初めて書いたブログ記事を公開します

ブログ初心者の方向けに、一応ブログで生計を立てている人間が最初はどんな記事を書いてたんだ?というのを知りたいかもしれないと思い、一発目の記事をアップしてみます。

現在の自分のブログでは非公開にしていますが、ガチで最初の最初に書いた記事です。リライトなども多少しているのですが、なるべく公開当初のものをコピペしました。

タイトルは「脱・自称イクメン! イクメンを定義しよう」というものでした。

自分の書いた記事なので難しいんですが、なるべく客観的に評価すると、

・「イクメン 定義」というキーワードを狙って書いたらしいのですが、このワードは検索ボリュームが月間数十程度あります。きちんとワードを狙えているのは評価できます。

・タイトルがいまいちなので、たぶん誰からも読まれません。

・見出しもいまいちなのでSEO弱いです。

・内容は、まあまあいいんじゃないかなと思えます。

・所々、文章の繋がりがいまいちですが、言葉使いが非常に丁寧で、人に何か伝えようという気持ちが感じられます。非常に好感が持てますね。

でもこの記事を読んで、ブロガーになれるとは思えないですね。めっちゃ努力が必要だと思います。

それこそ睡眠時間を削って、毎日2時半とかに起きて作業するくらい気合がいるんじゃないでしょうかね。


といったレベル感です。参考にどうぞ!


脱・自称イクメン! イクメンを定義しよう


パパ側はイクメンだと自負しているけど、ママからは不満を抱かれている「自称イクメン」。イクメンという言葉が生まれてからほぼ同時に、この言葉も生まれ、世のママたちをイライラさせています。


なぜ、パパたちは自称イクメンになってしまうのか?それは、イクメンの定義が曖昧だからに他なりません。


ここでは、イクメンを定義することで自称イクメンを脱却することを考えます。


公式としてのイクメンの定義

イクメンは当然、「育児をするメンズ」のことですが、公式には、以下のような定義です。


イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。
または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。

引用元:イクメンプロジェクトより


この定義、「どこまでやればイクメンか?」という基準がわからない、かなり曖昧なものですよね。とにかく少しでも育児をし、育児を楽しみ、それによって自分が少しでも成長できたなら、イクメンということになってしまいます。


これによって、イクメンという言葉だけが独り歩きして、自称イクメンがあっという間に生まれてしまったのです。


どこまでやればイクメンなのか

なぜこんな曖昧な定義になってしまうのかというと、理由は二つあります。それぞれ、見ていきます。


とにかくハードルを下げて、少しでもイクメンを増やしたい

「イクメン」は、厚生労働省が流行らせた言葉です。この言葉ができた背景には、男性が育児休暇を取るのが当たり前の世の中にしたいというものがあります。


たとえばイクメンという言葉ができる前は、


パパ「課長、育児休暇取りたいんですけど~」

課長「男が育児休暇?あほか」


となっていたところを、


パパ「課長、育児休暇取りたいんですけど~」

課長「男が育児休暇?あ~イクメンってやつか」


まずはこういう風土を作りたいということです。


言葉はかなり定着してきていますので、男性が育児休暇を取りたいといったときに、社会的には「イエス」、「ん~まあ、イエス」と言える環境になってきていると思います。


あとは、その代償として生まれてしまった自称イクメンを、本物のイクメンに変えることで、家庭的に「イエス」と言える環境にしたいところです。


明確な定義はできない

実は、どこまでやればイクメンか?は明確に定義できないのです。なぜなら、各家庭の状況によって答えが違ってくるからです。


どういうことかというと、たとえば、以下二人を見てみましょう。どちらがイクメンレベルが上でしょうか?


