セカンドオピニオン
セカンドオピニオンの重要性は過去に経験しています。
そのときの話は、「痔になったのか」に記録していますのでご興味のある方はご覧ください。
2021年8月23日
日本医科大学多摩永山病院の診断とその経緯に不満と不安を抱いた私は、セカンドオピニオンとして北里大学病院に行くことを決意しました。
予約のために電話をし、経緯を説明しました。
総合の電話窓口からどの科に繋げば良いのかを聞かれて、一般・消化器外科に電話を繋いでいただきました。
痔ろうの疑いがあるといいましたが、痔は担当外だと言われました。
日本医科大学多摩永山病院では大腸外科で見ていただいていた旨を伝えると、消化器外科につなぎますと仰いました。
消化器外科の消化器外科担当看護師の方が電話に出られました。
今までの経緯をお伝えすると、日本医科大学多摩永山病院に紹介状を書いてもらうように指示されました。
私はそれは難しいのではないかと思いました。
日本医科大学多摩永山病院には、また気になる事があったらいつでもくるように言われていました。
他の病院に行きたいといったらへそを曲げるのではないかと思ったのです。
しかし、日本医科大学多摩永山病院での診察内容がわかった方がいいので、紹介状を書いていただき持ってくるように北里大学病院の看護師に言われました。
日医大に電話して、外科受付の小田さんに説明しました。
セカンドオピニオンとして他の病院にかかりたいとは、言い出せなかったので勤め先に近い北里大学病院に通いたいので紹介状を書いてほしいと方便を使いました。
小田さんは、丸山先生に頼んでみますがいつになるかはわかりません。
2~3週間はかかりますが良いですか?と仰いました。
それでもお願いしますと依頼をしました。
もし何週間かかっても連絡がなかったら、もう一度依頼してくださいとも言われました。
約10日ほどして小田さんから連絡があり、すぐに紹介状を取りに行きました。
日医大に北里大学病院の紹介状を書いていただくことが出来ました。
やっと北里大学病院に行く日が決まる
2021年9月21日
消化器外科担当看護師 ながいさんに事前に電話をして、紹介状を持っていく日が決まりました。
正面右 外科総合外来 窓口で
「消化器外科 大腸チームに見てもらいたい」旨を伝えるように言われました。
やっと北里大学病院に行くことが出来ました。
私は妻とともに北里大学病院に日医大の紹介状をもって訪問しました。
北里大学病院は昔と違い新しい病院に建て変わっていました。
私は臆病なので、一人で大きな病院に行けません。
いつも妻に付き添ってもらいます。
今回も北里大学病院には妻と行きました。
とてもきれいな近代的な病院になっていました。
総合の窓口に紹介状を持っている事と電話で詳細は消化器外科担当看護師 ながいさんに伝えていることと、紹介状の他に患部の画像をCDROMでもらっている事を告げました。
すぐに2階の消化器外科の受付に行くように言われ、そこで小一時間待たされました。
看護師さんの説明では、日医大の紹介状には皮膚膿瘍と診断されているので、消化器外科 大腸チームが見るのが良いか皮膚科が見るのが良いのか協議しているので少し待ってくださいと言われました。
皮膚科が見ることになり、階を変えて別の受付に行くように指示されました。
皮膚科の診断
皮膚科の先生に見ていただきました。
日医大の先生は膿瘍の疑いと診断しているが、見たところ粉瘤ではないかと思う。
出てくる膿は、臭くないですか?
と確認されるが、いえそれほど悪臭はしませんと返答しました。
超音波検査で見てみましょう。
別の検査室に行き専門医師に超音波で検査をしていただきました。
超音波でお尻の付け根から肛門のあたりの検査していただきました。
血液検査もして、再び皮膚科の先生に診断結果を聞きに伺います。
超音波検査の結果粉瘤ではない、痔ろうだろうという事になりました。
再び階を変えて消化器外科 大腸チームに見ていただくことになりました。
消化器外科の診断
消化器外科の診察で、私は事の経緯を先生に一から話しました。
昔、群発頭痛だったときにすぐに診断をしていただき処方された薬で助かった話など、昔の話、思いの丈を伝えました。
先生は若い先生で、後に大腸チームの先生ではないことがわかるのですが、良く私の話を聞いてくれました。
話をじっくり聞いてくれるだけでもう安心してしまいました。
精密検査をすることになりました。
2021年9月27日 臀部CT検査
2021年10月11日 臀部MRI検査
北里大学病院のその先生は、精密検査の結果良性の痔ろうであった場合北里大学病院は専門ではないので他の病院を紹介することになりますがよろしいですかと念押しされました。
痔ろうは、良性なんだとそのとき気がつきました。
痔ろうはやっかいだと思っていましたが、癌だと死ぬかもしれないが痔ろうだと死なないだろうと思い少し気が楽になりました。
長い道のりでした。
2021年5月からですので、5ヶ月かかっています。
それでも北里大学病院は私の命を救ってくれた病院ですから、やっとハッキリすると言う気持ちで気分は晴れやかになりました。
最初の佐々部医院の診断は正しかったようです。
佐々部医院が、私の希望通り北里大学病院に紹介状を書いてくれていれば、時間とお金を浪費することがなかったのにという思いもありますが、言っても仕方ないことです。
北里大学病院に正しい診断をしていただき方針を決めたいと考えています。
「北里大学病院 消化器外科 大腸チーム」に続きます。
励みになります。