![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96079284/rectangle_large_type_2_1515a90646338d2067aa4ab40b4670d4.png?width=1200)
進学も選べる「特別支援」
ぐるんぱの学習サポートに通ってくる子どもたちの多くが、地域の学校に通い、いわゆる「支援級」に在籍し特定の教科だけ「交流級」で学習するというスタイルで学校生活を送っています。
(「学習サポート」になると特別支援学校に在籍する児童は「学習サポート」よりも「プール」に通ってくることが多くなります)
この支援級で一定の配慮や支援を受けながら学校生活をしていて、課題になるのが進学です。
学習の進捗具合も交流級とは異なり、実学年相当の学習でない子も少なくありません。
いつ、どのタイミングで「交流級」の方に転籍するのか?転籍して子ども自身が対応できるのか?
家族としては気になることです。
学習が遅れると当然受験に間に合わない、ということが中学生にもなると深刻化してきます。
深刻化というか家族も本人も不安が膨らむのです。
「特別支援を受けてきたのに…」という感じも湧くのでしょう。
特別支援は本人の特性や様子に合わせて行っていくものですが、往々にして「ゆっくり」になりがちです。
「ゆっくり」も手立ての一つで大切です。
「ゆっくり」でいいと個人的には思いますが、多くの場合、「ゆっくり」からオーソドックスなペースへの移行がとっても難しいというのも僕は感じています。
学習の進捗の開き、本人の心持ち、その両面においてです。
もし普通高校などへの進学を考えているのであれば「いずれは」オーソドックスなペースへ合流することを目指そうということをどこかのタイミングで(そのタイミングもまた難しいですよね^^;)伝える必要もあります。
急に「来年度から」と言われてもポキッとおれちゃうことになりかねないです。
今年度は、こういう問題にたくさん出会った気がします。
ぐるんぱとしてどんな伴奏をするか…そのたびに深く考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?