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医総会マンガを終えて

2023年4月15日〜23日に開催された第31回日本医学会総会の一般向けイベント、博覧会・オンライン博覧会の広報をお手伝いすることになり、2022年12月から広報のための「医総会マンガ」を描いていました。
週に1回Twitterに数ページupする形で公開し、会期前の15回目投稿を持って無事に終了いたしました。

学会の一般向け広報を漫画でするという、おそらく前代未聞の試みをすることになりました。
しかも4年に一度の日本医学会総会博覧会という医学のイベントとしては日本最大規模のもので、いきなり大舞台に関わることになりました。もっともその大舞台具合が当初まったくわかっていなかったのですが…
気軽に受けた当時の自分に「待てよく考えろ」と言いたい笑

方向性も予定もよくわからず前例もないまま、毎週うんうん唸りつつ作ってきましたが、驚くほど多くの人に読んでいただくことができ、嬉しく思っています。
Twitter上で多く読んでいただくだけに留まらず、Pixiv2023/2月例賞の優秀賞受賞、Toggeter1位、Twitterトレンドワード、多くのネットニュースからの取材など、様々な形で話題にしていただけました。

最初は公式アカウントのフォロワー数や動画の再生数も軒並み2桁ほどで、正直「どうしたらいいんだ…」と頭を悩ませました;
WGの先生方は最初気軽に4コマのようなものを想定されていたようなのですが、私が凝り性なこともあり毎回2〜4Pぐらいで描いていく形式に落ち着きました。
途中、頑張り過ぎたな…と思わないこともありませんでしたが…笑
ページ数が多くなると描くのがきついvs伝える内容の情報量がやたら多い、の葛藤で毎回ぎゅうぎゅうな内容になりましたが、漫画としてなるべく面白いものにしようと工夫しつつ、読んでいただけるように心がけてきました。あとは、医総会の委員やWG委員ではなく部外者の立場として気楽に描けたことがよかったのかと思います。
外からの目線による率直なレポ漫画、という形態を最初に提示していただけて感謝しています。
好きに描いて欲しい、というお言葉はその通りで毎回好き放題(若干心配になるぐらい)描かせていただきました。その結果、医者の集団による催しという特殊なイベントにも関わらず、見ていただいた方々から非常に好意的な反応をいただくことができ大変ありがたく思っています。

また私の広報漫画は紹介する対象ありきの仕事で、基本的に博覧会のコンテンツへの橋渡しに過ぎません。
ここまで広報の漫画が広く読んでいただけたのは、やはり本体のイベントである医総会博覧会の内容が豪華なものであったからです。(本当に豪華) ここまで力の入ったせっかくのイベントコンテンツを広く知ってもらわないのは非常にもったいない、ということで自分にも少しはどうにかならないかと思った節もあります。
広く読んでいただけるようになった結果、長年悩んでいた持病に関する動画やコンテンツに漫画を経由することで辿り着けたというありがたいメッセージをいただくことも多々ありました。
普段医療コンテンツに触れる機会のない方々へ情報を届けることができたのであれば、医者と漫画家の半端者としてこれほど嬉しいことはありません。
自分にとっても普段接しない分野の展示内容や情報の伝え方等々、勉強になることがたくさんありました。
最初にコミティアでお声かけいただいた爆買神に心から感謝しています笑
手探りで描き続けた漫画が広報としてお役に立つことができたのであれば幸甚です。

以上、日本最大級の一般向け学会イベントの漫画広報を初めて行う、という大変貴重な経験をさせていただいたお話でした。
シンプルな感想としては「大変だったけど面白かった」です笑
医総会展示委員会の先生、オンライン展示WGの先生方、運営の方々、快く漫画に描かせていただいた方、読んでいただいた方、RT等拡散にご協力いただいた方、たくさんの方々に協力していただきました。
本当にありがとうございました。
最後に第31回日本医学会総会・博覧会・オンライン博覧会の成功をお祝いし、広報のお手伝いを終えさせていただきます。

永田礼路



追記

ちなみに医総会きっかけにフォローしていただいた方がたくさんいらして、既刊の漫画がたくさん売れました🙏 ありがとうございます!
螺旋じかけの海の5巻を昨年秋頃から作っていたのですが、今年夏頃の完成(予定)までファンサービス的に表に出せる漫画もないし、宣伝のしようもないな…と困り気味だったので、医総会広報の仕事をさせていただいたのは予想外ではあったものの、結果として私にとっても助かるお話しとなりました。
医総会広報の漫画は終了しましたが、もし普段永田の描いている漫画でお気に召すものがありましたら、引き続きご贔屓いただければ幸いです。

Thank you!