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9/15 永山ホビーキッチンの様子と、10月のお知らせ

こんばんは。朝晩は急に涼しくなってきた旭川ですが、皆様のお住いの地域はいかがでしょうか。

昨日2024/9/15、第9回永山ホビーキッチン活動日でした。
総勢31名が永山住民センターに集まり、久しぶりの再会を楽しみながら、いつも通り調理をしつつ遊びつつ過ごしました。僕(浅利)が印象に残ったことをいくつかご紹介いたします。

●高校生1年生のボランティアさんが足を運んでくださりました。社協さんにボランティア登録をして間もないということで、とっても緊張した面持ちで来てくださいました。ここ最近、ボランティアさんには「ご希望されないことは、お手伝いしなくていいです」「疲れたり、都合が悪くなったりしたら、休んだり途中で帰ったりしてもいいです」などなど…とにかく身も心も自由にして活動していただきたい!という意味合いの文章をお渡ししています。ボランティア経験について伺うと「今回が初めてなんです」と目を泳がせて話されていました。不安で一杯にもかかわらず、ここの場を選んで来てくれただけでも感謝です。それも3連休の間にです!
最初はソワソワとした感じだったのですが、体育館で段ボールやボール遊びに取り掛かると、次第に身体がほぐれ、心もほぐれ。ちょこちょこ心配して様子を見に行きましたが、「楽しいです!」と両親指を立てて見せてくれていました。子ども達が常に周りに集まっていて、あっという間に「頼れるお姉さん」になっていました。こういう風景を見たくて始めた活動なので、僕も嬉しい限りです。ありがとうございました!また来てくれるといいな…

レゴでつくった作品を「撮って」と言われ、撮影。
そのうちに「俺が作ったんだー!」とご本人も写り込んでいました。
真剣な遊びには、御本人の魂みたいなものがこもっているんだなーと感じます。
尚、作品名は「7号」か「ゴムポン」だったとか(スタッフ談)

●近隣に住むおばあちゃんが、今回も遊びに来てくださいました。僕たちが活動を始めたのは今年2月頃のことですが、別の活動で住民センターを訪問されたおばあちゃん、珍しく館内からいいにおいがすると気になり、僕たちの存在を知ったそうです。ただ、「こども食堂」と謳う空間に馴染みが無く、「入ってもよさそうだけど、本当にいいの?」と数カ月間勇気が持てず。悩み続けて先月の8月活動時、ついに飛び込んでみたところ「あらすごく楽しいわね」とリピートしてくださったのだそうです。
沢山おしゃべりし、ご飯を食べたら帰られてしまいましたが、また次回楽しみにしてるわねとお帰りになっています。

どうしても、こども食堂というスタイルにより、「自分が行くところじゃない」と思ってしまう方も多いと思います。僕はこども食堂ではなく、子どもが自由に遊べる場所が欲しい、居場所づくりがしたいと思ってこの活動を始めました。こども食堂は、助成金の募集が多くあったことをいいことに、「こども食堂」に「こどもの遊び場」という機能をくっつけて、居場所となるような環境を作ろうと試行錯誤しております。月1回の開催で居場所と言えるのかは分かりませんが、「また今度来るねー」と言い合えるのは、その人たちが居場所と思えるからだと、今は信じております。

先月のミニ四駆大会で優勝した男の子。優勝景品のミニ四駆を今回組み立てて参戦しましたが、高校生のお姉さんに敗北…こらえるような唸り声をあげて泣く姿が、お母さんには「いつもの泣き方じゃない」と思われたそうです。今日はきっと、少し成長した日になったはず。

●来月の永山ホビーキッチンは10/20を予定していましたが…唐突にSTVから「旭川農業高校さんと一緒にカレーを作り、食べる様子を取材したい」と話をいただきました。旭川農業高校は同じ永山に立地する…のですが、僕たちの活動する住民センターとでは、それぞれ西と東の端。子ども目線でみると、歩いて行ける場所ではないですし、活動に来ていた人がいるわけでもなく、見知った場所でもありません。農業高校の窓口:愛澤先生と何度か互いの悩みを話し合い、そうするうちに意気投合してしまい、今後も一緒に活動することを考えて先ずは今回9/15の活動に遊びに行きますよ!となりました。誠実な先生と、明るい高校3年生が3名来てくださり、なんと学校の授業で「こども食堂に行くなら、こども達にお菓子を作って持っていこう」との発案で素敵なお菓子を沢山持ってきてくださいました!
10/19まで暫く時間はありますが、テレビが関わっているため様々な制約があります。打ち合わせも多く、当日まで気が抜けないなと感じていますが…農業高校の先生・生徒さんの存在はとっても心強いなと感じています。これからもよろしくお願いします!

ひもで卵を切る作業を、小学生の女の子と農業高校のお二方が協力して行います。
沢山できたゆで卵。数をこなすごとに、何となく3人の表情も自然体に。尚、こちらのお兄さんは卵の前に餃子を包まれており、その手際の良さによって一時会場が沸いておりました。

●初参加のお母さんと5歳の男の子が、自転車に乗って遊びに来てくれました。ミニ四駆で少し遊んだ頃、お昼ご飯の時間に。さあ食べようか!と呼びかけにいくと…あれれ、玄関で外靴履こうとしてる?
「もう帰る!」と男の子。「大好きなカレーがでるよ、食べていこうよ」とお母さん。親子の様子を見守っていると、男の子は無事外靴を履き切り、その表情は嬉しそう。お母さんもあまり引き止めず、「また今度チャレンジしにきます」と外へ。ヘルメットをつけ、自転車にまたがった男の子はニコニコしており、僕が手を振ると元気に振り返してくれました。

これから楽しくなるところなのに…という気持ちもありましたが、初めての参加。若干5歳。知らない人ばかりだったもんね。帰りたくもなるかもしれません。今日ここまで足を運んでくれてありがとうと思いながら見送らせていただきました。また近いうちに会えたらいいなと思っています。

「体育館に段ボールが沢山、ガムテープも沢山、荷造り紐がちょっとあります。さあ、何する?」
こちらは定番のお家づくりですが、囲った後に手をつけたのは「トイレットペーパー」(赤い発泡棒)。トイレ大事!

※次回の活動日は、予定変更となり10/19(土)となります。10/20(日)の活動はありません。
詳しくは以下チラシ内容をご確認ください。


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