「麻倉葉」を愛してもらえるか。信頼を掴み取れるか。日笠陽子の新たな挑戦に期待したい。