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進学も選べる「特別支援」

ぐるんぱの学習サポートに通ってくる子どもたちの多くが、地域の学校に通い、いわゆる「支援級」に在籍し特定の教科だけ「交流級」で学習するというスタイルで学校生活を送っています。
(「学習サポート」になると特別支援学校に在籍する児童は「学習サポート」よりも「プール」に通ってくることが多くなります)

この支援級で一定の配慮や支援を受けながら学校生活をしていて、課題になるのが進学です。
学習の進捗具合も交流級とは異なり、実学年相当の学習でない子も少なくありません。

いつ、どのタイミングで「交流級」の方に転籍するのか?転籍して子ども自身が対応できるのか?

家族としては気になることです。

学習が遅れると当然受験に間に合わない、ということが中学生にもなると深刻化してきます。
深刻化というか家族も本人も不安が膨らむのです。

「特別支援を受けてきたのに…」という感じも湧くのでしょう。

特別支援は本人の特性や様子に合わせて行っていくものですが、往々にして「ゆっくり」になりがちです。

「ゆっくり」も手立ての一つで大切です。

「ゆっくり」でいいと個人的には思いますが、多くの場合、「ゆっくり」からオーソドックスなペースへの移行がとっても難しいというのも僕は感じています。

学習の進捗の開き、本人の心持ち、その両面においてです。


もし普通高校などへの進学を考えているのであれば「いずれは」オーソドックスなペースへ合流することを目指そうということをどこかのタイミングで(そのタイミングもまた難しいですよね^^;)伝える必要もあります。

急に「来年度から」と言われてもポキッとおれちゃうことになりかねないです。

今年度は、こういう問題にたくさん出会った気がします。

ぐるんぱとしてどんな伴奏をするか…そのたびに深く考えます。

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