Aさん

平日はほとんど育児や家事はしてない。土日は休みなので、基本的な家事はやって、ママが育児に専念できるようにしている。育児家事に割り当てる時間の比率は、パパ2:ママ8くらい。


Bさん

平日・土日とも妻と家事・育児分担をしている。育児家事に割り当てる時間は、だいたいパパ4:ママ6くらい。

こなしている分量から、答えはBさんでしょうか?家庭の状況によって、どちらがイクメンかは変わりますよね?


Aさんが、Aさんママと同じ程度の勤務時間で同じくらいの収入だったとしたら、Aさんはたいしてイクメンじゃないなと思います。Aさんママが専業主婦だったとしたら、イクメンの鑑といっても過言でないかもしれません。


Bさんは、かなり頑張っていると思いますが、実はBさんママからすると、パパ5:ママ5にすべき、まだまだイクメンじゃないな。と思っているかもしれません。


ただし、Aさんママが、Aさんのことをイクメンだと思っていれば、Aさんはイクメンです。そして、Aさんママは、Bさんがイクメンかどうかを判断することはできません。また、Bさんがイクメンかどうかを決めるのは、Bさん妻だけです。


じゃあどう定義するか

これらを踏まえて、イクメンとは、以下のように定義すべきだと考えます。


イクメンとは、ママの満足度を十分に得る程度に育児をするメンズのこと。


イクメンは自称できるものではないのです。ママから初めて「うちの旦那はイクメンで…」というべきものです。


各家庭でイクメンを定義する

各家庭で定義が異なると書きましたが、じゃあパパが目指すべきイクメンをどのように決めたらいいのでしょうか。答えは簡単です。


定義を自分たちで(各家庭で)決めればよいのです。


僕はこのブログを始める前に、妻に「僕のイクメンとしての満足度ってどれくらい?」と聞きました。正直にいうと、ほぼ100%だと思っていました。答えは、残念ながら「80~90%」でした。


じゃあ残りの10~20%は何かというと、

・洗濯物の畳み方がきれいじゃない

・食器類を洗ったあと、棚にしまわない(水切り籠に入れっぱなし)

・料理のレパートリーが少ない


上2つは、僕ははっきり言って、どうでもいいと思っているんです。だって、洗濯物なんてすぐ使うんだから、畳み方なんてどうでもよくないですか?食器だって、次の食事ですぐ使うんだから、棚にしまったら取り出すのがめんどくさくないですか?


合理的だと自分では思っているんですが、妻からすると、どうしても譲れない部分で、こだわりだったのです。整った洗濯物や、何も乗っていない水切り籠を見ると気分がいいそうです。


結果として、最近の僕は上2つを意識して家事をするようになり、現在も継続中です。料理のレパートリーは、とりあえずうちの家ではあまり出たことないものに挑戦したりしました。


妻と話をすることで、妻の満足度がわかりました。また、まだ妻の求めるイクメンレベルには達しておらず、自称イクメンだということもわかりました。ですが、自分のイクメンレベルを上げることにはつながりました。


たぶん、イクメンをやっていると、ママから家事・育児についてその都度お叱りを受けることがあると思います。その場では、注意されて是正しても、作業しながらやっているので、どうしても頭の中に残らず、また繰り返してしまうということになります。


一度落ち着いて、あらためて話をしてみることをお勧めします。ママ側としても、イクメンレベルを上げるチャンスです。こうしてほしい、ああしてほしい、なぜそれが嫌なのか、なぜそれが良いのか、伝える時間を作りましょう。


それから、子供の成長とともに、定義も、やってほしいことも、変わってくるはずです。定期的に、各家庭でのイクメンの定義を確認しましょう。


まとめ

今回は自称イクメンを脱却するために、どこまでやればイクメンか、ということについて考え、以下のように定義しました。


イクメンとは、ママの満足度を十分に得る程度に育児をするメンズのこと。


各家庭でイクメンとはどういうものか異なるので、定義決めは難しいのですが、逆に言えばどのように定義しても良いのです。自分たちだけのイクメン像を決め、それに向かって邁進していきましょう。


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